2025年03月20日

生姜(しょうが)の効用 現代医学からみると

私は生姜灸を独自に改良した生姜パックをよく使っています。耳鼻の疾患や花粉症や風邪、喘息の治療によく使います。

米国臨床研究学会 (ASCI)が運営している医学情報のサイトに「生姜が自己免疫疾患の炎症を緩和する可能性」という記事が掲載されていました。すべて査読(さどく)を経た記事が掲載されています。査読とは研究者が学術雑誌に投稿した論文が、その分野の専門家による審査を通過したことを意味します。査読付き論文は、信頼性の高い論文です。私も日本中医薬学会の学術大会の発表の査読を要請されることがあり、その時は結構緊張して取り組んでいます。
「JCI Insight」2023年9月22日公開 https://insight.jci.org/articles/view/172011

生姜は、自己免疫疾患に関連する体内の炎症のコントロールに役立つかもしれない。自己免疫疾患のマウスや健康なヒトを対象とした研究の結果、生姜成分は、白血球の一種である好中球の機能に影響を与えることが判明したという記事でした。米コロラド大学医学部准教授のKristen Demoruelle氏らの報告です。
免疫が過剰に働きすぎてヒトに害をおよぼすのが自己免疫疾患です。関節リウマチなどが代表的ですが、花粉症も花粉に対する免疫の過剰反応です。新型コロナもウイルスに対し免疫が過剰反応してしまう側面があります。
論文共著者 米ミシガン大学リウマチ科准教授のJason Knight氏も、「生姜はヒトにおいて明らかな抗炎症作用を持つが、今回の研究では初めて、その根底にある生物学的メカニズムのエビデンスを提供することができた」と説明しています。

結(ゆい)の生姜パックも生姜を皮膚から吸収させています。温かく感じて血行をよくするだけでなく炎症をコントロールしているようです。
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2025年03月09日

カイロとお灸の熱の違いは

スギ花粉の飛散がピークの様ですが、当院にいらっしゃっている患者さんには本格的な花粉症の発症はおこっていません。花粉症をお持ちの方もいるのですが、予防的な治療がうまくいっているようです。今からでも遅くはありません。花粉症の治療を始めてみませんか。月曜火曜に空きがあります。

☆カイロとお灸の熱の違いは

患者さんに「カイロとお灸はどう違うんですか。もぐさ(ヨモギ)入りの貼るお灸という商品もあるけど高くて」と質問されました。その患者さんは日頃からAIの ChatGPTを使っていたので、患者さんはChatGPTで 私はAIのディープシークで調べて比べてみました。
大体 同じ内容でしたが、やはり東洋医学系はディープシークが詳しかったです。要約すると以下のようになりました。

お灸は60〜80度で温度をコントロールできますが、カイロは40〜50度で調整できません。
お灸は局所の温めだけでなく免疫機能の向上や自律神経の調整など全身への影響を期待します。
ヨモギの煙にはリラックス効果や抗菌作用があるとされます。
※結は温灸を多用しています。煙には抗菌作用があり、院内感染を防止できます。さらに結は各ベットごとに換気扇があります。
お灸の皮膚への適度な刺激が「TRPV1受容体」を活性化し、鎮痛物質の分泌を促す可能性があります。※ディープシークの回答を5分の1くらいに圧縮しています。
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2025年03月02日

花粉症の治り方 50代女性の場合

春、とくに2〜3月は急に気温が上がる日があります。2月27日木曜頃からかえって調子が悪くなる人も出てきました。春先の急に気温があがる日はめまいがおきやすいのです。吐き気、頭痛などもおきやすい日です。耳の調子が悪くなる時もあります。不眠もおきやすくなります。中医学的には肝陽上亢(かんようじょうこう)という状態です。
冬の間 静まっていた気の流れが、春先に動き出すのですが、動き始めはうまくいかないことが多いのです。鍼灸はきちんと治します。

☆花粉症の治り方 50代女性の場合
50代の女性が花粉症の治療で来院されました。目がかゆく、のどもかゆく鼻水も出ます。花粉症のお薬は使わずに過ごされている方です。ひと月に4回施術したところ、症状はなくなりアンケートをいただきました。
「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない」という回答で以下のコメントをいただきました。
◆コメント 
最初の治療で半分くらい症状がなくなりずいぶん楽になりました。2回目ではほとんど気にならなくなりました。今回は症状がでてから伺いましたが、少し前に治療を始めると楽に治るということで来年は早めに伺おうと思います。ありがとうございました。
コメント以上

◆院長から
女性は翌年も治療にいらっしゃいました。ただ症状が出る前ではなく、翌年も症状が出てから来院されました。みなさんご多忙ですから、症状が出てから来院されることが多いのです。今度は約20日間に4回施術して治りました。
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2025年02月03日

花粉症の治療

そろそろ花粉が飛び始めました。花粉症には週に1回程度 鍼灸治療します。希望する人には、自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。

お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。
1ヶ月程度かけていったん症状をなくすことに成功したら、あとは症状が出るたびに治療していくというやり方も可能です。

治療には段階があります。お薬を飲んでいらっしゃる場合は

第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。

第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。

第3段階
鍼灸治療の間隔を1週間以上あけても、花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。
私は積極的な外出を「天然の減感作療法」と呼んでいます。
「減感作療法」とは、アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく西洋医学の治療法。 2〜3年と長期間にわたるため根気が必要ですが、成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できます。
注射ではなく「舌下免疫療法」という舌の下にお薬を入れるやり方もあります。治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必要があります。最低でも花粉症発症の3ヶ月前から始める必要があるといわれています。もちろん鍼灸治療と併用できます。
結では症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。「減感作療法」より短期間に同じ効果が上がっている感触をもっています。
第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。

どの程度で満足して治療を終了するかは患者さんの気持ちひとつです。話し合います。
第1段階でもう十分という方もいらっしゃいます。

薬を使っても、目はかゆいし、鼻炎症状が残る。なにより頭が重いし肩がこるという方が鍼灸治療して「目も鼻もすっきりしたし、頭も肩も楽になった。薬を飲んでいれば花粉症の症状は制御できるようになった。またつらくなったらお願いします」といって治療を終了なさる場合もあります。患者さんの選択を尊重します。

専門家向けには 専門誌「医道の日本」2009年11月号に論文 「花粉症 中医学的鍼灸からの多様な見方」を執筆しています。
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2023年02月01日

花粉症の鍼灸治療

そろそろスギ花粉が飛び始めました。

☆花粉症の鍼灸治療

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 鍼灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。症状の強い方は週2回 治療することもあります。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。
1ヶ月程度かけていったん症状をなくすことに成功したら、あとは症状が出るたびに治療していくというやり方も可能です。治療には段階があります。
お薬を飲んでいらっしゃる場合は
◆第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。
◆第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。
◆第3段階
鍼灸治療の間隔を1週間以上あけても、花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。自宅でのお灸は続けてもらいます。
症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。第3段階では戸外はマスクを外すことが望ましいのですが、ここ3年はコロナでできませんでした。

以上のような具合になります。
第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。
どの程度で満足して治療を終了するかは患者さんの気持ちひとつです。話し合います。
第1段階でもう十分という方もいらっしゃいます。

薬を使っても、目はかゆいし、鼻炎症状が残る。なにより頭が重いし肩がこるという方が鍼灸治療して「目も鼻もすっきりしたし、頭も肩も楽になった。薬を飲んでいれば花粉症の症状は制御できるようになった。またつらくなったらお願いします」といって治療を終了なさる場合もあります。患者さんの選択を尊重します。
専門家向けには 専門誌「医道の日本」2009年11月号に論文 「花粉症 中医学的鍼灸からの多様な見方」を執筆しています。

☆花粉症については以下もご覧ください。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html
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2022年03月08日

花粉症の治療

2月中旬から花粉症予防の患者さんが来院されています。当院で花粉症がよくなった患者さん達です。2〜3回 治療して大量の花粉に備えています。「症状がでなければ 来院しなくていいいが、症状が出たら来院してください。たぶん数回で治るでしょう。」と伝えてあります。いったん当院で花粉症が治った患者さんは たとえ再発してもそれぐらいで治ります。
当院の花粉症治療の仕上げ段階になると マスクをはずしわざと花粉を吸って花粉に慣れてもらいます。花粉に慣れて、次の年の再発を防ぎます。ここ2年はコロナ禍のために仕上げができないのが残念です。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

2月26日土曜〜28日月曜にかけて大阪の最高気温が13度から14度に上がりました。春の急に気温が上がる日は自律神経が乱れ、不調がおきやすくなります。寝付きにくくなったり、何度か目が覚めたり、夢をたくさんみたりします。めまいがおきる方もいます。日頃から不安感のある人は症状が悪化します。鍼灸で調整し平常に戻すことができます。
春はウキウキする季節ですが、同時に自律神経が乱れやすい季節でもあります。
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2018年01月31日

スギ花粉が飛び始めたのかな?

結はリフォームも終わり1月29日から平常通り開けています。2000年に移転してきた時のような真っ白の壁紙、天井にもどりました。「明るくなったね」「広く感じる」と患者さんには好評です。
治療室の間にあった段差もなくしました。患者さんにはこちらも好評ですが、私やスタッフは、かつて段差があったところでは つい足を踏み込んでしまいます。身体が段差を覚えているようです。

☆スギ花粉が飛び始めたのかな?

鼻水がでてきた、くしゃみがあるといった声が聞こえてきました。スギ花粉が飛び始めたのかもしれません。もちろんすぐに治していますが。

☆花粉症の鍼灸治療、結(ゆい)では

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 鍼灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。
1ヶ月程度かけていったん症状をなくすことに成功したら、あとは症状が出るたびに治療していくというやり方も可能です。治療には段階があります。お薬を飲んでいらっしゃる場合は

第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。

第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。

第3段階
鍼灸治療の間隔を1週間以上あけても、花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。自宅でのお灸は続けてもらいます。
私は積極的な外出を「天然の減感作療法」と呼んでいます。

「減感作療法」とは、アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく西洋医学の治療法。 2〜3年と長期間にわたるため根気が必要ですが、成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できるという点で注目されています。

結では症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。「減感作療法」より短期間に同じ効果が上がっている感触をもっています。
以上のような具合になります。

第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。
どの程度で満足して治療を終了するかは患者さんの気持ちひとつです。話し合います。
◆花粉症 詳しくは以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

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2016年01月26日

花粉症の鍼灸治療、結(ゆい)では

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。吹田でもインフルエンザで学級閉鎖するところが出てきました。風邪やインフルエンザなどの細菌・ウイルスなどが院内で移らないように、通常の対策はもちろんのこと、独自にいろいろと対策をたてています。 どうぞ安心して治療をうけてください。対策は以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_influenza/entry_1050/
風邪やインフルエンザの治療については以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/index_2.php

スギ花粉の飛来する時期が近づいてきました。そろそろ治療を開始した方がいい時期です。

☆花粉症の鍼灸治療、結(ゆい)では

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 鍼灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。
1ヶ月程度かけていったん症状をなくすことに成功したら、あとは症状が出るたびに治療していくというやり方も可能です。
治療には段階があります。お薬を飲んでいらっしゃる場合は

第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。

第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。

第3段階
鍼灸治療の間隔を1週間以上あけても、花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。自宅でのお灸は続けてもらいます。
私は積極的な外出を「天然の減感作療法」と呼んでいます。

「減感作療法」とは、アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく西洋医学の治療法。 2〜3年と長期間にわたるため根気が必要ですが、成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できるという点で注目されています。
 2014年からは注射ではなく「舌下免疫療法」という舌の下にお薬を入れるやり方がはじまりました。治療は最低2年間程度、毎日1回継続する必要があります。最低でも花粉症発症の3ヶ月前から始める必要があるといわれています。もちろん鍼灸治療と併用できます。

結では症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。「減感作療法」より短期間に同じ効果が上がっている感触をもっています。

以上のような具合になります。

第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。
どの程度で満足して治療を終了するかは患者さんの気持ちひとつです。話し合います。
第1段階でもう十分という方もいらっしゃいます。
薬を使っても、目はかゆいし、鼻炎症状が残る。なにより頭が重いし肩がこるという方が鍼灸治療して「目も鼻もすっきりしたし、頭も肩も楽になった。薬を飲んでいれば花粉症の症状は制御できるようになった。またつらくなったらお願いします」といって治療を終了なさる場合もあります。患者さんの選択を尊重します。

花粉症の治療については以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html
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2014年04月14日

スギ花粉症 舌下免疫療法と結(ゆい)の鍼灸 同じところ違うところ

花粉はたくさん飛んでいるようですが、結(ゆい)の花粉症治療は順調です。数日前に来院された若い女性の患者さんに花粉症の具合を尋ねると「今、花粉は飛んでいるんですか?」というご返事。ご本人のくしゃみ、鼻水が消えているので、花粉が飛んでいないのかと思われたようです。まだ2回の治療、それも10日前の治療です。別の病気を治すのが主な目的で、そちらの方の治療はまだ続くのですが花粉症はよくなっています。

☆スギ花粉症 舌下免疫療法と結(ゆい)の鍼灸 同じところは

スギ花粉症の治療法として舌下免疫療法が注目されてます。毎日 2年間 スギ花粉入りの薬を舌の下にたらし、スギ花粉に身体を慣らそうというやり方です。10月から専門医のもとで治療がはじまるとのことです。
結(ゆい)の鍼灸治療も鍼灸で症状が緩和したら、マスクをとってスギやヒノキの花粉に慣れてもらおうというもの。花粉に慣れてもらって根治をねらうところは同じです。

※結(ゆい)の花粉症への鍼灸治療 詳しくは以下から
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

☆舌下免疫療法と結(ゆい)の鍼灸 違うところは

花粉症といっても、花粉の少ない雨の日の方がつらかったり、飲みすぎたり食べ過ぎたり疲れたりした時の方が悪化したりする方は結構いらっしゃいます。花粉の量だけでなく身体の状態が花粉症には影響しています。身体の状態を整え、アレルギー反応をおきにくしていくのが鍼灸治療。肩こりや頭痛、身体の不調をいっしょに治していきます。舌下免疫療法には身体を整えるという視点はありません。
またスギ花粉だけでなくヒノキやハウスダストの場合に効くのも鍼灸の利点です。

☆舌下免疫療法と鍼灸治療 併用が一番効果的

10月から舌下免疫療法を始めようとお考えの方で、ほかにもつらいところのある方は鍼灸と併用されることをお勧めします。いっしょに身体を整えた方がより確実にスギ花粉症を完治にもちこめるでしょう。

※このメルマガは舌下免疫療法を積極的にお勧めするものではありません。新しいからやってみようと考えるか、治療例が少ないから様子をみようと考えるかは各人の判断です。

北摂の山の山桜 不思議なブランコがありました。
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2014年02月26日

黄砂や微小粒子状物質PM2.5はどうする

花粉が飛び始めたようです。私の花粉症の治療では針灸して症状がおさまり体調もよくなったら、外出時にマスクをはずしてもらうようお願いしています。花粉に慣れて、花粉症を根治するためです。次の年も花粉症にならないための自然の減感作療法です。花粉だけが相手ならこれでいいのですが、ほかにも注意が必要なのがやっかいなところです。

※減感作療法とはアレルギーの原因物質を徐々に与えて、それに対する抵抗力をつけるという方法です。ふつうは原因物質を薄めて注射します。

※結(ゆい)の花粉症の治し方は以下から
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

☆黄砂や微小粒子状物質PM2.5はどうする

この時期、ただようのは花粉ばかりではありません。黄砂や微小粒子状物質PM2.5もあります。黄砂は、花粉症が治った人でもアレルギー反応を起こす場合があるのでマスク等での予防をお願いしています。微小粒子状物質PM2.5は黄砂ほどはっきりはわかりませんが、遠くの山やビルがもやがかかったように見えたら要注意です。こちらも防いだ方がいいでしょう。今日の大阪市はPM2.5が注意する基準の80μg/m3をこえ、90.4μg/m3となったので注意するよう呼びかけられています。初めてのことです。

大阪府大気汚染常時監視のページ(今はアクセス集中でつながりにくいようです)
http://taiki.kankyo.pref.osaka.jp/taikikanshi/

☆PM2.5、半分は国産

PM2.5は全部が中国由来と思われるような報道が多いのですか゛、海洋研究開発機構や国立環境研究所の研究により、半分は日本由来ということがわかっています。日本由来のPM2.5は減る傾向にありますが、減らす努力はこれからも大切です。近畿は51%が中国由来ですが、関東は39%です。中国も昨年から5年間で27兆円を使い、2017年までに25%削減する対策をとりはじめたようです。大気汚染は日中韓の共通の課題で環境大臣が会議をもつほか、共同研究もすすんでいるようです。日経がわかりやすくまとめています。

日経の記事
http://bizacademy.nikkei.co.jp/culture/nikkey/article.aspx?id=MMACc3000013022014

政府の取り組みは、参議院企画調整室の資料に詳しく記載されています。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2013pdf/20131001141.pdf#search='%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E6%A7%8B+PM2.5'
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2014年02月18日

花粉症は針灸で治す病気、4年間 再発がありません

花粉が少し飛び始めたようです。先日、2010年に腰痛で来院されていた患者さんが久しぶりに来院されました。腰痛が4年ぶりに再発したということでこられたのですが、カルテをみるとスギ花粉症を治療して治っていました。
その後、現在まで花粉症の再発はありませんでした。何より患者さん自身が過去に花粉症にかかっていたことを忘れていらっしゃいました。今年も鼻はなんともないとのことでした。4年間 発症なしです。やはり花粉症は、症状をおさえるだけでなく、針灸で治す病気です。2014年2月18日掲載

この男性は以前、患者さんの声で紹介していました。4年前の様子は以下からご覧下さい。

◆腰痛といっしょに花粉症や手足の冷えがなくなった

40代の男性です。2月に急に腰が痛くなったと来院されました。腰といっしょにいろいろ治していきました。例年は2月終わりから花粉症が出るのですが、出ないままに過ごすことができました。2年前から手足が冷えはじめ、デスクワークの時に手袋を使っていらっしゃいました。あきらめていらっしゃいましたが、治療してみると1ヶ月くらいで冷えは消えました。「例年より暑さを感じない」とのことですが、自律神経のバランスが回復しているからでしょう。約3ヶ月の治療中は肩こりもきれいになくなっていましたが、2ヵ月後のアンケートの時点ではさすがに肩がこりはじめたようです。
http://www.yuisuita.com/voice/index_2.php
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2014年02月02日

花粉症を悪化させる5つの方法

そろそろ花粉症の季節、花粉症を悪化させる5つの方法を紹介します。お気をつけください。

☆花粉症を悪化させる5つの方法

1.食べ過ぎる。飲みすぎる。

食べ過ぎ、飲みすぎは身体の中の余分な水分、湿邪を増やします。とくにくしゃみ鼻水がたくさん出る方はご注意ください。
花粉症症状がほぼ治っていた男性2人が同時期に悪化したことがありました。花粉は増えていません。じつは2人は同じ職場、職場の宴会の翌日からいっしょに悪くなっていました。

2.辛い物を食べる。

かゆみが多い方はとくに注意してください。かゆみがひどくなります。くしゃみ鼻水中心の方はそれほど心配はありません。

3.睡眠不足

かゆみが多い方はとくに注意してください。かゆみがひどくなります。くしゃみ鼻水中心の方もこちらはご注意ください。

4.疲れる。

当たり前ですが、無理はいけません。

5.ストレスを受けて、気分が落ち込む、不安になる。

症状が悪化します。じつは抑うつ状態になると、顔の気の流れが停滞してきます。うつ病やうつ病的な症状を訴える方の多くに、鼻炎の症状がみられます。目の疲れや違和感、顔のこりを訴える方もいらっしゃいます。イライラしすぎるとかゆみが増します。この時期は避けられるものならストレスを避けてください。あなたの花粉症の時期をさけて、諸問題の解決をはかるようにしてください。
人事異動や転勤、転居、入学卒業で環境の変化が大きな2月〜4月、ストレス要因はたくさんあって大変なのはわかっているのですが。

◆結(ゆい)では花粉症の症状を治すだけでなく、花粉症をそのものを治す、再発を防ぐ治療をしています。以下からご覧ください。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html
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2013年02月01日

春の陽気が上昇、首や肩の痛み、めまいや不安感、大丈夫ですか

結(ゆい)針灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。中国のスモッグ、PM2.5が関西にも飛来しているようです。もちろん日本産のPM2.5もあります。また本日からUSJ近くの舞洲工場で岩手県の震災ガレキの焼却処理も始まりました。こちらは放射性物質やアスベスト等がきちんと管理できているのか疑問の声があがっています。2月中旬からは花粉の本格飛散も予想されています。いずれにせよ皆様お気をつけください。

☆春の陽気が上昇、首や肩の痛み、めまいや不安感、大丈夫ですか

昨日から昼間の気温があがりました。本日の大阪の最高気温は14度、明日土曜は16度の予想です。春の陽気の上昇です。陽気が動き出すと、出かけたくなったり、なんとなくウキウキしたり、恋の感情が強くなったりします。結構なことですが、具合の悪いことも人によってはおこります。動き始めた身体の気の流れを夜の冷気や強い風で冷やしたりすると首や肩の痛みに変わります。自律神経の調整がうまくいっていない人はめまいや不安感、不眠に苦しめられます。足を暖めてください。睡眠をたっぷりとってください。不調の原因は気候にあると自分に言いきかせてあげてください。もちろん早めの針灸治療が一番です。
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2013年01月20日

花粉症の鍼灸治療

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。今年の関西は昨年の1.5〜2倍のスギ花粉の量と予想されています。本格的な飛散は2月中旬からです。もう少しぐらいなら飛んでいます。例年、花粉症に悩まされる方はそろそろ予防的に鍼灸治療を開始することをおすすめしますが、今の時点で以下のような症状のある方にはとくにおすすめします。
すでに鼻炎症状のある方
ひどい首や肩のこりがある方
時々頭痛に悩まされる方
不眠の方、早朝に目が覚めたり寝汗をかきはじめた方
腰痛の方、とくに最近腰痛になった方
事前に諸症状を治しておいたほうが花粉症の治療がスムーズにすすみます。なぜそうなのかは治療に来院された際に個別にお話します。

花粉症の鍼灸治療 

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 針灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。

治療には段階があります。お薬を飲んでいらっしゃる場合は

第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。
第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。
第3段階
針灸治療の間隔を1週間以上あけても、花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。自宅でのお灸は続けてもらいます。
私は積極的な外出を天然の減感作療法と呼んでいます。
減感作療法とは、アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく西洋医学の治療法。 2〜3年と長期間にわたるため根気が必要ですが、成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できるという点で注目されています。
結では症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。減感作療法より短期間に同じ効果が上がっているようです。

以上のような具合になります。
第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。
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2012年04月25日

昼間になっても黄砂で曇り空のような状態。高層ビルがかすんでいる。

今日の吹田は朝から黄砂が来ています。写真中央はJR吹田駅北側のメロード吹田。
高層ビルがかすんで見えます。昼間になっても黄砂で曇り空のような状態。花粉
症の方は気をつけてください。
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2012年04月12日

黄砂が飛んでいます

今週は「花粉症がぶり返した」
といって来院される患者さんが目立ちました。3月初めに治療して落ち着いてい
た花粉症がまた出てきたとおっしゃいます。花粉症はいったん治っていて、多量
の花粉にも反応しなかった経過からすると黄砂が原因と思われます。吹田、北摂
地域は黄砂が飛んでいます。先週日曜は花見日和でした。1日、戸外で過ごしく
しゃみや咳、肌のピリピリ感が出てきたという人が目立ちました。のどのイガイ
ガする感覚を訴える方もいらっしゃいました。こまめな洗顔、うがいをお願いし
ます。鍼灸治療で症状は落ち着きますが自衛も大切です。

写真は8日日曜の千里北公園の桜。千里ニュータウン開発前の千里丘陵の自然の
様子をそのまま残してある公園です。今週末の花見も大丈夫そうです。
IMG_4553.jpg
〒564−0041
大阪府吹田市泉町2-47-27-102
結(ゆい)針灸院
TEL&FAX:06-6380-2236またはTEL06-4307-3810
ご感想はmogusa@cb3.so-net.ne.jpまで
ホームページは http://yuisuita.com
耳鼻のどの専門サイトは http://hari.yuisuita.com
携帯用ホームページは http://yuisuita.msc.ms2.jp/
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2012年02月20日

花粉症の鍼灸治療の特長、次の年も花粉症にならないために

鍼灸で花粉症を治すと、うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。飛散量が多かった昨年も結(ゆい)の患者さんはきれいに治るか症状が軽い人が多く、「本当にたくさん飛んでいたのかな」「今年はたいしたことなくてよかったですね」という会話を患者さんと交わしていました。

☆次の年は出なかった 

山上啓二(仮名)さんは20代後半の男性です。毎年3月〜4月に花粉症に苦しめられます。
0X年の2月下旬から3月いっぱいまで4回ほど鍼灸治療をしたところいったん花粉症は治りました。
2年後の3月下旬にテニスで腰痛をおこし、再度 来院されました。前回の治療の翌年は花粉症を発症しなかったとのこと。今年はのどがかゆくて胸のあたりもむずむずする、花粉症が発症しそうだということで、腰痛とともに花粉症の治療をして発症をおさえました。

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 針灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。花粉症をあきらめないでください。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

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2012年02月19日

花粉症の鍼灸治療、今年は完治のチャンス!

きびしい寒さが続いています。戸外で働く患者さんは「寒いより痛い。」(寒さが痛く感じる)とおっしゃっていました。一部の患者さんには鼻のむずむず感を訴える方もいらっしゃいます。花粉症の治療もそろそろし始める時期のようです。みなさまもお体にお気をつけください。

☆花粉症 今年は完治のチャンス!

スギ花粉の飛散が今年は「例年並み」か「やや少なめ」傾向といわれています。今年は完治のチャンスかもしれません。結(ゆい)では、治療して症状が出ないようになった段階で、外出してもらいます。花粉に身体を慣れさせていきます。慣れさせる時に花粉の少ない方が、順調に推移すると考えています。

花粉症の鍼灸治療 

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 針灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。

治療には段階があります。お薬を飲んでいらっしゃる場合は

第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。
第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。
第3段階
花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。自宅でのお灸は続けてもらいます。
私は積極的な外出を天然の減感作療法と呼んでいます。
減感作療法とは、アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく西洋医学の治療法。 2〜3年と長期間にわたるため根気が必要ですが、成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できるという点で注目されています。
結では症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。減感作療法より短期間に同じ効果が上がっているようです。

以上のような具合になります。
第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。今年は第3段階がスムーズに行える可能性が大きいのです。自然に外出できるとストレスも軽減!気がめぐり花粉症も再発しにくくなります。


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2011年06月01日

来年は花粉症にならない可能性大

花粉の飛散量が多かったという新聞を読み驚きました。たしかに飛散量が多いという予測は出ていたのですが、結(ゆい)の患者さんはきれいに治るか症状が軽い人が多かったからです。今年の飛散量は事前予想ほどではなかっただろうと思い込んでいました。「本当にたくさん飛んでいたのかな」「今年はたいしたことなくてよかったですね」という会話を患者さんと交わしていました。

☆来年は花粉症にならない可能性大

日経新聞の資料によると
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=281692
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0281692_02.pdf

近畿は以下のように紹介されています。
今シーズンは統計的に花粉量が多い年(表年)にあたり、さらに前年の夏が高温で日照時間も長く、花粉の元となる雄花の量が多くなりました。花粉シーズンに入ったのは2 月下旬で、その後まもなく本格飛散シーズンとなり、症状も悪化しました。スギ花粉のピークは3 月上旬〜中旬で、冬型の気圧配置になり気温が低い日でも、風が強く吹いた日には花粉が飛散しました。また、4 月になるとヒノキ花粉シーズンに移行し、高気圧に覆われて晴れて暖かくなった日に大量飛散しました。3 月下旬以降は徐々にヒノキ花粉の飛散のピークを迎え、GW頃まで本格飛散が続きました。また、飛散量は昨年の2〜
9 倍となり、本格飛散期間も昨年より1 ヶ月程長くなったところもありました。症状も、昨年よりも辛く感じた方が多かった様です。以上

大阪で花粉症の症状が“非常に辛い”または“辛い”と感じた人の割合は30.1%とのことです。
今年、花粉症で結(ゆい)にかかり、治っていた方、非常に軽くすんでいた方には朗報です。大阪で昨シーズン比611%の花粉を難なくすごされたあなたは花粉に慣れた可能性大。来年は花粉症にならないかもしれません。結(ゆい)の花粉症治療については以下をご覧ください。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

◆専門家、鍼灸学校学生の皆さんへ
☆福岡県飯塚市で講演します。
《日時》 6月26日(日) 詳しくは下記をご覧ください。
http://fukuoka.harikyu.or.jp/10Gakujitu/156kenngakkaichikuhou.pdf

☆専門誌中医臨床で鍼灸ボランティアについて記事を書きました。6月20日発売です。どうぞご覧ください。被災地塩竃での鍼灸ボランティアの活動は以下のページで豊富な写真といっしょに見ることができます。
http://photozou.jp/photo/top/1609757

☆関西中医鍼灸研究会のお知らせ 関西中医研の基礎 腰痛編
講師 藤井正道
《日時》 6月25日(土) 18:00〜21:00
《場所》大阪市立総合生涯学習センター  第一研修室 (大阪駅前第2ビル5F)詳しくは下記をご覧ください。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/top.htm

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2010年11月25日

黄砂からの鼻炎、喉頭炎、首が痛くなった人も

吹田には季節はずれの黄砂が11月12日金曜〜14日日曜にかけて飛来しました。みなさん、その後大丈夫でしたか。

☆黄砂からの鼻炎、喉頭炎、首が痛くなった人も
14日以降、喉の痛み、ひりひり感、鼻づまり、鼻水等の症状を訴える患者さんが何人かいらっしゃいました。黄砂からの鼻炎、喉頭炎と考えられます。風邪とそっくりの症状です。みなさんはいかがでしたか。
鼻や喉の付近の気のめぐりが滞ると、肩や首の痛みやこりが出る方もいらっしゃいます。今日は13日頃からの鼻炎の後、首が痛くなったという方が来院されました。
鼻炎、喉頭炎、首の痛み、すべて鍼灸で早く治すことができます。14日以降の諸症状がまだ治らない方は、是非お試しください。黄砂は花粉よりも症状が強く出る印象があります。今回、症状の出た方は来年の黄砂の時期は特にご注意ください。
posted by ゆい at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 花粉症