番組の中で頻尿 過活動膀胱を会陰(えいん)というつぼを小さなローラーでマッサージして効果があったという話が紹介されていました。似たようなことをやっているなと思いました。じつは結(ゆい)は棒灸で効果をあげています。
会陰の位置は女子は肛門と陰部の間です。男子は肛門と陰嚢の間です。過活動膀胱かどうかのチェックは以下からどうぞ。
◆過活動膀胱 チェック
http://www4.nhk.or.jp/P5063/23/
☆頻尿 過活動膀胱に棒灸が効きます
会陰への棒灸は以前「膣カンジタが早く治る方法」で紹介しました。膀胱炎にも良く効きます。お灸の煙(ヨモギの煙)には殺菌作用があります。バルトリン腺のう腫が大きくなって痛む患者さんにも効きました。のう種が小さくなり痛まなくなりました。
生理不順やPMS(月経前症候群)に使うこともあります。
◆膣カンジタが早く治る方法
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_woman/entry_1178/
以上のような患者さんの中に過活動膀胱の方もいて「頻尿がなくなった」という声を聴くようになり、なるほど過活動膀胱にも効くんだとわかりました。
☆恥ずかしくないです。ディスポショーツを使います。
結(ゆい)ではディスポショーツにはきかえてもらい、ショーツの上から棒灸をかけます。下半身はディスポシーツやタオルで念入りにカバーします。同時に頻尿に効くつぼに鍼をします。韓国流のヨモギ蒸しと鍼灸治療をいっしょにやるようなものです。自宅でも棒灸治療をしてもらいます。
頻尿 過活動膀胱にお悩みの方は ぜひお試しください。直接 言うのが恥ずかしい方はメールかメモでどうぞお伝えください。
☆NHKテレビ番組の要約(Gooより)
頻尿もツボで改善することが可能。尿が溜まる時、通常は膀胱の筋肉が緩み膨らんでいく。そして膀胱が一杯になると自律神経の司令によって膀胱の筋肉が収縮を開始、この時尿意がもたらされる。しかし、自律神経に異常が起きると尿が十分に溜まらないうちから脳が収縮の司令を出してしまうようになる。このため頻繁に尿意を感じてしまう「過活動膀胱」が起こるのだという。過活動膀胱は投薬治療も可能だが、副作用で治療を続けられない人も多い。長年自律神経の研究を続けている堀田晴美さんによると、ローラーを使って「会陰」というツボを刺激することで頻尿が改善されるそう。実際に40代〜60代の頻尿に悩む女性11人に実証実験を行った。診断に使った「過活動膀胱」の質問表はHPでも紹介中。女性たちにローラーを渡し、1日1回・5日間 会陰をさすってもらうと、全員が改善。中には診断が0点になった人もいた。強くさすると症状が悪化するおそれがあるので注意が必要。会陰をさすることで「仙髄」への刺激が伝わり、自律神経が遮断され膀胱の過剰な収縮がおさまるのだそう。
写真はワンちゃんに棒灸をしている様子 患者さんからいただいた写真です。
