2017年09月04日

中国 杭州で開催される第5回国際灸法大会で講演します

中国 杭州で開催される第5回国際灸法大会で講演するため9月8日金曜から11日月曜を休ませていただきます。どうかよろしくお願いいたします。

国際灸法大会は世界中医薬学会連合会温灸保健推進委員会主催の大会で灸法の学会とお灸器具等の健康見本市のような要素を兼ね合わせた大会です。昨年は日本からはオムロンも出店していたそうです。今年は6000人が集まります。

日本から講演するのは 私のほかには帝京平成大学の王曉明教授と深谷灸法で有名な福島哲也先生の3人です。
私は「うつ病、パニック障害、双極性障害の治療、督脉と奇経を組み合わせて」という題目でしゃべります。現代社会における督脉通陽法の意義についても強調するつもりです。

じつは 先方の求める水準がわからなかったので「日本での温灸法 現代日本の経験から」というもう少し入門編のものと2つ準備し それぞれ中国語に訳したスライドを2本 送ったところ、今回の題目でやってくれという要請がきました。10日午前に講演します。

中国からは何人もの先生方が登壇されるのですが、日本でも有名なのは石学敏 天津中医薬大学教授です。醒脳開竅法で知られています。
陳日新 江西中医薬大学附属医院教授も日本で「熱敏穴の棒灸療法」等の本が出版されていています。棒灸を使った新しい治療法を提唱されていて、つぼの取り方等が私の考えと同じでした。大体この辺と記載されていた経穴の位置が、時を経る中で固定してしまったことが間違いだったという趣旨の記述が本にあり、反応点の重要性を強調されています。

いろんな灸法が紹介されるでしょうから、しっかり見てきます。

写真は昨年の大会の開会式と私のスライドの表紙です。
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2017年08月23日

吹田で大規模停電

吹田市で本日 早朝から大規模停電が発生しました。
結鍼灸院のある泉町も停電したようです。たまたま今日は水曜で結の定休日のため患者さんたちにご迷惑をおかけすることもなかったのですが、地域のみなさまはずいぶん大変だったことでしょう。明日は定休日第四木曜のため引き続きお休みです。
金曜からは停電でエアコンがとまり、熱中症となり、その後も不調が続く患者さんの治療にあたる可能性大です。
全国的には水道管の老朽化が問題となっているのですが、送電設備の点検も一部には必要なのかもしれません。点検用ロボット開発等の好機にしていただき、危機を飛躍のチャンスにかえていただきたいものです。
停電を報じる朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/articles/ASK8R3K6NK8RPTIL00N.html
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2017年08月20日

耳管開放症? 右耳のつまりと不眠症と右ひざの痛みが治った

今日は40代の男性の耳管開放症もどきが2ヶ月に6回の治療をしたところきれいに治ったお話です。

☆耳管開放症? 右耳のつまりと不眠症と右ひざの痛みが治った

患者さんは40代の社長さんです。5年前にストレスから体調を崩し不安症と診断されました。お父さんから社長を引き継ぎ、ずいぶんがんばりはったようです。不安症は小康状態となったのですが、右耳のつまりが出始めました。耳管開放症でよくみられる自声強調、自分の呼吸音が聞こえるということはありません。耳鼻科で加味帰脾湯(かみきひとう)を処方されていますが一向に改善しません。
不眠症もあって、とくにここ1年は眠れません。のぼせやすく午前4時には目が覚めてしまいます。ここ2週間くらい右耳のつまりと首の右側面のこりが強くなっています。冬に来院されたのですが、寝汗もけっこうあります。
耳周囲の経絡(けいらく)気の流れがつまる肝欝気滞です。首のこりも不眠もそこからきています。寝汗は気滞からの化熱、熱をもつからです。頭はのぼせますが 足は冷えます。上実下虚(じょうじつかきょ)という状態です。気滞からのお腹のはりもあります。一般にはストレスからのお腹のはり、過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれる状態です。
通院に3時間以上かかる遠方のため週1回の治療からはじめました。一度治療すると、足の冷えがとれたので、この方は治る力がしっかりしている方だなと思いました。本人は耳の治療には関係ないと判断され、当初は黙っていらっしゃったのですが、2ヶ月前に右膝の十字靭帯を痛めて以来 ランニングができない状態でした。いつも走っている人が急に走るのをやめると気滞はひどくなります。膝を治して走れるようにすると諸症状はいっそうよくなりました。右耳のつまりも、不眠症も首のこりも お腹のはりもなくなりました。
◆アンケートでは
治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1である。との回答をいただき、右耳のつまり感はほぼなくなりました。お世話になりました。とのコメントをいただきました。
◆考察

ランニングでも肉体労働でも身体を動かすと、気滞は一定程度 改善します。ただし疲労がひどいと、それはそれで気滞はひどくなるので、スポーツで何でもよくなるという訳にはいきません。その方の状態、按配が大切です。
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2017年08月16日

おへそを温めよう

お盆が終わりました。結(ゆい)は明日から開けます。今日は夏の終わりの養生法のお話です。

☆おへそを温めよう

夏はおなかを温めるのが大切です。冷たいものを食べ過ぎたり、エアコンで冷えすぎると、身体がだるく重たくなります。レンジでチンするタイプの温パックや湯たんぽをおへそにあてて10分〜15分温めてください。結(ゆい)では箱灸や塩灸を使います。
胃腸が弱っているのも おなかを温めて治しましょう。いっしょに生姜や紫蘇(しそ)、ねぎやみょうがを薬味に使ったものを食べるのもいいですよ。
シャワーはお手軽ですが ぜひお風呂に入って身体を温めるようにしてください。浴室が暑くなって熱中症にかからないように、換気して冷風をいれるようご注意を。暑がりの人は氷まくらを頭にのせたり、首筋を冷やしながらお風呂に入るのもお試しください。写真は結の箱灸の様子です。
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◆連休のお知らせ
8月24日第4木曜は定休日のため23日水曜24日木曜と連休となります。お気をつけください。
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2017年08月04日

正しい姿勢やめたら肩こりがなおった

暑さは続きますが、少し身体が慣れてきた方、暑熱順化(しょねつじゅんか)が進んで身体が以前より楽になって来た方もいらっしゃることでしょう。

☆正しい姿勢やめたら肩こりがなおった

ご高齢のお母さんが 前かがみになっていると「しゃんとして!」という娘さんがいらっしゃいます。お母さんを思ってのお声かけなんでしょうが、いわゆる「正しい姿勢」は無理にするものではありません。例えば 前かがみの高齢の女性に鍼灸治療すると、陽気がめぐり 筋肉に力がつき おのずと背筋が伸び 前かがみはなくなります。
自然としゃんとして、背筋が伸びるのはいいのですが、意識して背筋を伸ばそうとすると、よけいな力がかかり、かえって肩や背中がこります。
「正しい姿勢」を意識的に努力されているのは、みなさん「きっちりしている人」いわゆる交感神経優位のがんばりやさんが多いのです。長年の臨床から断言できます。のんびり屋さんは「正しい姿勢」なんかどこふく風です。
「肩の力を抜いて楽にしてください」「正しい姿勢になろうと努力しないでください」この間 数人の患者さんにお願いしてみると、みなさん「肩がこらなくなった」「首の痛みがとれた」という結果になりました。緊張し続けると細かなところを通る血流も悪くなります。正しい姿勢をやめたら肩こりが楽になります。
写真は結の花壇です。
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posted by ゆい at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年07月30日

耳管開放症が5回、半月の鍼灸治療で治った

今日は60代の女性の耳管開放症が半月に5回の治療をしたところきれいに治ったお話です。

☆耳管開放症が5回、半月の鍼灸治療で治った

患者さんは元気な60代の女性で肩こりもありません。ただ耳の調子は少しずつおかしくなっていました。8ヶ月前に胃の具合が悪くなり、耳に違和感が出ました。5ヶ月前に花粉症で鼻炎になった時に、鼻をすするようになり 耳がつまるようになりました。その後 鼻炎はなくなったのですが、耳のつまりは残り、耳鼻科で耳管開放症と診断されました。車に乗ると必ず耳がつまります。車の振動が耳管を開かせてしまうのかもしれません。
首を前に倒すと つまり感はなくなります。耳管開放症ではよくあることです。横になると症状は消えます。
5回の治療で症状は消えました。その後 約1週間後に耳鼻科で検査をして、耳管の動きが正常であることを確認して治療を終わりました。

「非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。」「総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0.1である」というアンケート結果をいただきました。

◆コメント

耳管開放症ということで声がこもるような感じが時々していました。先生に治療していただいたおかげですっかり良くなり耳鼻科の検査でも耳管の開放はすっかりなおっていました。治療自体も気持ちよかったです。本当にありがとうございました。
今の苦痛を0.1にしたのは耳管開放症がまだおこるのというのではなく、おこりそうな気になる時があるからです。それもツバを飲み込めばそんな気もなくなりますが。
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている
場合があります。ご了承ください。