2025年02月23日

難治性の頚椎症、頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)の痛み、しびれが消えました 

40代の男性から問い合わせのメールが来ました。以下メール
1か月ほど前から 首から肩甲骨・右腕に痛みとしびれがあり整形外科でMRIを撮っていただき頸椎ヘルニア(頸椎症性神経根症)と言われたのですが一向に良くならず、鍼灸などで 改善等も見込めるのであればお伺いさせて頂こうと思っています。以上メール

頚椎症性神経根症とは頸椎の神経根が圧迫され痛みやしびれが出る病気です。デスクワークをされていますが、車の運転の後に右の首や肩甲骨の間が痛みはじめたのが始まりでした。左手はしびれます。上を向くと激痛が走ります。リリカやタリージュを飲んでいるのですが、全然 効かないそうです。痛みで夜も眠れません。
中医学では気血の流れが滞る「経絡不通」「痺証」と呼びます。

約1か月に7回 施術したところすっかり治り、「非常に良い効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない」「治療前の苦痛を10とすれば今は0である」とのアンケートと以下のコメントをいただきました。再発のないことは確認済みです。

今回 頸椎ヘルニアで病院を数件行きましたが良くならずペインクリニックに行くも当日のみ体が軽くなるだけで薬も効かず結さんにメールで確認して来ましたが2回目くらいから効果が出て寝れるようになり、今は7回目で完治しました。以上コメント
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posted by ゆい at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2019年12月20日

頭の後ろが重く、集中できない

久々の書き込みです。もう少し頻繁に書くよう心します。今年は結は28日土曜まで開けています。来年は1月6日月曜から開けます。

冬になって夜が長くなってくると気分の落ち込む方が増えます。今回は頭の後ろが重くなって、集中できなくなった男性のお話です。

☆頭の後ろが重く、集中できない

××年12月初めに再診の患者さんがいらっしゃいました。40代の男性です。長引く風邪がやっと治ったと思ったら、今度は首の後ろと後頭部が重くなったというのです。集中力もなくなり仕事に身が入らないという訴えです。肩こりはもともとない方です。
週2回に4回の治療で ほぼ症状がなくなったので、1週間あけて5回目の治療の時に 再発なく大丈夫なのを確認し下記のアンケートをいただきました。

◆アンケート結果

非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。

◆コメント

内科のお医者さんに「何やろうねぇ?」と言われ不信感をいだき 以前 こちらを利用して良くなった事を思い出し、今回もわらをもつかむ思いで来ました。本当にどうしようもなく仕事にもならなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
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◆考察

この男性は2年前の秋に頭痛と左肘の痛み、左耳の違和感で治療したことがあります。冬季うつ病ほどの症状ではなくても、秋から冬にかけて体調を崩される方は結構 いらっしゃいます。
今回は長引く風邪で消耗して、気が頭まで上がらなくなり、重く感じるようになりました。もう少しひどくなるとフラついたりします。抑うつ症状につながっていく症状です。
鍼灸はひどくなる前にちゃんと治すことができます。

※個人情報保護のため少しだけお話の設定を変えている場合があります。みなさんがこの方のように早く治るわけではありません。個人差があります。

posted by ゆい at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2018年09月14日

日によって痛む場所がかわる30代の男性 4回で治りました

4日に来た台風21号の被害を患者さんたちは、いろんな形で受けています。ある方は自宅の大きな窓を飛来物で破られ、リビングにガラスの破片が飛び散り、雨で水浸しになりました。でも片付けに追われ 不思議と疲労感は感じなかったといいます。
ただし今週後半にいらっしゃった時は ぐったり疲れ、頚や肩がパンパンに張っています。一時の興奮がさめて、疲れを自覚するようになりました。頚や肩がパンパンというのは中医学でいう気滞(きたい)、気のとどこおりのひとつです。
台風以来 雨と湿度の高い日が続いています。身体が重くだるく感じやすい状態です。台風から10日が経過し 一時の興奮もさめました。停電と物流の乱れから仕事が増えてお疲れ気味の患者さんも多くいらっしゃいます。鍼灸でしっかり治していきます。

☆日によって痛む場所がかわる30代の男性 4回で治りました

少し前の話です。30代の男性が 「身体中が全部 痛い」といって来院されました。よくよく聞くと「日によって痛いところがかわっていく」とのことです。
なかなか寝付くことができず、朝の5時には目が覚めてしまいます。下痢気味が続いています。
2回 治療したところ身体中がいろいろ痛むのはなくなりました。4回治療したところで眠れるようになり、下痢も治ったのでアンケートをいただいて治療を終わりました。治療開始から約20日間でした。

◆アンケート回答

非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない、総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0であるという回答があり以下のようにコメントされました。

身体中が痛かったのが2回の治療でよくなりました。治療の回数を重ねてるうちに、眠れない症状も改善されていくのが実感できました。ありがとうございます。

◆自筆のコメントはこちらから
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◆考察

痛みが移動するのは、中医学でいう気滞(きたい)の典型的症状です。気の流れる道 経絡(けいらく)を通してあげれば治ります。不眠や下痢も気の滞りからおこります。患者さん本人にとっては訳のわからない不安に思われる症状かも知れませんが、普通に比較的 簡単に治る状態です。

◎受付終了時間繰上げのお知らせ
10月1日より受付終了時間を午後8時から7時30分に繰り上げさせていただきます。

◎ネット予約はじめました。以下からどうぞ。
https://www.shinq-yoyaku.jp/salon/29500/
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2018年01月21日

先週は肝陽上亢(かんようじょうこう)の週でした

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。来週はリフォームのため月曜 火曜しか開けません。ご注意ください。1月29日月曜からは平常通り開けます。

☆先週は肝陽上亢(かんようじょうこう)の週でした

先週は暖かい日が続きました。あたたかくなるのは多くの人には喜ばれますが、急に暖かくなると具合の悪くなる人もいらっしゃいます。
春にむけて木の芽がめぶく準備をするように、人の身体の気も動き始めます。人も植物も季節で変化していくのです。このとき気がスムーズに動けばいいのですが、うまくいかない人もいるのです。先週は頭痛やイライラのひどくなった患者さんを結構 治しました。

急に気温があがる日は、めまいや吐き気、耳鳴りなどもおきやすい日です。寝つきが悪くなりやすく、明け方の4時5時に目が覚めてしまう人もいます。顔は熱っぽいのに足はいつもより冷たく感じたりします。陽気が急に上がる症状を伝統的中医学では肝陽上亢(かんようじょうこう)といいます(肝臓は関係ありません)
足を触ってみて冷たくなっている人や足の冷えを感じる人は足湯をしてください。

☆寒のもどりで痛みやこりが

月曜から気温が下がる予報が出ています。先週から動き始めた身体の気が、今週 月曜からの寒さで滞ると今度は痛み、こりに変わります。雨で湿度が上がってくるとよけいにこります。こちらはゆっくり入浴したり、ストレッチしたりして気をめぐらせてあげてください。もちろん肝陽上亢にも痛み こりも鍼灸がよく効きます。

◆花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

※ 1月は院内リフォームのため24日水曜から27日土曜を臨時休診させていただきます。臨時休診中も電話予約は受け付けております。
結は1989年に開院し、2000年に現在の建物に移転しています。17年たって内装も痛んできたので壁も天井も全面的に張り替えることにしました。一部の床の段差も直します。
専門誌 中医臨床12月号に耳管開放症と狭窄症の鍼灸治療という論文を書きました。専門家治療家 学生のみなさまどうぞお読みください。
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2018年01月03日

「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」「吐き気がある」「眠れない」が2週間4回で治りました

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。新年 あけましておめでとうございます。結(ゆい)は明日から開けます。今年もよろしくお願いいたします。

☆「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」「吐き気がある」「眠れない」が2週間4回で治りました

40代の男性が「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」という訴えで来院されました。風邪をひき ひどい咳と鼻水に苦しみました。風邪はなんとか治ったものの「頭の後ろが重い」という症状が数週間 続いています。咳は治りましたが、吐き気はまだあるそうです。なかなか眠れません。

じつは2年前にも頭痛と立ちくらみで来院されたことがある患者さんで、この時は1ヶ月 6回の治療で完治していました。今回も約20日間 5回の治療で完治しました。実際は2週間4回で治ったのですが、1週間 様子をみて再発のないことを確認し、再発防止の治療をして終わりました。

肺の気は粛降(しゅくこう)、身体の上から下にうまく降りてこそ正常なのですが、風邪の後に肺の気が弱ったためにうまく下に降りなくなり、吐き気が残ったようです。さまざまな経絡(けいらく) 臓腑(ぞうふ)の異常がおこり頭の後ろが重くなり、集中できなくなり、不眠にもなりました。
身体が弱ったことからくるさまざまの不調を治すのは、鍼灸の得意です。「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」「吐き気がある」「眠れない」といった訴えはまとめて不定愁訴とよばれたりするのですが、伝統的中医学はそれぞれに理由を考え、状態を正確に診断して証(しょう)と呼ばれる身体の現状把握をします。それから弁証(べんしょう)と呼ばれる推論を経て、治測(ちそく)という治療方針をたて経穴(つぼ)を選び、そこに鍼や灸をしていきます。
患者さんからは「これは何に効くツボですか」といわれ「肺に効きます」とか答えていますが、じつはわかりやすくするために単純化して回答しています。実際は複数のツボをいっしょに使うことで複合作用、相乗効果を狙うのがプロのやり方です。

◆アンケート回答

鍼灸治療後の効果について
※回答 非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。

※コメント
内科のお医者さんに「何やろうねぇ?」と言われ不信感をいだき、以前 こちらを利用してよくなったことを思い出し、今回もワラをもつかむ思いで来ました。本当にどうしようもなく、仕事にもならなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。コメント以上

◆自筆のコメントは以下からどうぞ
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

※ 1月は院内リフォームのため24日水曜から27日土曜を臨時休診させていただきます。
結は1989年に開院し、2000年に現在の建物に移転しています。17年たって内装も痛んできたので壁も天井も全面的に張り替えることにしました。一部の床の段差も直します。

◆1月の関西中医鍼灸研究会のお知らせ

1月21日 13時から 風邪と花粉症の講義と実技 
詳しくは以下の関西中医鍼灸研究会のHPをご覧の上 事前申し込みをお願いします。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/top.htm
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2017年06月21日

CA(キャビンアテンダント)のように首を守って冷房対策

本格的な梅雨がきました。今日は冷房対策のお話です。
6月は第4木曜ではなく第5木曜29日を休みます。28日29日の連休になります。
7月8日土曜は午前11時30分で受付を終了します。ご注意ください。

☆CA(キャビンアテンダント)のように首を守って冷房対策

暑くなってから肩こりが復活する患者さんが何人かいらっしゃいました。すっかりなりを潜めていた耳管開放症の「耳管が開く」という症状が 再度出てきた患者さんもいらっしゃいました。いずれもエアコンのきいた職場でデスクワークする女性です。
「職場が寒い」と感じている方もいらっしゃいますが「寒くない」という方もいらっしゃいます。

中医学ではエアコンの寒気が気の流れを滞らせ、肩こりになったり耳管が開いたりするようになったと考えます。
「職場が寒い」という方はひざ掛けやカーディガンを使われているのですが、意外と首周りは無防備です。首は太い血管が流れているので、ここで体温を放熱しています。首周りをスカーフ等で覆えば 上着を1枚着るような効果があります。肩こりや頭や首周りの諸症状を防止できます。
「寒くない」という女性には、「温めなくてもいいから冷やさないようにしてください」と首周りを覆うことをお願いしています。「CA(キャビンアテンダント)のようにスカーフをまいてはどうですか」と提案しています。寒さの自覚なくても、感じなくなっていた肩こりが復活しているのですから寒気が気の流れを滞らせていることが考えられます。

私も東京までの新幹線に乗ったときは大き目のハンカチやバンダナを首にまいて保温しています。寒くなくても汗がひいたらまくようにしています。
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2017年06月14日

肩甲骨内側の激痛が4回で治りました、ついでに前かがみの姿勢も

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。昨日 ある業者から勧誘の電話がかかってきました。ブログやメルマガの文章を代行して書くというのです。即座にお断りしました。世の中には驚くような仕事があるんですね。

☆肩甲骨内側の激痛が4回で治りました、ついでに前かがみの姿勢も

50代後半の女性が○○年7月初めに背中の痛みを訴えて来院されました。
昨日から、急に左側肩甲骨内側に激痛が走り始めたという訴えです。
じつはこの方は、少し肥満気味で暑がりです。

太っていらっしゃる方は基礎代謝はあまりよくない場合が多く、それでいて暑がりのことが多いのです。想像してみてください。背中とお腹に10キロずつの米袋を抱えて歩いてみることを。誰だって汗をかきます。基礎代謝が低下していて、エネルギー消費が少ない傾向だから身体にためこんでしまい、太ります。
「暑がりは冷やす」というのが暑がりの人によくみられます。暑がりで薄着をしすぎるのです。エアコン等で冷やしすぎて局所的に気が滞り痛みます。この方には鍼と温灸で局所を温通する治療をしました。4回の治療でほとんど痛みがなくなりアンケートをいただきました。

◆アンケートではほとんど完全になおり苦痛がないという回答と以下のコメントをいただきました。

もともと肩こりがある方でしたが、今回は今までにないひどい痛みで肩甲骨の内側に激痛が走るようになりました。(ちょっと咳をしても前かがみになっても)それでいつも事あるごとにお世話になっているこちらに来させていただきました。1回で激痛はおさまり、3回目くらいからこりの部分がやわらかくなってくる感じで、今はほとんど何も感じなくなりました。私が姿勢の悪さを気にしていたので、そちらも治療していただき、今は背中がすっとまっすぐになっています。ありがとうございました。
コメント以上

〔考察〕コメントの「姿勢の悪さを気にしていたので、そちらも治療していただき今は背中がすっとまっすぐになっています。」という点について

この方には督脉通陽法という身体の陽気をしっかり補う温灸法を施術しました。陽気を補うと背筋は自然と伸びます。姿勢矯正は鍼灸治療の中で自然と行なわれるのです。

◆自筆のコメントはこちらから
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※夏場の冷え対策
エアコンが効きすぎている場所では首をスカーフか何かで覆って保温してください。首は太い血管が流れていて、体温を放熱しています。「寒い」と自覚する前に保温し放熱を防ぐのがポイントです。
私も新幹線で東京出張する時は首に大きめのハンカチをまきます。ワイシャツの汚れも防げて一石二鳥です。

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2016年12月14日

会議でおなかが痛くなる 過敏性腸症候群(IBS)が治った

今回は40代後半のサラリーマンの方が約2週間 4回の治療でよくなったお話です。まずメールをいただきました。

☆会議でおなかが痛くなる 過敏性腸症候群(IBS)が治った

◆患者さんからのメール
症状ですが過敏性腸症候群(ガス型)が2年ほど続いています。大腸検査でも異常はなく心療内科ではトランコロンという腸けいれんを抑える薬をもらい一時的にはよくなりますが対症療法で、薬を止めると再発します。
5年程前から中間管理職で職場のストレスによる、不眠や頭痛などの自律神経の異常を感じており、適度な運動は行っていますが過敏性腸症候群がなかなか自力で改善できないため受診を希望しています。よろしくお願いします。メール以上

一番 困るのはお腹がはることでした。会議中にお腹がはってすぐにトイレに行きたくなるのをなんとかして欲しいという訴えでした。肩こりもあります。
一度治療すると眠りが深くなり、お腹のはりもほとんど感じなくなりました。
2度目の治療の後は肩こりも意識しなくなりました。
約2週間 4回治療したところで、アンケートを書いていただきました。

アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。

◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
ここ4〜5年は仕事のオーバーワークで自律神経と腸が弱っていると感じ受診しました。特に過敏性腸症候群(ガス型)は生活が安定した後もしつこく残っていました。
治療後は腸はもちろん頭もスッキリしてよく眠れるようになりました。治療中に教えていただいた「お腹(腰)を温める」とか「お酒の飲み方」なども参考に試した点も相乗効果があったと思います。
一過性の飲み薬では治らなかったところが楽になって大変ありがたいです。
コメント以上

◆解説
過敏性腸症候群とは 日本消化器病学会のホームページによると以下のように書かれています。

腹痛や腹部不快感などの下腹部を中心とした腹部症状、また便秘あるいは下痢などの便通異常を症状としますが、その症状の原因となる器質的障害を認めない腸管の機能性疾患です。しかしその症状は深刻でQOL(生活の質)を低下させることも少なくなく、20〜40歳代に多いことから学業や就業に支障をきたすため近年重要視されています。またストレス社会の先進国に多く、一種の文明病とも考えられています。以上
http://www.jsge.or.jp/cgi-bin/yohgo/index.cgi?type=50on&pk=D47

症状を改善させるのに長くかかるといわれていますが、身体と脳を一緒に治していく鍼灸治療では意外と早く治せることもあります。今回の患者さんも働き過ぎを少し改善し、適度な運動もしているのになかなか治らないからと来院され、早く治りました。今頃は忘年会を楽しまれていることでしょう。

◆自筆アンケートは以下から

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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2016年04月07日

肩関節周囲炎の激痛が4回で治った

2〜4月はよく肩が痛み始めます。肩関節周囲炎、四十肩、五十肩になることが多い季節です。

☆肩関節周囲炎の激痛が4回で治った

2月に40代の女性がいらっしゃいました。患者さん本人は「ひどい肩こり」という自己診断をされています。5日前からひどい肩こりになり、夜も痛みやだるさで眠れなくなった状態が続いているとのこと。とくに左肩がつらいそうです。
肩関節周囲炎の初期にみられる症状です。夜も眠れない痛みが一ヶ月ぐらい続く人もいらっしゃいます。

肩関節周囲炎というと「肩が上がらなくなる」「動かなくなる」という症状を思い浮かべる方が多いのですが、あれは症状が進行した状態の話。肩を動かすと痛いので、肩を動かさないようにしていると、肩の筋肉やじん帯はこわばり動かなくなっていきます。骨折等で関節にギプスをしばらくつけた後にギプスをはずしても関節はすぐには動きません。それと同じです。長く動かさないでいると筋肉も落ちてしまうので、やっかいです。
痛みはすぐにとれるのですが、筋肉を回復させる治療に時間がかかります。

今回はすぐに来院されたので、治療する方としては簡単でした。最初に治療した夜は久しぶりにぐっすり眠れたそうです。約10日間で4回の治療をして終わりました。

アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。
◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
初めてのハリとお灸でしたが、お灸の香でもいやされる事ができて、ハリではコリとダルさがなくなり、良かったです。

◆自筆アンケートは以下から

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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 18:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2016年02月16日

2月14日日曜はめまいの日

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。2月14日日曜は春のような気温でした。健康な人にとっては気持ちのいい日ですが、自律神経の調整がうまくいっていない人にとっては不都合な日でした。

☆2月14日日曜はめまいの日

急に暖かくなると具合が悪くなる方がいらっしゃいます。春にむけて木の芽がめぶく準備をするように、人の身体の気も動き始めます。人も植物も季節で変化していくのです。このとき気がスムーズに動けばいいのですが、うまくいかない人もいるのです。
急に気温があがる春先の14日のような日は、めまいがおきやすいのです。吐き気、頭痛などもおきやすい日です。寝つきが悪くなりやすく、明け方の4時5時に目が覚めてしまう人もいます。顔は熱っぽいのに足はいつもより冷たく感じたりします。陽気が急に上がる症状を伝統的中医学では肝陽上亢(かんようじょうこう)といいます。肝臓は関係ありません。
14日からのめまいは、自分で頭や首をもんだりしてもよくならないことが多いでしょう。
足を触ってみて冷たくなっている人や足の冷えを感じる人は足湯をしてください。

☆2月15〜16日は痛み、こりの日

14日から動き始めた身体の気が、15日16日の寒さで滞ると今度は痛み、こりに変わります。こちらはゆっくり入浴したり、ストレッチしたりして気をめぐらせてあげてください。
痛みやこりも、めまいも鍼灸できれいに治ります。早めの治療がおすすめです。

◆風邪やインフルエンザなどの細菌・ウイルスなどが院内で移らないように、通常の対策はもちろんのこと、独自にいろいろと対策をたてています。 どうぞ安心して治療をうけてください。対策は以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_influenza/entry_1050/
◆風邪やインフルエンザの治療については以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/index_2.php
◆花粉症の治療については以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

結の花壇の青い花がきれいに咲いています。IMG_2855.JPG
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2015年12月09日

肩のこらない身体になるには

肩こりを治すことは簡単です。大切なのは「もちがいいこと」そして「肩のこりにくい身体になること」です。今日はそのお話です。ところで月曜のNHKの朝の連ドラ「あさが来た」つわりに苦しむ主人公のあささんが鍼を受けていました。つわりには鍼がよく効きます。たくさんの妊婦さんのつわりを治してきました。

風邪も流行っているようです。お気をつけください。風邪の時は早めに鍼灸を受けてください。以下をご覧ください。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

☆肩がこらない人に近づく

世の中には肩がこらないという人がたくさんいらっしゃいます。まったく健康な人と伝統的中医学でいう陽実(ようじつ)とか陰虚陽亢(いんきょようこう)という証(しょう)の人です。証(しょう)はその時の身体の状態です。証(しょう)は変化していきます。私も若いときは肩こりに悩まされましたが今は全然ありません。

陽実(ようじつ)は身体に気力体力がみなぎっている状態、元気な人は肩がこりません。起業してバリバリやっている青年実業家あたりをイメージしてください。仕事が終わってもジムに行って汗を流しているような人です。本当は過ぎたるは及ばざるが如しで陽実(ようじつ)、元気すぎる人にも落とし穴はあるのですが、ここでは話がややこしくなるので触れません。

陰虚陽亢(いんきょようこう)は陰陽のバランスが乱れている状態、身体を落ち着かせる陰が消耗して、身体を興奮させる陽が相対的に多くなっている人、せかせかと落ち着きなく動いています。不眠や頭痛に苦しむことはありますが、肩はこりません。

要するに陽の気が消耗すれば、気がうまくめぐらなくなり肩がこりやすくなります。陰虚陽亢(いんきょようこう)のようにバランスが乱れ、病的に陽が多くても肩はこりません。

運動すると一時的に気はめぐるのですが、運動で疲れて陽の気が消耗してしまう人は翌日からまた肩こりに悩まされます。クイックマッサージなどの「もちが悪い」のは、陽の気を補充していないからです。鍼を使って陽の気を補充することもできますが、温灸の方が何倍も効率がいいので、私は温灸を多用します。身体が十分にあたたまって、気がめぐっていれば肩はこりません。お風呂にはいった直後はたいていの方が肩こりを忘れているはずです。

☆2回の治療で肩こりがなくなる

矢沢(仮名)さんは30代の働く女性、ひどい肩こりに悩まされています。肩こりだけでなく目頭がしびれ、目が開けづらくなっているという症状で来院されました。
1回の治療で症状が楽になり一週間後にもう一度 来院されました。当初の症状は楽になっているけれど少しだけ残るということでした。その日は長く戸外で立った後に左ひざが痛むようになったということで、そちらも治療しました。階段を降りる時に痛むというのをその場でとりました。階段を降りる時に痛むというのに履いてこられたのはハイヒール、おしゃれの方が痛みに勝っている女性はたくさんいらっしゃいます。ハイヒールで降りても痛くない状態にしました。

その後一ヵ月後に別件で来院されました。肩こりは治っています。一日 パソコンをすると体だるいと感じることはあっても翌日には回復しています。この時にアンケートをいただきました。
アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。
◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
目の内側のしびれや目があけにくい症状は全くなくなりました。肩こりはほとんどありませんが、一日中パソコンを見ているような仕事の日の夕方や夜にやや肩がこる(というか体がだるい)と感じることがあります。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2015年11月30日

肩の痛みと一緒に10年続いた手足の冷えもなくなりました

ぐっと気温が下がりました。風邪も流行っているようです。お気をつけください。風邪の時は早めに鍼灸を受けてください。以下をご覧ください。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

急に気温が下がると、背中がはったり腰が重くなったり痛くなったりする方もいらっしゃいます。じつは少しお年を召した自称 暑がりの方に、不調が出ることがよくあります。薄着のままだから冷えて、気の流れが滞るのです。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_headache/entry_926/
また寒さは自律神経の不調に関係します。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_body/entry_882/

☆肩の痛みと一緒に10年続いた手足の冷えもなくなりました。

安井(仮名)さんは60代初めの女性です。2週間前から左肩が痛み始めました。本人いわく「24時間痛い」左の人さし指もしびれます。趣味でパソコンをされるようです。痛むまでは「10時間触っていた」状態でしたが、今は1時間ほどにされています。

50歳頃から肩こりもひどくなり、手足も冷えるようになりました。
2回治療したところ、当初の痛みを10とすれば4ぐらいという状態となり3回目で当初の痛みを10とすれば2.5ぐらいになりました。
約3週間で完治。ずいぶん以前からあった寝つきの悪さもなくなり、手足の冷えも消えました。手首にまいていたサポーターも用済みに。
寝つく時に頭の中で音が鳴っていてなかなか眠れなかったのですが、それもなくなりました。ここでアンケートをいただきました。
アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。
◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0.2である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
通院2回目以降かなり楽になりました。その後一進一退ながらも良い方向に向かいほぼ3週間で完治しました。肩コリだけでなく手足の冷えについても治療していただき、寝つきの悪さも針で治るとは大きな驚きでした。ありがとうございました。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

◆グーグルストリートビューのサービスを使い結鍼灸院の内部を公開することにしました。初めての患者さんの不安をなくすためです。興味ある方は以下をご覧ください。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%B5%90%EF%BC%88%E3%82%86%E3%81%84%EF%BC%89%E9%8D%BC%E7%81%B8%E9%99%A2/@34.7574621,135.5139466,3a,75y,240.94h,90t/data=!3m7!1e1!3m5!1sdxIbWUvcnjIAAAQzeXgTNA!2e0!3e2!7i13312!8i6656!4m2!3m1!1s0x0:0x3d90daf29a54c62f!6m1!1e1

◆年末年始の休みのお知らせ 12月28日月曜まで開けています。来年は4日月曜から開けます。
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2015年05月31日

頭がぼおっとしていたのが治った アトピー性皮膚炎のかゆみもとれた

急に暑くなりました。暑くなると冷やす。今週は冷房で寒くなったり、窓を開け放して寝たりして、身体を冷やした患者さんが目立ちました。冷たいものを飲みすぎて身体を冷やした方もいらっしゃいました。
冷やしすぎると、首や腰が痛くなったり、肩こりがひどくなったり、下痢や便秘になります。お気をつけください。水分補給は冷たすぎない飲み物でお願いします。冷たいものが欲しいときは氷を口にいれてください。氷はゆっくり溶けるのでおなかを冷やしません。

ただ、そうはいっても身体が暑さに慣れてないので、熱中症になった方もいらっしゃいます。丈夫ではない方は適切にエアコンを使ってください。日曜は結(ゆい)はお休みですが、予約の電話は受け付けています。

☆頭がぼおっとしていたのが治った アトピー性皮膚炎のかゆみもとれた

尾形(仮名)さんは20代後半の主婦です。足が冷えて仕方がない。肩もひどくこる。夜は眠りが浅い、昼間は頭がぼおっとするとの訴え。2年前からぼおっとするのがひどくなりました。半年前から身体もかゆくなりはじめ、肩にひどいアトピー性皮膚炎があり、胸にもポツポツとあります。しゃんとしようとカフェイン入飲料を飲むと、今度は胸がドキドキする始末。甘いものが食べたくて仕方がないそうです。

1度治療したところ劇的によくなりました。かゆみがなくなり、肩こりもなくなりました。頭もぼおっとしなくなったので、カフェインに頼る必要もなくなりました。よく眠れます。2週間後に再度来院されたのですが、肩にあったアトピー性皮膚炎がきれいに消えていました。首から胸の付近がよくかゆくなるのでステロイド軟こうを塗っていたのですが、塗らなくなったそうです。ステロイドをやめてもかゆみは出ません。甘いものもとくに欲しいとは思わなくなったそうです。足も以前ほどは冷えなくなりました。便秘はないと言われていましたが、大便の量が増えていました。

甘いものを食べたくなるのは中医学では脾気虚(ひききょ)といい、消化器系が弱っている時に起こると考えています。一度の治療で脾気虚が大分改善されたのでしょう。
脾気虚になると身体の余分な水分、湿邪(しつじゃ)をうまく外に出せなくなります。湿邪が経絡、気の流れる道をふさげば、肩こりや痛みになります。湿邪がある条件のもとで熱をもつと湿熱となり、かゆみやアトピー性皮膚炎になります。

脾気虚も気虚(ききょ)の一種で頭にうまく気が回らなくなると、昼間は頭がぼおっとして夜は眠れなくなります。

尾形さんの治療はもう少しかかるかなと考えていたのですが、うれしい誤算でした。湿邪がわるさをしているので、湿度の高い梅雨や夏は状態が悪化する可能性はあります。その時はまた1〜2回治療すればいいでしょう。
もちろん定期的に治療して、どんどん健康になる、予防するという選択肢もあるのですが、その辺は 患者さんの選択に任せています。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【1】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント
とても楽になりました。また時間がある時に伺います。お灸がとても良かったです。冷えもかなりよくなりました。

◆自筆アンケートは以下から

150531hifu.JPG
※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2015年01月23日

身体にも春がきています

結(ゆい)鍼灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。阪神大震災20周年から6日が過ぎました。
20年前に私が呼びかけた鍼灸マッサージボランティアに集まった鍼灸師、学生が中心になって結成されたのが世話人をつとめている関西中医鍼灸研究会です。

東日本大震災の時は塩釜や松島の離島にボランティアに行きましたが、関西から向かったのは阪神大震災を経験したおじさんばかりでした。行こうとした若者もいたのですが、放射能のことがあり家族から反対されて断念しました。
阪神大震災は青空の下で仕事をした気分でしたが、東日本大震災の時は曇り空の下で仕事をしたかのようでした。年をとっていろんなものが見えるようになったこともあるでしょうが、やはり福島の原発事故が影を落としていました。ボランティア関係の話は以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/hobby/


☆身体にも春がきています

寝違いで来院される患者さんが続きました。眠りが浅くなったり、朝早く目が覚めてしまうようになった方もちらほらいらっしゃいます。まだ旧正月も来ていませんが、春の息吹です。
冬の間 じっとしていた「気」が動き始めたのです。まだまだ寒く、動き始めた「気」は寒さで滞ります。それが痛みとなり、寝違いとなります。鍼灸が一番ですが、自宅では温めてください。お風呂もおすすめです。腰痛も出やすい時期です。

これから自律神経のバランスも崩れやすくなる「木の芽時」にはいっていきます。鍼灸で早めに調整してください。突発性難聴もおきやすい季節です。

風邪やインフルエンザもはやっています。こちらは以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

写真は3.11の津波で破壊された さぶさわ島を歩く白衣の私と島の方です。
311sabusawa.jpg
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2014年08月22日

15年前からの頭痛が治りました、膝の痛みの治療がきっかけで

結(ゆい)鍼灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。

◆東京衛生学園での講義のため9月11日(木)18日(木)は午後5時から開院します。

◆第4回日本中医学会学術総会での講演のため9月13日(土)を休診、代わりに15日(月曜祝日)を開けます。
http://www.jtcma.org/scientific-meeting/index.html

お盆も終わり、朝夕は少しだけ涼しくなりました。胃腸が弱っている方が増えています。下痢、やわらかい大便、便秘などです。ゆっくりお風呂に入ってください。湯たんぽでおへそを暖めてください。自宅でお灸をするのもお勧めです。やり方は教えます。

☆15年前からの頭痛が治りました、膝の痛みの治療がきっかけで

白井(仮名)さんは50代の女性です。数日前から右膝の内側が痛くなったと来院されました。膝は一度で楽になり、日常生活に支障はなくなりました。痛みが急にひどくなる前から長く歩くと膝が痛むという症状があったのですが、これも4回ほどの治療でなくなりました。
じつは白井さんにはもっと深刻な悩みがありました。15年来の頭痛です。膝が一度で楽になった後に相談されました。
ここ1年ほどは家族関係でストレスも多く胃痛もおこるようになりました。頭痛が出ると1日寝込んでしまうことが多いそうです。
約1.5ヶ月7回治療したところでほぼ頭痛も胃痛もなくなりアンケートをいただきました。

◆アンケートには「よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった。」「治療前の苦痛を10とすれば今は1」と回答いただきました。

◆コメント
長年の頭痛でこれが普通だと思っていたのが先生の治療で頭痛のない生活がこんなに頭がすっきりしていると気付かされました。長い間モヤがかかっていたような感じだったのがすっかり晴れて気持ちまで楽になりました。
ひどくなると寝込むこともあったのが今週は一度もありません。1日だけ頭痛がありましたが半日で治ってしまいました。ほんとうにありがとうございました。

この後 2ヶ月 頭痛の再発のないことを確認しています。

アンケートは以下から

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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2014年07月22日

3年前からいつも痛かった背中が2回の治療で治りました

◆7月24日と31日木曜は午後5時から開けます。午前は東京衛生学園専門学校臨床教育専攻科(教員を養成する学科)での講義のためお休みさせていただきます。

◆電話予約や変更は診察時間外、定休日も含め、8時30分〜21時30分頃まで受け付けるようにしました。

☆3年前からいつも痛かった背中が2回の治療で治りました

谷岡(仮名)さんは20代の男性です。お連れ合いの紹介で来院されました。長く運転するお仕事、3年前からいつも背中が痛いとのこと。整体やマッサージに時々行くが治らないそうです。仕事の終わる頃は足も熱くなってしまいます。
2回治療したところ、2週間たっても背中が痛くならないとのことで、3回目の治療の時にアンケートをいただきました。足の熱さも改善しました。

◆アンケートには「非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今は0」と回答いただきました。

◆コメント
痛みがとれました。ありがとうございます。また痛くなりましたら、お願いします。

アンケートは以下から
140724senaka.JPG

整体やマッサージで治らなかったものがなぜたった2回で治ったのか。整体やマッサージも気をめぐらせることは出来るのですが、気を補うことが苦手です。一時的にめぐっても気が不足しているのですぐにめぐらなくなります。滞ると痛みます。
鍼灸はつぼを使い、お灸や鍼で気を補うことができるため、谷岡さんの気が不足しなくなります。十分な気が供給されるために、気が滞ることがなくなり痛まなくなるのです。以前よりも疲れにくくなります。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
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2014年05月02日

鍼が苦手な男性も、効くからきます。肩の痛みが消えた。

鍼は苦手だけれど、効くから来るという患者さんもいらっしゃいます。猪俣(仮名)さんもそんな方。お連れ合いから勧められて来院されました。お連れ合いは一度だけ来院されたのですが、肩の痛みが一度で治り、上がらなかった肩が上がるようになっていました。

☆鍼が苦手な男性も、効くからきます。肩の痛みが消えた。

猪俣(仮名)さんは30代の電気工事の職人さんです。20代の時に野球で右肩を痛めてから、たびたび肩の痛みで苦しんでいらっしゃいます。仕事柄、腕を上にあげて作業することが多いのですが、痛みを我慢しながら仕事を続けていらっしゃいます。
一度の治療で痛みなく腕を上げることができるようになりました。アンケートは2度目の治療の時にいただきました。

◆「よい効果があった少し 苦痛はあるがずいぶん楽になった」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は3である」と回答していただきました。

◆コメントには
はりがこわいので、出来れば来たく無いですが、効果があると感じたので、いたくなればまた来たいと思います。
と書かれていました。できるたげ来なくて済むように治療効果が長く続く鍼灸を一生懸命施術させていただきます。
鍼をこわがるのは男性の方が多いようです。
自筆のアンケートは以下から
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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
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2014年04月21日

頭痛、肩こり、目の痛みがおきなくなりました。便秘も改善。

当院の鍼灸治療は「ほかとは違う」とよく言われます。温灸を使うことが多いこと、当然のようにうつぶせや仰向けになってもらう治療院がほとんどの中、抱き枕を使って側臥位になってもらったり、歩きながら鍼をしたりといろいろやるからでしょう。
「じっくり治しましょう」というところが多い中、「あなたが考えているよりも早く治るかもしれませんよ。」と言ったりするからかもしれません。

☆頭痛、肩こり、目の痛みがおきなくなりました。便秘も改善。

浅川(仮名)さんは40代初めの女性です。1日中、パソコンの前でデスクワークされています。肩がこって、そのうち頭まで痛くなる。頭が重いくてつらい。目が重く、目の奥も痛い。眠りが浅く、時々目が覚めてしまう。便秘もひどく3〜7日に一度の割合でしか便通がないといった症状です。
結(ゆい)でよく治療している肝欝気滞(かんうつきたい)タイプの患者さんです。

1回治療しただけで「治療前の苦痛を10とすれば今は2」2回目で「治療前の苦痛を10とすれば今は1」といった状態になりました。
週に1回で1ヶ月治療したら頭痛もおこらず、肩こりもあまり意識しなくなりました。便通も1〜2日に1回となり便秘も治りました。

◆初回の治療後のアンケート

治療前の苦痛を10とすれば今は2
以前、大阪駅にある鍼灸に針とお灸に計12回程度通っていたのですが、その時は何となく良いのかな?とおもう程度だったのですが、ここは、とてもしっかりと針とお灸をしてくれ、初回の翌日は体がだるかったのですが、それ以降はとても体が楽でひどかった頭痛や目の奥、首、肩の調子が良いので、これからも通おうと思います。便秘の改善と女性ホルモンの改善希望。

◆2回の治療後のアンケート

治療前の苦痛を10とすれば今は1
頭痛、肩こり、目の痛みなどは2回目で苦痛を感じる痛みはおこらなくなりました。便秘は以前は3〜7日に一度の割合だったのが今は2.5日に一度
2回の治療でよくなりました。頭痛、肩こり、目、首の痛み、イライラが今後もおこらない様にしたい。
自筆のアンケートは以下から 1回目と2回目のアンケートをいっしょに写しています。

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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
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2014年04月01日

原因不明の右胸の痛み、頭痛、目の奥の痛みもきれいになくなりました

桜が咲きました。ウキウキして楽しい季節です。外出したい気分になれば外出し、積極的に身体を動かすのが春にあった健康法です。
一方、自律神経のバランスの悪い方には、めまいや不安感、頭痛などが出ることもあります。こちらは早めの鍼灸治療をどうぞ。

☆原因不明の右胸の痛み、頭痛、目の奥の痛みもきれいになくなりました

森田(仮名)さんは50代の女性、デスクワークが多くパソコンと向かい合う毎日です。右の背中と胸が痛いという主訴で来院されました。8ヶ月前から続いています。頭痛、目の奥の痛みもあります。いくつもの医院、病院を回りましたが結局、原因不明。痛みだけでなく首や肩もこります。5週間8回治療して痛みはほぼなくなり、この段階でアンケートをいただきました。

◆アンケート回答
よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった。治療前の苦痛を10とすれば今は1である。

◆コメント
原因不明の痛みで何科に行ってもわからず、諦めていましたがこちらに伺い本当に楽になりました。針治療はしたことがなかったので怖いイメージがありましたがもっと早く来ればよかったと思います。ありがとうございました。
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森田さんは中医学的にみれば肝欝気滞(かんうつきたい)という状態、気のめぐりがひどく悪くなっていました。じつはこの後、1ヶ月くらい治療をお休みしたところ、少しだけ右胸の痛みがぶり返したのですが、1回ですぐになくなりました。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
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2014年01月24日

1〜3月、身体が痛みやすくなる

今日から明日にかけては気温が上がります。暖かくなると身体が楽になることが多いのですが、なかには急に暖かくなると具合が悪くなる方もいらっしゃいます。

☆1〜3月、身体が痛みやすくなる

春にむけて木の芽がめぶく準備をするように、人の身体の気も動き始めます。人も植物も季節で変化していくのです。このとき気がスムーズに動けばいいのですが、まだ残る寒さのために滞る場合があります。1〜3月頃に肩や首、腰が痛くなる方は結構いらっしゃいます。暖かくなるからと薄着にしすぎないようご注意ください。

土曜から日曜にかけて雨とともに気温が下がると、さらに体調を崩される方が出てくるかもしれません。温度変化に合わせてこまめに衣服を調整してください。疲れすぎないようにしてください。体調を崩された時は早めの鍼灸治療で、軽いうちに治してください。私の長年の経験では体調を崩しやすい波が1〜3月にかけて数回やってきます。今が第一波です。

◆インフルエンザが流行っています。鍼灸で免疫力をあげて予防しましょう。
posted by ゆい at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり