2017年08月20日

耳管開放症? 右耳のつまりと不眠症と右ひざの痛みが治った

今日は40代の男性の耳管開放症もどきが2ヶ月に6回の治療をしたところきれいに治ったお話です。

☆耳管開放症? 右耳のつまりと不眠症と右ひざの痛みが治った

患者さんは40代の社長さんです。5年前にストレスから体調を崩し不安症と診断されました。お父さんから社長を引き継ぎ、ずいぶんがんばりはったようです。不安症は小康状態となったのですが、右耳のつまりが出始めました。耳管開放症でよくみられる自声強調、自分の呼吸音が聞こえるということはありません。耳鼻科で加味帰脾湯(かみきひとう)を処方されていますが一向に改善しません。
不眠症もあって、とくにここ1年は眠れません。のぼせやすく午前4時には目が覚めてしまいます。ここ2週間くらい右耳のつまりと首の右側面のこりが強くなっています。冬に来院されたのですが、寝汗もけっこうあります。
耳周囲の経絡(けいらく)気の流れがつまる肝欝気滞です。首のこりも不眠もそこからきています。寝汗は気滞からの化熱、熱をもつからです。頭はのぼせますが 足は冷えます。上実下虚(じょうじつかきょ)という状態です。気滞からのお腹のはりもあります。一般にはストレスからのお腹のはり、過敏性腸症候群(IBS)と呼ばれる状態です。
通院に3時間以上かかる遠方のため週1回の治療からはじめました。一度治療すると、足の冷えがとれたので、この方は治る力がしっかりしている方だなと思いました。本人は耳の治療には関係ないと判断され、当初は黙っていらっしゃったのですが、2ヶ月前に右膝の十字靭帯を痛めて以来 ランニングができない状態でした。いつも走っている人が急に走るのをやめると気滞はひどくなります。膝を治して走れるようにすると諸症状はいっそうよくなりました。右耳のつまりも、不眠症も首のこりも お腹のはりもなくなりました。
◆アンケートでは
治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1である。との回答をいただき、右耳のつまり感はほぼなくなりました。お世話になりました。とのコメントをいただきました。
◆考察

ランニングでも肉体労働でも身体を動かすと、気滞は一定程度 改善します。ただし疲労がひどいと、それはそれで気滞はひどくなるので、スポーツで何でもよくなるという訳にはいきません。その方の状態、按配が大切です。
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2017年07月30日

耳管開放症が5回、半月の鍼灸治療で治った

今日は60代の女性の耳管開放症が半月に5回の治療をしたところきれいに治ったお話です。

☆耳管開放症が5回、半月の鍼灸治療で治った

患者さんは元気な60代の女性で肩こりもありません。ただ耳の調子は少しずつおかしくなっていました。8ヶ月前に胃の具合が悪くなり、耳に違和感が出ました。5ヶ月前に花粉症で鼻炎になった時に、鼻をすするようになり 耳がつまるようになりました。その後 鼻炎はなくなったのですが、耳のつまりは残り、耳鼻科で耳管開放症と診断されました。車に乗ると必ず耳がつまります。車の振動が耳管を開かせてしまうのかもしれません。
首を前に倒すと つまり感はなくなります。耳管開放症ではよくあることです。横になると症状は消えます。
5回の治療で症状は消えました。その後 約1週間後に耳鼻科で検査をして、耳管の動きが正常であることを確認して治療を終わりました。

「非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。」「総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0.1である」というアンケート結果をいただきました。

◆コメント

耳管開放症ということで声がこもるような感じが時々していました。先生に治療していただいたおかげですっかり良くなり耳鼻科の検査でも耳管の開放はすっかりなおっていました。治療自体も気持ちよかったです。本当にありがとうございました。
今の苦痛を0.1にしたのは耳管開放症がまだおこるのというのではなく、おこりそうな気になる時があるからです。それもツバを飲み込めばそんな気もなくなりますが。
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている
場合があります。ご了承ください。

2017年07月23日

急性低音障害型感音難聴が2回の鍼灸治療で治った

蒸し暑い日々が続きます。「今から こんなにしんどくて8月になったらどうなるんだろう」という患者さんに 「今が一番 しんどいんです。暑熱順化といって8月には身体が暑さに慣れてきます」と励ましています。鍼灸は暑さに慣れない身体の暑熱順化を促進することができます。暑さに耐えられる身体をつくるお手伝いができます。

☆急性低音障害型感音難聴が2回の鍼灸治療で治った

40代の女性が急性低音障害型感音難聴がなかなか良くならなからと来院されました。〇〇年の秋のことです。一か月前に「音が二重に聞こえる」ようになり、すぐに耳鼻科を受信し、急性低音障害型感音難聴と診断されました。右耳の低音が十分に聞こえていません。耳の圧迫感もあります。
右肩も上げにくくなったそうですが、いわゆる肩こりはありません。静かな場所では耳鳴りも聞こえます。

急性低音障害型感音難聴は、従来は突発性難聴の1つと考えられてきましたが、現在では別の病気とされています。
突発的に耳がつまり、耳鳴り、難聴になり、めまいはありません。ぐるぐるは回らないけれど、ふわふわするといった方はいらっしゃいます。聴力検査では、低音域の聴力が低下しています。音が二重に聞こえるということもおこります。

耳鼻科ではイソバイドという利尿剤、おしっこを出す薬とアデホスコーワという血流をよくする薬、メチコバールというビタミン剤、ビタミンB12を処方されていましたが効きません。
鍼灸すると一度の治療で症状がほとんどなくなったので、二回 治療して終了しました。アンケートは二度目の治療の時にいただきました。
中医学では右耳周囲の経絡(けいらく)、気の流れがうまく流れなくなったためにおこった難聴と考え治療します。右肩が上げにくくなったのも同じ気の流れの不調からです。難聴といっしょに「右肩が上げにくくなった」のも治しました。

「非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。」というアンケート結果をいただきました。

コメント
針灸院が初めてだったので、不安ではあったのですがほとんど良くなり来てよかったです。
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実はこの女性は二か月後にも同様の症状で来院され、二回の治療で治っています。突発性難聴はいちおう再発しないといわれていますが、急性低音障害型感音難聴は再発します。突発性難聴と診断されていても、同じ耳で同様の症状が数か月後におこったという話は患者さんからよく聞きます。

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2017年07月06日

幼少期からの耳鳴がほぼ治った

今回は30代女性の幼少期からの耳鳴がほぼ治ったお話です。

☆幼少期からの耳鳴がほぼ治った

患者さんは30代のやせた女性でした。幼少期からキーンという耳鳴がずっと続いています。鍼灸もいろいろ受けたが、耳鳴については変化がないということでした。ただ温灸を多用する結(ゆい)のような治療は受けたことがないとのことでした。

○○年4月から8月まで月2〜4回の治療を続けたところ耳鳴は静かな場所で意識を集中してさがすとわかるといった状態までおさまりました。なにより身体が楽になり家事等で動いても疲れにくくなったことを喜ばれていました。
じつは自宅近くに鍼灸師の友人もいて、結(ゆい)に来ないときは私の指示したつぼに温灸をしてもらうこともいっしょにやりました。

◆アンケート回答 
非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がないという回答と2.よい効果があった。少し苦痛はあるが治療前と比べると少しは楽になったと間に ご自身で以下のように書かれていました。

苦痛があるという程ではないが全く何もないわけではない。ほとんど気にならなくなった。

以上のように書かれ以下のようにコメントされました。
総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今は1である。

耳鳴については普段 ほとんど気にならない程に改善した。それに伴い体のだるさや疲れやすさも改善し 毎年 梅雨から夏にかけての食慾不振やだるさ等いわゆる夏バテに悩まされていたが今のところ全くない。さらに嬉しい副作用(?)として顔のくすみが消え たるみもなくなった。
耳鳴だけでなくほかの不調についてもほとんどなくなり快適な毎日を送っている。先生の的確な判断と治療に大変感謝している。
コメント以上

◆考察
耳鳴にもいろいろ種類があります。この女性は中医学的にいうと脾胃虚弱(胃腸が弱い状態)から気が耳に十分に届かなくなることで生じていた耳鳴でした。春から夏にかけてはのぼせることも多く、疲労感も相当なものでした。胃腸の弱さを治していきながら、耳も治療しました。

◆自筆のコメントは以下からどうぞ
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

※7月8日土曜は午前11時30分で受付を終了します。ご注意ください。

2017年05月12日

頭鳴り、耳鳴りが治療後 25時間で消えた!

暑くなってきました。
こういう時期は陽気が上がりすぎて、上に滞留する、肝火上炎(かんかじょうえん)や肝陽上亢(かんようじょうこう) 陰虚陽亢(いんきょようこう)といった状態がおこりやすくなってきます。春先から起こりやすくなっているのですが、立夏を過ぎた現在も続いていると患者さんたちをみて感じています。立夏とは夏の始まりの日で、今年は5月5日でした。

※中医学の厳密な分析よりもわかりやすさを優先して表現しています。

☆頭鳴り、耳鳴りが治療後 25時間で消えた!

80代の男性から、あわてた様子で電話がかかってきました。何か不調があると結(ゆい)にいらっしゃる患者さんです。立夏の数日前のことでした。

「頭のてっぺんの方でピー!と鳴りはじめた。耳鳴だかなんだかしらんが。」とのこと、頭のてっぺんで鳴るのも耳鳴の一種ですが、当院では患者さんが 納得されるように「頭鳴り」とよんでいます。

今日の午前3時に目が覚めたらピー!と鳴りはじめていたとのこと。肝陽上亢という状態でした。頭に虚熱があり、足が冷えています(足の冷えない肝陽上亢もあります)
さっそく鍼灸治療しましたが、その場では止まりません。連休も控えていたので、翌日 来てもらうことにしました。
翌日 話を聞くと「10時に床について、午前2時にトイレで起きた。もう一度 寝て午前4時に起きたら頭鳴りは消えていた」といいます。期間の経過した頭鳴り、耳鳴りはなかなかやっかいですが、新鮮なものはすぐに治ることがよくあります。再発予防の治療をして頭鳴り、耳鳴りの治療を終わりました。 
鍼灸は慢性症状だけでなく、新鮮な急性症状にもよく効きます。

患者さんからのアンケートには、コメントとして以下のように書かれていました。

午前3時にとつぜん頭鳴りが始まり驚きました。すぐにおさまるものと思っていましたが、なおらずここに来たしだいです。治療を受けて1日(24時間)でおさまりありがとうございます。

自筆のアンケートはこちらから
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2017年03月06日

耳管開放症と肩こりがいっしょに治りました

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。肩こりをとるのでなく肩のこらない身体にするのが結(ゆい)の治療です。

☆耳管開放症と肩こりがいっしょに治りました

久保(仮名)さんは20代後半の働く女性です。デスクワークをされています。
2週間前に耳の調子が悪くなりました。右耳に圧迫感が出て、しめつけられる感じが出てきました。ふらふらします。耳鼻科に行ったところ聴力も低下していて耳管開放症と診断されました。以前から肩こりもあります。

一度 治療したところ右耳の圧迫感がなくなり、呼吸音が聞こえなくなりました。半月に3回治療したところで、肩こりを含めたいろんな症状が消えました。それから一ヵ月後に来ていただいた時も、肩こりは出なくなっていました。耳鼻科で聴力検査を受けたところ聴力も回復していました。

治療終了後にアンケートをいただきました。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【0】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント

耳の方は完全によくなりました。呼吸音が聞こえることもなく、圧迫感もなく聴力検査では両耳でほぼ同じ結果となりました。
肩こりも思い荷物を一日中持って歩いたりしない限り(普段そんなことはめったにしないです)感じなくなりました。ありがとうございました。

◆自筆アンケートは以下から

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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。

◆スギ花粉が飛んでいます。花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。  http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

◆関西中医研のお知らせ(治療家、鍼灸専門学校向け)

3月11日(土) 18時〜21時 今週土曜です!事前申し込みは不要です。
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西洋医学における腰痛のEBM 腰痛へのトリガーポイント・アプローチ 経絡弁証
による腰痛という3つの観点からの現代の腰痛治療

《場所》大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5F) 第4研修室
  電話06−6345−5000
最寄り駅 JR東西線・北新地駅、JR・大阪駅 地下鉄・西梅田・梅田・東梅田

2016年10月28日

原因不明の高音域の聴力低下、耳鳴が治った

今回は聴力低下と耳鳴のお話です。

☆原因不明の高音域の聴力低下、耳鳴が治った

田代さん(仮名)は30代の女性です。右耳の聴力低下で来院されました。2週間前から突然聞こえなくなったそうです。
高音域の聴力が低下し、高音が変に聞こえます。肩もこって、手首も痛みます。手首をよく使う仕事の方です。
耳鼻科では高音域の聴力低下で原因は不明との説明を受けられたようです。ストレスが関係しているかもしれないと田代さんはおっしゃいます。職場の人間関係がうまくいっていないようです。

2回 治療してすっかりよくなり、アンケートをお願いしました。

アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。

◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
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急に聴力低下耳鳴りが出現し耳鼻科を受診するも検査で高音域の聴力低下、原因不明との診断を受けビタミン剤と軽く血流を良くするお薬をいただいたのみで、1週間後に再受診と言われたものの、その後 数日で症状が悪化したため色々と検索しこちらに受診させていただきました。

針治療が初めてだったため少し不安でしたが痛いと訴えれば痛くないようにしてくださったり、常に声かけをしていただけて安心して治療を受けれました。実際の効果は驚くほどのもので1回目の治療で5割ほど症状が軽減し、生活に支障がなくなり2回目の治療で症状は全くなくなりただただ驚くばかりです。耳だけでなく肩こりや仕事で痛めた手首も
同時に見てくださり身体の苦痛が一気になくなりました。本当にありがとうございました。また何かあった時はよろしくお願いいたします。

コメント以上

◆解説

田代さんは子育て真っ最中のお母さんでした。仕事と子育てで睡眠時間も少なく4時間ほど。少しでも眠る時間を増やすようお願いしました。睡眠時間が少ないと耳鳴は悪化しますのでご注意ください。

ご本人がおっしゃるようにストレスの要素もあったようなので疏肝(そかん)作用というストレス軽減の作用をもつ経穴(つぼ)も組み入れて治療したところうまくいきました。

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2016年08月31日

耳管機能不全という状態、耳管開放症と狭窄症

◆耳管開放症
耳管が開いたままの状態になり、耳閉感や自声強聴、自分の声が大きく聞こえるなどの症状が出ます。

◆耳管狭窄症
耳管がふさがったり、狭くなると、耳閉感や自声強聴や耳の聞こえが悪い、痛みといった症状が出ます。

つまり耳管開放症と狭窄症の症状はそっくりです。

自治医科大学 小児耳鼻咽喉科 伊藤真人教授は耳管開放症と狭窄症について
この一見異なる病態がときに混在している場合もあり両者を合わせて耳管機能不全として取り扱うのが適当である(よくわかる病態生理14耳鼻咽喉疾患より)
と書かれていますが、私の臨床的実感とも一致しています。
患者さんの中には、ある耳鼻科では耳管開放症といわれ別の先生にかかったら耳管狭窄症といわれ「いったいどっちなんだ」と混乱されている方もいらっしゃいます。

結の鍼灸治療は耳管開放症と狭窄症、つまりは耳管機能不全を治していきます。どちらも治すし軽くなりますから心配いりません。
耳管機能不全はじつは耳の症状だけでない患者さんが、たくさんいらっしゃいます。
肩こり首こりのひどい方、耳鳴りがして不眠の方、身体がだるくて仕方のない方、めまいの方(ぐるぐる回る方は少ないのですが)不安感の強い方などなど。鍼灸はこれらの症状をまとめて治していきます。
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2016年08月28日

3回で治りました、中耳炎の後に残った耳のつまり感 自声強調

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。
9月は学会等のため9日金曜午後、10日土曜、17日土曜を休診させていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

☆3回で治りました、中耳炎の後に残った耳のつまり感 自声強調

長澤さん(仮名)は子育て真っ最中のキャリアウーマンです。保育所に子供さんを預け、営業で走り回る日々です。納品で重いものを持つこともあります。

2週間前に左耳が急性中耳炎にかかり、鼓膜を切開しました。鼓膜に少しだけ穴を空けて、奥に溜まっている膿(うみ)や滲出液を抜きとる治療です。
鼓膜の穴はふさがったけれど左耳の圧迫感、耳のつまり感 自声強調、自分の声が響いて聞こえる症状が出てきました。時々 耳の後ろも痛くなります。右耳もつまったり、ひっぱられる感じになってきました。
肩こり腰痛は前からあります。

8月に来院されました。週2回治療して、その後 お盆をはさんで10日後に治療。3回目の治療の後にほぼ症状が消え、4回の治療で卒業していただきました。

この時にアンケートをいただきました。アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。
◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント

治療前は耳のつまり感 自声強調がひどく、仕事にも支障が出るほどでした。耳鼻科通院していましたがなかなか改善されず、聞こえの違和感で精神的にもおちこんでいたように思えます。
そんな中 結鍼灸院をホームページで知り、少しでもよくなればという思いで治療を始めました。
2回の治療後 つまり感、自声強調が少し楽になったように感じ、3回目の後は、日常生活の中であまり気にならない程度になりました。症状がでてもすぐに治るようになりました。
同時に腰痛や肩、首のコリもとれ、本当にうれしい限りです。また何か不調があったときはお世話になりたいと思います。ありがとうございました。

◆院長解説

耳のつまり感 自声強調などは耳周囲を流れる気の滞り、経絡(けいらく)がつまったものです。もともとは健康な女性ですが、夏の暑さと働きすぎの疲労で免疫力も弱り、治りが悪くなっていました。自律神経の乱れも少し出始めていましたが、何より早めに治療開始できたのが、早めの治癒につながりました。
「納品などの肉体労働がきつい時に症状もひどくなる」と言われていました。疲労すると気のめぐる力も弱まり、気の滞りもひどくなります。疲労を回復させ気がうまく流れる治療をさせていただきました。
2回の治療の後に長澤さんも夏休みが入り、実家でゆっくりできたのもよかったと思います。
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2016年01月22日

難聴がよくなった

開院28年ともなると昔、治療した患者さんがいらっしゃることもよくあります。先日 来院された80代の男性は6年め、16年目め、そして今年28年めと来院されていました。ざっと「10年に一度 体調を崩されていますね、まあ10年に一度だから、いい方と考えましょうよ」と二人で笑い合いました。
今日は難聴のお話です。

☆難聴がよくなった

橘(仮名)さんは60代の女性です。2年前から耳に不自由を感じるようになりました。数人で話すると、聞き取りにくくなったのです。耳鼻科で左側の聴力が低下しているといわれました。右耳も何か響くような感じがする、耳鳴がするということでした。
一週間に一度の頻度で治療を開始。2回めの治療の後、「左耳がよく聞き取れるような気がする」とずいぶん改善しました。橘さんも喜ばれていました。

ただ2回目の治療後、1週間近く「なんだか寝た気がしない」「ずっと緊張している気持ちがする」という訴えも。
じつは脳を活性化させ、聴力の回復を意図したのですが、活性化がすぎてやや興奮状態になってしまったようです。次からはやや活性化しつつも、少し落ち着く治療に切り替えました。聴力は耳の機能だけではなく、脳の機能が大きく関係しています。私たちは耳を通して脳で音を聞いているのです。

今度はぐっすり眠れるようになり、7回、1ヵ月半治療したところでアンケートをいただきました。聴力はずいぶん回復しています。右耳の違和感もほぼなくなってきたのですが、たまに感じる時があるといった状態です。
橘さんに「よくなった左耳を使ったほうがいいのですか」と聞かれました。なるほど傷んだところはあまり使うなという指導が医療の世界ではよくあります。
「どんどん使ってください。」とお答えしました。大音響でなければ、使いながら機能を回復させたほうがいいのです。いわば耳のリハビリです。

◆アンケートでは「よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【3〜4】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント

イヤホンを使って聞く時、以前は左右ボリウムを変えないと聞こえづらかったのですが、治療していただいて、ボリウムを大きくしなくても聞こえるようになりました。ありがとうございました。

◆自筆アンケートは以下から

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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2016年01月21日

急性低音障害型感音難聴って、何?

すごく寒くなりました。吹田はまだ雪はありませんが、雪が降ったという地域の患者さんが、電動自転車のパワーが落ちて、電池の減りも早くなった気がすると言われました。
その通りです。低温で電池のパワーが落ちて、電池の減りも早くなります。寒冷地で行動する時は、例えばトランシーバーや懐中電灯は使用する時まで、服の中に入れ体温で電池が冷えないようにします。スマホや携帯も同様です。
患者さんには電動自転車のバッテリーを使うときまで、自宅の暖かい場所に置いておく様にアドバイスさせていただきました。
今日は2〜3月によくおこる耳の疾患のお話です。

☆急性低音障害型感音難聴って、何?

急性低音障害型感音難聴は、従来は突発性難聴の1つと考えられてきましたが、現在ではいちおう別の病気とされています。

突発的に耳がつまり、耳鳴り、難聴になり、めまいはありません。ぐるぐるは回らないけれど、ふわふわするといった方はいらっしゃいます。聴力検査では、低音域の聴力が低下しています。
医師にもよるのでしょうが、耳鼻科では突発性難聴と説明されることも多いように感じています。世間でよく知られているからでしょう。突発性難聴と同様にステロイド剤やビタミン剤が使われるのですから患者さんの方では違いはわかりません。急性低音障害型感音難聴は若い女性に多いようです。

突発性難聴との違いは、約半数に難聴の変動や再発がみられることです。突発性難聴はいちおう再発しないといわれています。
また、両耳がなることもあります。私も「突発性難聴が再発した」という患者さんを治療したことがよくあります。また右耳が突発性難聴と診断され耳鼻科で治療を受けていた患者さんが、左耳にも症状が出て、不安になって結(ゆい)に来られたこともありました。右耳も左耳もおかしいという患者さんはよく治療しています。

突発性難聴と急性低音障害型感音難聴の鑑別は、鍼灸治療では重要ではありません。それよりも患者さん自身の身体の状態の違いや発症した季節の方が大切です。急性低音障害型感音難聴は鍼灸でしっかり治せます。

2015年12月26日

2回で治った突発性難聴

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。今日は2回で治った突発性難聴のお話です。

☆2回で治った突発性難聴

辰巳(仮名)さんは50代の男性です。冬にみえられました。営業の外回りでバイクに乗られています。1週間前バイクで走行中に両耳がつまり回復しなくなりました。両耳がふさがって音がこもります。左耳が耳鳴りするようになりました。

耳鼻科では突発性難聴という診断。左耳の聴力も少し低下していました。
ステロイド剤を一週間飲みましたが、身体がはれたような感じがしてきて、体調が悪化したのでやめたところです。バイクでの外回りも車に変えました。

一度 治療すると「両耳のふさがる感じが少しましになった」とのこと。2回めの治療の後 「よくなったようだ」との電話連絡があり、3週間後に郵送したアンケートの回答をいただきました。2回の鍼灸治療で突発性難聴が治りました。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【1】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント
完治率が3割程度と聞いていたので半分あきらめていました。ステロイド剤服用により、副作用が出て飲むのを止め、食事療法(絶食)と鍼灸をしたところ劇的に改善しました。今のところ悪化する気配はありません。ありがとうございました。

※結からのコメント

辰巳さんは、ステロイド剤服用で身体がはれたような感じになったので断食をされました。辰巳さんは体調が悪くなるとすぐに断食をされるそうです。食事療法(絶食)が突発性難聴にどれだけ有効なのかはわかりません。

突発性難聴でステロイド剤を飲み始めた時の副作用は、いらいら感、不眠、消化不良、下痢、吐き気、食欲増進などがあるようです。私もいらいらしたり不眠になるという声はよく聞きます。
ではその時はどうするか。医師と相談してもらうことが前提ですが、私は服用を継続できるならその方がいいと考えています。突発性難聴のステロイド治療は比較的短期間ですし、副作用は鍼灸で緩和させます。

◆自筆アンケートは以下から

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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2015年12月17日

こわい場所には鍼をしません

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。私は患者さんがこわがる場所には鍼をしないことにしています。例えば頭に鍼をされるのがこわい患者さんがいらっしゃいます。

「頭は一番、安全なところなんですよ。頭がい骨というヘルメットのような骨に頭は守られています。鍼はヘルメットの上の皮にするだけです。頭がい骨は硬いので鍼は通りません。それにヘルメットにそって横に鍼をするだけです。」

こういうとたいていの患者さんは、頭に鍼をするのを許してくれます。でも中にはそれでもいやだという方もいらっしゃいます。たいていは別の鍼灸院で頭に鍼をした後、めまいが出た経験のある方です。やり方を工夫すれば、頭に鍼をしてもめまいは出ないのですが、いやがる方に無理強いするようなことはしません。
首がひどくこるのだけれど首、後頭部に鍼をするのはこわいという方もいらっしゃいます。これもなんとかなります。遠慮なくおっしゃってください。言いづらい方はメールかメモをください。

先日は耳が水の中にいるようで、いやな感じがするといって来院された20代の女性がいらっしゃいました。手足も冷え、肩もこります。「年かな」「10代のころはこんなことはなかった」と何度もおっしゃいます。「年は関係ありません」といって治療開始。背中を使う督脈通陽法という私の得意の治療法をしました。背中に棒灸や灸頭鍼をします。
二回ほど治療したら手足も暖かくなり、肩こりもなくなりました。耳も不快感を感じていない時の方が長くなってきました。混んだ電車に乗ると気分が悪くなっていたのがなくなり、バーゲンに行けると喜んでいらっしゃいました。軽いパニック障害のような症状があったようです。何より疲れなくなったそうです。

いつも通り治療をしようとすると、背中を使わない治療はできないかと相談されました。背中側に他人に回られるのがどうも苦手とのこと。治療のために我慢してこられたのですが、ここまでよくなってくれば他のやり方でもなんとかなるのではとお考えになったようです。背中側から鍼をしたり温灸をしたりする治療はやめにすることにしました。
慣れないハイヒールを履いてから脚と腰が痛いという訴えだったのですが、背中や腰に鍼をすることなくちゃんとその場で痛みをとりました。
鍼灸はいろんなやり方があります。患部を使わないでも治療はできます。お尻を見られるのが嫌だからと、痔のことを隠される女性もいらっしゃいますが大丈夫です。お尻に鍼をしなくても治療はできます。

☆幻肢痛(げんしつう)ファントムペインも治す鍼灸

病気や事故等で手足を切断した場合、切断した筈の手や足が痛むという症状があります。幻肢痛とかファントムペインといいます。原因不明とされていますが、鍼灸は幻肢痛を治療することもできます。幻肢痛の方はぜひ鍼灸をお試しください。

◆年内は28日(月)まで開けます。今年の不調は今年のうちに治しましょう。

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

写真は11月末の箕面市勝尾寺の紅葉。サービス精神満載のお寺で池から、雲のような水蒸気がでる仕組みで演出している。
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2015年11月18日

耳管開放症の治り方

うっとおしいお天気が続きますがいかがお過ごしですか。まあ雨もまた良し。雨に濡れた紅葉もきれいです。

☆耳管開放症の治り方

井上(仮名)さんは20代の男性です。転職したのはいいのですが新しい職場に慣れなくて胃がもたれるようになりました。市販の胃薬でごまかしているうちに体重が8キロも減ってしまいました。1ヶ月前からは夕方になると左耳が開放するようになりました。耳鼻科では耳管開放症と診断されています。複数の耳鼻科を試されたようですが、なかなかよくなりません。鍼灸は初めてだけど、なんとか治したいということで来院されました。

もともと慢性鼻炎とアトピー性皮膚炎をお持ちの方で、アトピー性皮膚炎は肘の内側付近にあります。肩もこります。
昨日から風邪をひいたという訴えで、鼻づまりもひどくなっています。

☆鼻が治れば耳もよくなる

症状は一見すると大変そうですが、耳が開き始めるのは夕方から、それに体力ももともとはありそうです。胃腸の調子を整えながら、耳と鼻(慢性鼻炎)の治療をしていけば順調に回復していくだろうと考えました。
「鼻がもともと悪いというのは、よかったですね。慢性鼻炎の方が治しやすいからです。鼻が治れば、耳もある程度よくなりますよ」といって治療を開始しました。リップサービスではありません。長い慢性鼻炎でも私は比較的短期間で治しています。そして鼻がよくなれば耳はある程度は勝手によくなるのです。

☆胃腸の病との共通点

胃腸の調子がわるくなり、身体能力が低下し耳管をしっかりと閉じる力がなくなってしまったのです。そうはいっても症状が出てくるのは、疲れが出てくる夕方からです。結構 力は残っていると考えました。じつは身体の力が低下した時におこる胃下垂も耳管開放も似たようなものと考えています。耳管開放症というと多用される加味帰脾湯はもともとはある種の胃腸の病に使われる漢方薬です。

10日間に4回治療したところほとんど耳は開かなくなりました。肩こりはなくなり胃のもたれ感も消え鼻炎も治っています。さらに2週間に4回治療したところ肘のアトピー性皮膚炎も消えました。週に一度の治療に切り替え2週間、次に2週間に一度の治療で一ヶ月様子をみて治療を終了しました。アンケートは治療開始から2ヶ月たったところでいただきました。
アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。
◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
様々な耳鼻科にて耳管開放症と診断されたものの 治療法がないといわれ途方にくれておりました。
藁にもすがる思いで通院し始めましたが、想像以上に効果があり正直驚いております。
上記症状のみならず、体全体の疲れも少なくなり、大変快適です。
鍼治療は今回が初めてでしたが、今後もしほかの病状に悩まされた時はまた厄介になるかと思います。大変 助かりました。ありがとうございました。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2015年09月14日

27年間続いた耳管開放症が治った

久しぶりに気持ちのいい晴天になりました。
長い症状、病気でもあきらめることはありません。希望をもってください。

☆27年間続いた耳管開放症が治った

木下さん(仮名)は50代の女性です。27年前、出産後に体重が落ちて、耳がぼおっとするようになりました。17年前に耳管開放症と診断されましたが「治療法はありません」といわれたとのこと。数年前に加味帰脾湯をしばらく飲みましたが、効果はありませんでした。

右耳のつまる感覚が一番おつらいようで、自分の呼吸音も聞こえます。冬は比較的楽になります。今年の3月からつまり感がひどくなり、あわせてけん怠感も感じるようになりました。
5月に来院されました。当初は週二回治療することが多いのですが、木下さんは少し遠方で本人の希望もあり週一回の治療を開始しました。
3回治療したころ2週間の間に一回 耳がつまった程度という状態になりました。なにより喜ばれたのは、けん怠感がなくなったこと。「空が晴れたような感じがする」とおっしゃっていました。便秘も解消、肩もこりにくくなりました。
中医学からみた木下さんの耳管開放症は身体が弱り、その中でもとくに耳周辺の経絡、気の流れが滞った状態です。身体を元気にする治療をしながら、とくに耳周辺の経絡の気の流れをよくし、機能回復に努めました。
5回 約一か月で治療終了、4回目の時にアンケートに回答していただきました。

◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。
◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1である。

◆コメント
ありがとうございました。27年間辛い思いですごしなかばあきらめていましたがとてもよくなりました。感謝しています。

長い間の耳管開放症でもあきらめることはありません。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2015年05月11日

耳のつまりとドライマウスがいっしょに治った話 シェーグレン症候群に効く鍼灸

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。今週土曜は 関西中医針灸研究会です。末尾にお知らせを掲載しています。

☆耳のつまりとドライマウスがいっしょに治った話 シェーグレン症候群に効く鍼灸

杉沢(仮名)さんは50代の女性です。フルタイムで働かれています。1年前から右耳が詰まった感じが続いていると来院されました。耳鼻科の薬は飲んでいるが、症状が改善しないそうです。
肩こりもひどく、右ひじや右ひざも痛みます。杉沢さんはシェーグレン症候群のため6年前から舌も痛く、口も渇きます。味もちゃんと感じることができません。

治療開始して3ヶ月で耳が治ったのでアンケートをいただきました。右ひじや右ひざも治り、肩こりも以前ほどではなくなりました。
舌の痛みもなくなり、口の渇き等のドライマウスも楽になったので、喜んでいただけました。食べ物もおいしく感じるようになったとのことです。シェーグレン症候群が鍼灸でよくなるとは期待されていなかったようです。

残念ながらシェーグレン症候群は良くはなってもなかなか完治とはいきません。肩こりの治療も兼ねて、時々通院されています。

※シェーグレン症候群とは、自己免疫疾患の一種です。涙腺の涙分泌や唾液腺の唾液分泌がうまくいかなくなる病気です。40〜60歳の中年女性に好発し、男女比は1対14といわれています。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【1】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント
初めてうかがったときは右耳がほとんどつまったような感じで聞き取りにくく困っていたが今はほぼ完治した。時々以前のようなつまり感を感じる事はあるがすぐに戻るので問題ありません。
お医者さんの薬だけで半年以上かかってもなかなか改善しなかったのが2.3ヶ月の治療をしていただいて改善したのでもっと早く通院させていただければよかったと思っております。ありがとうございました。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

☆5月の関西中医研のお知らせ 5月16日土曜18時〜21時 
◆講師 和田 絹代会員
打鍼のやり方 小児の腹部打鍼のやり方、大人への打鍼のやり方など。

◆講師 早川 会員 「日本伝統鍼灸の歴史に学ぶ」

岡部素道先生や本間祥白先生が30代で経絡治療を創ったこと等々。また柳谷素霊の一本鍼を中心に、日本鍼灸の一本鍼を紹介します。柳谷素霊と言えば、一般的には古典派、「経絡治療」派の総帥であり、「古典に還れ」といった古典派の代表のように思われますが、実際は、『秘法一本鍼伝書』のように、日本全国の鍼灸の秘伝を収集して、追試した、日本鍼灸のエッセンスの固まりのような鍼灸師だったようです。

《場所》大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室(大阪駅前第2ビル5F)
詳しくは以下の関西中医研HPをご覧下さい。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/top.htm

2015年03月15日

耳のつまりと全身性エリテマトーデス(SLE)の関節痛

花粉症がピークのようです。花粉症は治る病気です。花粉症については以下をご覧ください。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

☆耳のつまりと全身性エリテマトーデス(SLE)の関節痛

石川(仮名)さんは40代の女性です。3ヶ月前から左耳がつまりはじめ、耳鳴りがするようになった。近頃は右側もつまりはじめたという症状で来院されました。鼻もつまるそうです。
石川さんは全身性エリテマトーデス(SLE)という免疫異常の病気をお持ちで、SLEの症状のひとつに関節痛があります。来院されたのは冬で、手首や足首も痛み始めていました。

耳のつまりも関節の痛みも、石川さんの場合は気滞、気の滞りからきていました。気の滞りをなくす治療をすると、耳のつまりも、手首や足首の痛みもなくなりました。半月に5回の治療で症状はなくなりました。

治療終了後にアンケートをいただきました。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【1】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント

初めての鍼灸治療だったのですが、こんなに効果があるとは知らなかったので驚きました。耳のつまり感が1回の治療でずいぶん楽になり本当に嬉しかったです。関節の痛みもすぐに消えました。感動しました。治療に通って本当に良かったです。また調子が悪い時はお世話になりたいと思います。有難うございました。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。

2014年12月08日

突然、声が出ない 1回で治りました。心因性失声症のお話

結(ゆい)鍼灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。年末は27日土曜まで開けています。年始は5日月曜から、今年の疲れ、痛み、不具合は今年のうちに楽にしておきましょう。

☆突然、声が出ない 1回で治りました。心因性失声症のお話

金田さん(仮名)は40代後半の男性、別件で治療したことのある方です。じつはお連れ合いが医療関係者です。

今朝、突然 声が出なくなったとの事で総合病院の診療を受けたその足で、結(ゆい)にいらっしゃいました。お連れ合いの勧めもあったようです。声が全く出ないために、お連れ合いが代わりに事情を話してくださいました。
MRIでも異常なく、脳血管障害の症状もない、ストレスから声が出なくなったのではないかということで、「心療内科を紹介しましょうか」と言われたそうです。

軽い吐き気が数日 続き、身体がいつもより熱く感じていたが、声の出なくなる前日は吐き気も消えていた。ちょっと調子がもどったかなと思ったが、朝 起きたら声が出なくなっていた。という状態です。

総合病院では異常なしという診断だったようですが「異常はあります」と申し上げました。

「現代医学の今の診断技術では異常を発見できないだけです、将来は発見できるようになるかもしれません。私にも現代医学的にどこに異常があるかどうかはわかりません。でも伝統的中医学の見方では、気がつまっています。胸で詰まっている時は息苦しかったのが上に上がってのどで詰まってしまった。だから声が出ないのです。だから吐き気の消えた翌日に声が出なくなってしまったのです。もちろんストレスは身体をこんな状態にした遠因です。身体も疲れています。でものどの詰まりがとれれば、声は出ます。」と言って治療を開始しました。伝統的中医学では痰風内動(たんぷうないどう)という状態です。

☆ストンとつかえがとれたように声がもどる

まず上に上がってしまった気の流れが下に流れるようにする鍼治療をしました。しばらく鍼をしたまま横になってもらい、「どうですか」と質問するとかすれながらも声が出ました。ろれつが回らないので、それを治すつぼに鍼をすると話しやすくなりました。

意味なくしゃべるのもつらいので、新聞を朗読してもらいました。だんだんと声のかすれがとれてきます。ころあいを見計らって失声の特効穴に鍼をすると、ストンとつかえがとれたように声帯が機能しはじめ、普通の声が出ました。
その後 2回ほど再発防止の鍼をして治療を終了しました。身体がみょうに熱く、だるいのも治りました。

2回目の治療終了後にアンケートをいただきました。

◆アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【2】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント

声が出なくなった時は本当にあせりました。耳鼻科も行きましたが異常なし、そこで妻のすすめもあり先生に診てもらったところ、ちゃんと出るようになりました。
先生の説明も明確で安心しました。
今回は早く対処したこともあり早く治りました。何か異変を感じたら早めに診てもらうことが大切なのだと実感しました。

◆自筆アンケートは以下から
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「早めに診てもらうことが大切」その通りです。鍼灸はたいていの症状に効きます。ご相談ください。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2014年11月11日

突発性難聴、鼻炎、首肩の疲れ、まとめて治る

うちは耳の疾患の方がたくさん来院されています。昨日来院された30代の女性の医療関係の方も2年前に「耳がつまる」という症状で来院された人。一度の治療でつまりがとれ、聴力検査の結果もよくなっていたので、今回また耳がつまりはじめたと来院してくださいました。前回は耳鼻科に行ってから当院に来られたのですが、今回は直接当院へ。「治ることが実感できたから。」とうれしいお言葉をいただきました。今回は突発性難聴の治ったお話です。

☆突発性難聴、鼻炎、首肩の疲れ、まとめて治る

有田さん(仮名)は40代後半の男性、一ヶ月前から左耳に水が入ったような感じになったそうです。耳鼻科で一通りの治療を受けましたが、よくなったり悪くなったりを繰り返しています。低音性難聴の診断、鼻がつまりがちで、首肩はいつもこって疲れているとおっしゃいます。
「鼻がつまるんですか、それはよかった。鼻が詰まって耳がおかしいという人は鼻づまりを治すと耳の症状はまずまず改善していきます。耳よりも鼻の方が治しやすいんです。」と私が長年の臨床の中で経験していることを言って、治療を開始しました。

一度めの治療で4日間ほど耳の閉塞感がなくなりました。その後 一度調子が悪くなり20日間に5回の治療でほぼ治りました。その後 週に1回の治療を2週続け再発のないことを確認して治療を終わりました。
首肩の疲労感も、鼻づまりも消えています。難聴も治りました。

アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【0】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。
コメント
初めて針治療を受けました最初は半信半疑でしたが、ある時から急に聞こえにくかった聴力が復活しました。その後はみるみる回復し今では元の状態に完全に回復しました。良いと言われた耳鼻科で治らなかったものですから諦めていただけにとってもうれしいです。また何かあればお世話になりたいと思っています。ありがとうございました。

自筆アンケートは以下から
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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2014年09月12日

低音性難聴、耳のつまり、自声強調(自分の声がひびく)メニエール病(疑い)が治った

13日(土)は第4回日本中医学会学術総会での講演のため臨時休診ですが、代わりに15日(月曜祝日)を開けます。

須山(仮名)さんは30代の女性です。一週間前から右耳で自分の声が響くように感じ始めました。耳もつまります。同時に人の声が聞き取りにくくなりました。職場の会議の時、男性の声が聞きにくくなりました。その前から頭痛がよくおこっていたそうです。
耳鼻科に行ったところメニエール病の疑いと診断を受け薬を出されました。聴力検査では低音性難聴を指摘されています。薬を飲んでいても症状が改善しないということで結(ゆい)にいらっしゃいました。
20XX年の9月初めに来院、4回11日間の治療で治り、その後 耳鼻科で難聴が治ったことも確認しています。

◆アンケートには「非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛はない。」「治療前の苦痛を10とすれば今は1」と回答いただきました。

◆コメントは最終の聴力検査の直前、4回目の治療終了後にいただきました。

針治療した次の日に耳のつまりよ声のひびきがとれて、嬉しく思いました。とても不安でしたが聴力も回復していき針治療のおかげだと思いました。耳鼻科の通院や薬がまだ残っていますが、耳のの方はとてもよくなっています。体の冷えもありましたが、針治療してから血行が良くなり、あまり冷えなくなった気がします。

アンケートは以下から
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須山さんはまじめで仕事熱心な働くお母さん、短い治療でしたが手足の冷えもなくなりました。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。