2017年04月09日

マッサージ探偵ジョーの脚本監修は恩師でした

土曜ドラマ24マッサージ探偵ジョーというテレビ東京の番組をみて驚きました。テロップの脚本監修とマッサージ監修に私が非常勤講師をしている東京衛生学園の4人の先生の名前がのっています。しかも1人は私の恩師の兵頭明先生。東洋医学の啓もう活動のため意外なところで活躍されていました。
主演はジャニーズの中丸雄一さん、人間嫌いの出張マッサージ師・ジョー(中丸雄一)は、体に触れれば全てがわかる卓越した能力の持ち主、というのが番組の設定です。
「人間嫌いが なぜマッサージ師という人に直接かかわる仕事につくのよ」と妻が笑うのに対し、「いや人付き合いが苦手な人は この業界のとくに学生には結構いる」と私は答えました。
自信がなくて、人付き合いは苦手、でも心優しく人に感謝される仕事をしたい、そしてお金儲けにはあまり興味ないという学生は鍼灸師やマッサージ師の学校に結構 いらっしゃいます。このドラマの脚本家はそのあたりの業界の事情をよくわかっていらっしゃるようです。
自信のない学生さんや経験の浅い鍼灸師やマッサージ師のみなさんは、とにかく治療経験をつんでください。患者さんを治すという成功体験を積み重ねてください。おのずと自信がついてきますよ。
関西中医鍼灸研究会の世話人の私がいうのもおかしいのですが、研究会や勉強会に出るだけでは自信はつきません、やはり実際の臨床経験が大切です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mt_jyo/
IMG_0134.JPG
posted by ゆい at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月02日

医道の日本4月号に載りました

専門家 鍼灸学校学生のみなさまへ

東洋医学、鍼灸マッサージの専門誌 医道の日本4月号の特集 季節の病 春愁編に拙文 「春に多発する症状とその治療」が掲載されました。みなさま どうぞ書店でお求めください。

◆じつは略歴のところでAのように書いたのを編集部がBのように短く直していました。校正の時にうっかり気が付かなかったのですが、鍼灸の「手技」に対するニュアンスが微妙に違っていました。

A.文革期の中国針灸はり麻酔等から学び始め、中医学に出会う。手技重視、鍼中心から関西の気候文化風土に適合した中医学的鍼灸をめざすようになる。実践の中で理論を検証、再構築する現場主義者。灸法を多用する街の治療家です。

B.手技を重視し、関西の気候文化風土に適合した中医学的鍼灸を目指し灸法を多用する。

◆メジャーな雑誌ですから 編集部はいろいろ気を使っています。

肝欝気滞による足の冷えの治療法をいくつか書いているのですが、「足の井穴から刺絡」という表現は「足の井穴から瘀血処理」という表現に変わっています。

やはり肝欝気滞による足の冷えの治療法のところで以下の一文は編集部と相談してまるまる削除しました。

足の井穴に火針 これは刺さない接触針です。足の井穴に米粒大または半米粒大の直接灸と同様の効果があります。治療時間も短くてすみます。

◆春の治療の要点をいろいろ書き、以下のように結んでいます。どうぞ書店でお求めください。

開業鍼灸師は一回一回が真剣勝負である。気候と患者の今日の状態に注意を払い、加減をすることが必要である。特に春はそれらが目まぐるしく変化するため、その変化にうまく合わせるのが治療効果を上げることになり、また治療の面白さでもある。
筆者は化熱化火の一歩手前まで温陽、通陽することが治療効果を上げる方法と考えている。

IMG_0183.JPGIMG_0184.JPGIMG_0185.JPG
posted by ゆい at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年03月08日

「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書

結(ゆい)鍼灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。3月7日の日経新聞朝刊に「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書 という記事が載りました。

☆「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書

記事を要約すると以下のようになります。以下 要約

 厚生労働省の有識者委員会は6日、軽い風邪や下痢の患者に対する抗生物質(抗菌薬)の投与を控えるよう呼びかける手引書をまとめた。抗生物質を使いすぎると薬剤耐性菌が増え、治療に有効な抗生物質が将来なくなる事態が懸念されているため。
 一般的な風邪の原因となるウイルスには抗生物質が効かないことから、「投与を行わないことを推奨する」とした。
 一方、ふだんより排便回数が1日3回以上増える急性下痢症は、ウイルス性、細菌性にかかわらず自然と良くなることが多い。そのため安易に抗生物質を使わないよう呼びかけている。厚労省によると、薬剤耐性菌への対策を取らなければ、2050年には同菌によって世界で年1千万人が亡くなるとの推計もある。要約以上

今度こそ医療機関の取り組みが変わっていただくことを期待しています。「医師が患者に説明する際に抗生物質は効かないと告げた上で、症状が悪化する場合は再受診するよう指示しておく」とまで書かれるそうですから。
2003年にも日本感染症学会のガイドラインで抗生物質「無効」と書かれてもほとんど変化はありませんでした。薬剤耐性菌の脅威が増大しているのは間違いありません。抗生物質が効かない時は、免疫力を高めるお灸の出番ですが、やっぱり抗生物質は効くほうがいいのです。
お灸については以下をご覧ください。

▼結核と闘うお灸、モクサアフリカの挑戦
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_karakuchi/entry_1231/

風邪に抗生物質が効かないという話は今までもいろいろ書いてきました。以下からどうぞ。

▼不思議な国の不思議なかぜの治し方 2002年
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1007/

▼風邪に抗生物質「無効」やっと指針 2003年
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1008/

▼針灸の治療と風邪薬(総合感冒薬)の治療の違い 2000年頃
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1002/
日経新聞の記事の写真です。
170308kaze.JPG
◆スギ花粉が飛んでいます。花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。  
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

◆関西中医研のお知らせ(治療家、鍼灸専門学校向け)

3月11日(土) 18時〜21時 今週土曜です!事前申し込みは不要です。
☆早川会員の講義と実技

西洋医学における腰痛のEBM 腰痛へのトリガーポイント・アプローチ 経絡弁証
による腰痛という3つの観点からの現代の腰痛治療

《場所》大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5F) 第4研修室
  電話06−6345−5000
最寄り駅 JR東西線・北新地駅、JR・大阪駅 地下鉄・西梅田・梅田・東梅田

2017年03月06日

耳管開放症と肩こりがいっしょに治りました

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。肩こりをとるのでなく肩のこらない身体にするのが結(ゆい)の治療です。

☆耳管開放症と肩こりがいっしょに治りました

久保(仮名)さんは20代後半の働く女性です。デスクワークをされています。
2週間前に耳の調子が悪くなりました。右耳に圧迫感が出て、しめつけられる感じが出てきました。ふらふらします。耳鼻科に行ったところ聴力も低下していて耳管開放症と診断されました。以前から肩こりもあります。

一度 治療したところ右耳の圧迫感がなくなり、呼吸音が聞こえなくなりました。半月に3回治療したところで、肩こりを含めたいろんな症状が消えました。それから一ヵ月後に来ていただいた時も、肩こりは出なくなっていました。耳鼻科で聴力検査を受けたところ聴力も回復していました。

治療終了後にアンケートをいただきました。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【0】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント

耳の方は完全によくなりました。呼吸音が聞こえることもなく、圧迫感もなく聴力検査では両耳でほぼ同じ結果となりました。
肩こりも思い荷物を一日中持って歩いたりしない限り(普段そんなことはめったにしないです)感じなくなりました。ありがとうございました。

◆自筆アンケートは以下から

170306mimi.JPG
※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。

◆スギ花粉が飛んでいます。花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。  http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

◆関西中医研のお知らせ(治療家、鍼灸専門学校向け)

3月11日(土) 18時〜21時 今週土曜です!事前申し込みは不要です。
☆早川会員の講義と実技

西洋医学における腰痛のEBM 腰痛へのトリガーポイント・アプローチ 経絡弁証
による腰痛という3つの観点からの現代の腰痛治療

《場所》大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5F) 第4研修室
  電話06−6345−5000
最寄り駅 JR東西線・北新地駅、JR・大阪駅 地下鉄・西梅田・梅田・東梅田

2017年02月16日

2月17日金曜はめまいの日になるかも

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。吹田は今日、少しだけ暖かくなっています。明日はもっと暖かくなるようです。

☆2月17日金曜はめまいの日になるかも

急に暖かくなると具合が悪くなる方がいらっしゃいます。春にむけて木の芽がめぶく準備をするように、人の身体の気も動き始めます。人も植物も季節で変化していくのです。このとき気がスムーズに動けばいいのですが、うまくいかない人もいるのです。
明日17日金曜は気温が16度に上がるという予報です。しかも雨で湿度もあがります。
急に気温があがる日は、めまいがおきやすいのです。吐き気、頭痛などもおきやすい日です。寝つきが悪くなりやすく、明け方の4時5時に目が覚めてしまう人もいます。顔は熱っぽいのに足はいつもより冷たく感じたりします。陽気が急に上がる症状を伝統的中医学では肝陽上亢(かんようじょうこう)といいます(肝臓は関係ありません)
17日からのめまいは、自分で頭や首をもんだりしてもよくならないことが多いでしょう。
足を触ってみて冷たくなっている人や足の冷えを感じる人は足湯をしてください。

☆2月18〜19日は痛み、こりの日

16〜17日から動き始めた身体の気が、18日19日の土日の寒さで滞ると今度は痛み、こりに変わります。雨で湿度が上がっているとよけいにこります。こちらはゆっくり入浴したり、ストレッチしたりして気をめぐらせてあげてください。もちろん肝陽上亢も痛み こりも鍼灸がよく効きます。

◆花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

写真は本文と直接の関係はありません。昨年9月に東京で開催された日本中医学会の中のシンポ 「震災 中医学にできること」の写真です。右から2番目 左腕を上げているのが私、一番 左側の女性はともともクリニック、TOMOTOMO(友と共に学ぶ東西医療研修の会)の 木村朗子医師 熊本地震の震災ボランティアのほか2016年7月26日の相模原障害者施設殺傷事件に遭遇した介護スタッフへのボランテイア治療の報告をされていました。 
3人のパネラーの中央は熊本県にある九州看護福祉大学 篠原昭二教授(日本伝統鍼灸学会副会長)です。熊本地震の時 鍼灸で震災ボランティアをされました。
右端の座長は東北大学 関 隆志医師です。
IMG_5605.JPG
posted by ゆい at 17:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月17日

阪神大震災から22年がたちました。

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。阪神大震災から22年がたちました。
無念の思いで亡くなられた犠牲者方々のために、祈りを捧げます。

私は吹田の自宅で地震にあいました。本当にこわかった。
電車が止まっていたため、バイクで結(ゆい)鍼灸院まで通勤。当時の結(ゆい)は老朽化した木造モルタル家屋の1階でした。ぺしゃんこになっている鍼灸院の様子を想像し、「一から出直そう」と自分に言い聞かせながらバイクを走らせました。
幸い鍼灸院はたいした被害もなく、そのまま営業。ラジオから流れてくる報道は被害の大きさを伝えるものでした。いてもたってもいられなくなりボランティアを志願し、やがて組織することになりました。当時の様子は以下からどうぞ
http://www.yuisuita.com/hobby/post/index.php
http://www.yuisuita.com/hobby/

最近は被災地の受け入れ準備ができてからボランティアに行こうというような報道が目立ちますが、行政がボランティアをさばく意欲と能力がない言い訳にすぎません。まあ無理もありません。行政も日頃からギリギリの人数でやっているのですから。

自分でものを考えられる人間なら、被災地でやることはいくらでもあります。社会福祉協議会や行政が受け入れを拒否していても、民間ボランティア組織が受け入れていることは多いのです。インターネットで探してみてください。阪神大震災から22年、民間ボランテイア組織は、地震を初めて経験するお役所よりも、よほどプロの人材が育っています。

昨年の熊本地震の時は、熊本駅に人材派遣のようなボランティアがいたそうです。各所で活動している民間ボランテイアに、ボランティア志願者をつなぐボランティアです。こういったことはテレビでは報道されません。
緊急時に行政のできることには限りがあります。民間ボランティアの活動を制限せず、民間ボランティアに仕事を託すような相互信頼の姿勢が大切だと思っています。

写真は阪神大震災の少し前に購入したモンベルのムーンライトテントに入って遊ぶ20数年ほど前の息子です。熊本地震 鍼灸ボランテイア、チームオレンジが御船町の避難所前に設営した治療用テント 一番手前の黄緑のテントが息子が遊んでいたものです。よくもってくれています。
モンベルは震災のたびごとにアウトドア義援隊を結成し災害支援活動を行なっている企業です。ムーンライトテントとは月明かりの下でも簡単に設営できるテントという意味です。

s18.png

IMG_2938[1].JPG
◆関西中医研のお知らせ

1月21日(土) 18時〜21時
冨田会員の講義と実技「トラウマ、不定愁訴に対する鍼灸治療、EFT」
《場所》大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5F)  第5研修室

◆被災地復興バスツアーの紹介

5月の熊本地震の時に呼びかけた鍼灸ボランテイア、チームオレンジに参加された大分の鍼灸師の方が、被災地復興バスツアーをやります。御朱印帳製作のためのクラウドファンディングは成功したそうです。詳しくは以下からどうぞ。

【モニターツアー募集&御朱印帳予約ページ】
https://peraichi.com/landing_pages/view/f2jf0

posted by ゆい at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記