2017年10月23日

風邪の時こそ鍼灸を

☆風邪の時こそ鍼灸を

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。急に寒くなったせいか風邪をひかれる方が増えています。通院できる状態の患者さんには、できるだけ通院をお勧めしています。
鍼灸は風邪をきちんと治すからです。以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

また耳管開放症や狭窄症の患者さんには、風邪は症状をよくするチャンスだとお伝えしています。アトピー性皮膚炎の方なんかも同様です。風邪のウイルスとたたかうために身体は発熱し、免疫がフル稼働しています。この免疫のフル稼働状態は 身体のほかの症状を治していくにもチャンスなのです。簡単に風邪薬は飲まないでください。少しの熱ならそのまままにしていてください。一時的に症状を楽にすることが、長引かせることにつながるかもしれません。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1002/

☆平常体制にもどりました

9月初めから、中国の国際灸法大会に招待されたり、熊本の学会に行ったり、東京の鍼灸学校に教えに行ったりが続き、患者さんにご迷惑をかけました。木曜が17時から開院したりしていましたが、やっと終わりました。木曜も朝からやっていますし、土曜も普通に開けています。写真は9月に熊本に行った時に回った 益城町の水場です。熊本地震の被災地 益城町は湧き水の豊富なところでした。

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2017年07月12日

インフルエンザ 普通の人にタミフルはいりません

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。7月10日の日経新聞朝刊に「WHO、タミフル格下げ インフル薬」という記事が載っていました。

☆インフルエンザ 普通の人にタミフルはいりません

日経の記事は以下のようなものでした。

抗インフルエンザ薬のタミフルが、6月に公表された世界保健機関(WHO)の新しい「必須医薬品」リストで「保健システムに最低限必要な薬」から「補足的な薬」に格下げされたと英医学誌BMJが9日までに報じた。
 同誌によると、タミフルは2009年にリスト入りした。その後、大人で症状のある期間を約1日短縮するだけで、入院や合併症を減らす効果はないとの研究が発表されるなど、以前考えられていたよりも効果は限定的との報告が出たため格下げになったという。
 WHOの専門家委員会は「タミフルの使用は、入院患者が重症となっている場合に限るべきだ」と指摘。効果を示す新たな情報が出てこなければ、リストから外す可能性も示唆した。必須医薬品は、主に発展途上国が医療水準を確保するために準備しておくべき薬をまとめたリスト。以上 日経の記事より

タミフルについては、「インフルエンザ 特効薬なくてもたいしたことはない」と2003年に私はメルマガで書いています。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1012/
その時の結論と今も同じ考えです。

☆新薬、最初は夢の薬? 2003年に書いたこと

だいたい新薬が世に出ると、最初は夢の薬のように宣伝されるものだ。製薬会社の力は大きい。多国籍企業も多い。マスコミの大スポンサーでもある。新薬登場後、数年して、いろいろ実際の患者に使ってみて評価が定着してくる。思わぬ副作用が発見される場合もあるし、効果なしとして退場する薬もある。痴呆に効くとされ広く使われたが、結局 効果なしとされ健康保険からはずされた一部の脳代謝賦活剤の例もある。中略
不安感は免疫力をさげる。アマンタジンやオセタミビル(商品名タミフル)を飲まなくても大丈夫。読者のみなさんも何度かインフルエンザを経験されたはず。何日か布団をかぶって、寝て治したはず。マスコミ報道に踊らされることはない。以上 2003年のメルマガより

率直にいうと 普通の人は病院に行かないほうがいいし、タミフルも飲まないほうがいいのです。必要もないのに大規模に使えばタミフルが効かないインフルエンザウイルスが出現する確率が上がってしまいますし、一部にはもう出現しています。必要もないのに抗生物質を使いすぎて耐性菌を増やしてしまった道を抗ウイルス薬も再び歩んでいます。病院も本当に必要なハイリスク群とよばれる人が行きやすいように、健康な人は控えた方がいいのです。これは医療関係者の間では常識です。
なお鍼灸はインフルエンザにもその後の身体のしんどさや、咳喘息等にもよく効きます。
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2017年03月08日

「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書

結(ゆい)鍼灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。3月7日の日経新聞朝刊に「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書 という記事が載りました。

☆「風邪に抗生物質投与は控えて」 厚労省が手引書

記事を要約すると以下のようになります。以下 要約

 厚生労働省の有識者委員会は6日、軽い風邪や下痢の患者に対する抗生物質(抗菌薬)の投与を控えるよう呼びかける手引書をまとめた。抗生物質を使いすぎると薬剤耐性菌が増え、治療に有効な抗生物質が将来なくなる事態が懸念されているため。
 一般的な風邪の原因となるウイルスには抗生物質が効かないことから、「投与を行わないことを推奨する」とした。
 一方、ふだんより排便回数が1日3回以上増える急性下痢症は、ウイルス性、細菌性にかかわらず自然と良くなることが多い。そのため安易に抗生物質を使わないよう呼びかけている。厚労省によると、薬剤耐性菌への対策を取らなければ、2050年には同菌によって世界で年1千万人が亡くなるとの推計もある。要約以上

今度こそ医療機関の取り組みが変わっていただくことを期待しています。「医師が患者に説明する際に抗生物質は効かないと告げた上で、症状が悪化する場合は再受診するよう指示しておく」とまで書かれるそうですから。
2003年にも日本感染症学会のガイドラインで抗生物質「無効」と書かれてもほとんど変化はありませんでした。薬剤耐性菌の脅威が増大しているのは間違いありません。抗生物質が効かない時は、免疫力を高めるお灸の出番ですが、やっぱり抗生物質は効くほうがいいのです。
お灸については以下をご覧ください。

▼結核と闘うお灸、モクサアフリカの挑戦
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_karakuchi/entry_1231/

風邪に抗生物質が効かないという話は今までもいろいろ書いてきました。以下からどうぞ。

▼不思議な国の不思議なかぜの治し方 2002年
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1007/

▼風邪に抗生物質「無効」やっと指針 2003年
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1008/

▼針灸の治療と風邪薬(総合感冒薬)の治療の違い 2000年頃
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1002/
日経新聞の記事の写真です。
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◆スギ花粉が飛んでいます。花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。  
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

◆関西中医研のお知らせ(治療家、鍼灸専門学校向け)

3月11日(土) 18時〜21時 今週土曜です!事前申し込みは不要です。
☆早川会員の講義と実技

西洋医学における腰痛のEBM 腰痛へのトリガーポイント・アプローチ 経絡弁証
による腰痛という3つの観点からの現代の腰痛治療

《場所》大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5F) 第4研修室
  電話06−6345−5000
最寄り駅 JR東西線・北新地駅、JR・大阪駅 地下鉄・西梅田・梅田・東梅田

2016年12月09日

風邪の予防法 その2 お酒は身体をあたためないということを知っておく

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。風邪の予防法をお伝えします。
お酒を飲むと身体があたたかくなる感じがします。手足の先もポカポカしてきます。末梢の皮膚血管をひろげるからですが、実際はここから熱が逃げて体温が低下しています。普通は体温が下がると、寒く感じるのですが、アルコールが体温調節中枢に直接作用して、適切な働きを妨げているため寒さを感じにくくしています。
忘年会でお酒を飲みすぎ、暑くなってコートを脱ぎ、薄着で寒い戸外を歩いたら、翌朝 風邪をひいていたというのはよくある話。体温が低下して免疫力も下がり、風邪にかかりやすくなっていたからです。
大量のアルコール摂取は体温調節中枢をマヒさせるという研究もあります。この場合、寒いところでは体温が下がり、熱いところでは体温が上がります。

お酒を飲むと身体があたたかくなる感じは錯覚です。薄着で寒い戸外を歩かないようお気をつけください。適量を楽しんでください。

◆風邪や呼吸器の病気の治療はこちらから
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/
小学校6年生の女子の慢性鼻炎を治療中です。ずいぶんよくなりました。
修学旅行のお土産に広島のもみじ饅頭をいただきました。
旅行先は平和記念館と大久野島(おおくのしま) 旧日本軍の毒ガス製造工場があったところです。しっかり平和学習されたようです。
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2016年12月08日

風邪の予防法 その1 天気予報をみる

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。今日から三日間にわたって風邪の予防法をお伝えします。

☆風邪の予防法 その1 天気予報をみる

天候と最高気温、最低気温をチェックして、服装を考えます。
とくに首周りが大切です。太い血管が集まっていますから、身体の熱を逃がさないことが大切です。寒いときは首周りをマフラーやスカーフで覆ってください。暑い電車の中はコートを脱いだり、マフラーをはずしたりしてこまめに調整です。汗をかくと、電車から降りてバスを待っている時に汗が冷えて、ブルブルッ!となってしまいます。
私も毎朝 一週間予報をみています。まあ私の場合は患者さんが気候変化からどんな不調になりやすいかというのをイメージしておき治療に役立てるためにみるのですが。

◆風邪や呼吸器の病気の治療はこちらから
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/
結の花壇のピンクと白のシクラメンです。
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2016年11月21日

お酢で予防、家族内感染 風邪やインフルエンザ

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。吹田の小学校ではインフルエンザで学級閉鎖するところが出てきました。

☆お酢で予防、家族内感染 風邪やインフルエンザ

水とお酢を半々にいれて部屋におきます。それだけでも効果がありますが、少し熱を加えて蒸気をだすようにするともっと効きます。家族の誰かが風邪やインフルエンザにかかった時はおすすめです。感染予防なのですが、のども楽になります。

☆インフルエンザに はりきゅうは効きます

インフルエンザに はりきゅうは効きますが、実際は高熱で外出もできないような状態になるので、当院に来られるのは、インフルエンザの激しい症状が、落ち着いた後、いつまでも咳が続くとか身体の疲労感、だるさがとれないという状態になってからの場合が多いようです。いつまでも咳が続くとか身体の疲労感、だるさがとれないという状態は肺気虚、つまり肺が弱っています。 はりきゅうで元気になります。

風邪やインフルエンザの予防については以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1010/

結(ゆい)鍼灸院の風邪の感染防止は以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_influenza/entry_1050/

◆第4木曜は休みです。今週11月24日はお休みさせていただきます。ただし12月の第4木曜は12月22日は開けます。
年末は12月29日木曜まで開けます。新年は1月5日木曜から開けます。
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2016年10月17日

一週間続いていた夜も眠れない激しい咳が1回で治った

10月3連休以降 急に気温が下がりました。さわやかになったのはいいのですが、風邪をひかれる方が増えています。秋は呼吸器系の病気の増える季節です。今回は気管支炎の咳のお話です。

☆一週間続いていた夜も眠れない激しい咳が1回で治った

西田さん(仮名)は40代の女性です。10日ほど前に約39度の発熱が4日間続き、その後 気管支炎になり激しい咳が続くようになりました。病院の薬もうまく効いてくれません。
1週間激しい咳に苦しんで、当院を受診されました。黄色い痰が出て、横になるとすぐに咳がでます。そのため上半身をおこして鍼灸治療を受けてもらいました。結では座椅子や抱き枕を背中に入れるなどのやり方で上半身をおこして治療することがあります。

1回 治療すると咳がずいぶん減り、身体も楽になりました。西田さんはもともと胃腸が弱い方で発症以来 食欲も減っていたのですが、これも回復。初回治療の3日後にアンケートをいただきました。黄色い痰も白っぽく透明なものに変わっていました。

アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。

◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は1〜2である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント

高熱が3日ほど続いた後、気管支炎の状態になり1週間ほどとても辛い状態が続きました。呼吸が特に苦しくて 夜もあまり眠れないようになり治療していただきました。1回目の施術でほぼ呼吸が楽になり食欲も出て、体も軽くなりました。本当にありがとうございます。
コメント以上

◆解説

鍼灸は慢性病向きと思われがちですが、急性疾患、風邪や気管支炎にもよく効きます。風邪になったらすぐに結にいらっしゃるなじみの患者さんもたくさんいらっしゃいます。

◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2016年02月29日

風邪をひいたら職場を休もう

黄砂やPM2.5で大阪はもやっています。インフルエンザは吹田ではピークをこえた感じですが、みなさまのところはいかがでしょうか。

☆風邪をひいたら職場を休もう

インフルエンザと診断されたら職場を休むのが普通になりました。インフルエンザウイルスの増殖をおさえるお薬、オセタミビル(商品名タミフル)が開発され、健康保険の適応となったのが2001年2月。インフルエンザ診断キットも2003年から普及していきます。念のため書きますが、細菌を殺す抗生物質はありますが、インフルエンザウイルスや風邪のウイルスを殺す薬はありません。風邪薬は風邪の症状を緩和するお薬です。解熱剤は微妙なお薬、高熱はしんどいですが、高熱の時に人の免疫力はフル稼働します。

◆参照 針灸の治療と風邪薬(総合感冒薬)の治療の違い 
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1002/

2003年以前は、インフルエンザの診断は症状から判断されました。2003年の国立感染症研究所感染症情報センターのHPでは「インフルエンザの場合は39℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて普通のかぜと同様の、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。」と紹介されていますが、実際はそれほどの高熱を出す人は少ないと私は臨床の現場で感じていました。当時のブログにも書きました。高熱の出ないインフルエンザはその後、診断キットで多数 確認されるようになりました。

◆参照 インフルエンザ、病みあがりの養生が大切 
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1013/

2003年以前は症状が軽ければインフルエンザは普通の風邪とみなされ、無理して職場に行く人も多かったのです。診断キットで日本人のインフルエンザ対処法は変わりました。素晴らしい変化です。

でも風邪をひいたら、職場を休む人は まだまだ少ないようです。
「インフルエンザでなくてよかった」と患者さんはおっしゃいます。診断キットで陰性と診断されると多くの患者さんが出勤されます。仕事は忙しいし、3月決算のところも多いのです。でもインフルエンザほどの感染力はなくても、感染はするのです。風邪を職場の仲間にうつしてしまえば、職場全体の生産性は著しく低下してしまいます。何より無理して仕事をすれば、患者さん本人の身体は弱り、気管支炎や肺炎、咳喘息になってしまうかもしれません。私はそんな方をたくさんたくさん治してきました。経営者のみなさま、管理職のみなさま 「風邪をひいたら職場に来るな!」と日頃から言って頂けませんか。患者さんを休みやすくしてください。

インフルエンザと診断されたら職場を休むのが普通になりました。風邪をひいたら職場を休むのが普通になれば、感染を防止し職場全体の生産性を下げることがなくなります。何より早めに1〜2日休んですっきり治した方が、こじらせて一ヶ月も咳が続くよりは患者さん本人が楽ですし、本人の生産性も高くなります。会社にとってもお得な話です。日本の医療費も下がります。

経営者のみなさま、管理職のみなさま ぜひ「風邪をひいたら職場を休もう」を御社の企業文化としてください。よろしくお願いします。

◆結(ゆい)は風邪やインフルエンザなどの細菌・ウイルスなどが院内で移らないように、通常の対策はもちろんのこと、独自にいろいろと対策をたてています。 どうぞ安心して治療をうけてください。対策は以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_influenza/entry_1050/
◆風邪やインフルエンザの治療については以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/index_2.php
◆花粉症の治療については以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

結の問診室 肘かけのある立派なほうが患者さん用の椅子です。
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2015年08月05日

3週間続いた咳とアトピー性皮膚炎がいっしょによくなったお話

当院の夏休みは定休日とあわせ8月12日水曜〜16日日曜です。お盆前に不調を治しておきませんか。
なお夏休み中でも電話予約、予約変更等は受け付けています。電話は通じます。

☆3週間続いた咳とアトピー性皮膚炎がいっしょによくなったお話

涼風(すずかぜ、仮名)さんは30代前半の女性です。XX年7月のきびしく暑くなった頃に来院されました。3週間前から咳がひどくなり、夜もろくに眠れません。持病のアトピー性皮膚炎も悪化しています。
じつは体操のコーチをされていて、40度近くになる体育館で滝のような汗をかく毎日です。咳も汗も体力を奪います。

夏に汗をかくのは当たり前、でも汗をかきすぎると体力を奪い、自律神経のバランスを失うおそれがあります。鍼灸は汗ばかりでなく小水(おしっこ)がもう少し出るようにします。余分な水分を身体に無理なく外に排泄して身体を整えます。汗をかきすぎると、夜に身体がほてるようになる場合もあります。その時はほてりをしずめ、ぐっすり眠れるように治療します。

一度 治療すると涼風(すずかぜ)さんの夜の咳はおさまり、ぐっすり眠れるようになりました。アトピー性皮膚炎もよくなりました。最初はベットで咳が続いていたのが2度目に治療にいらっしゃった時は、咳はほぼなくなっていました。肌もずいぶんきれいになっています。
アスリートや涼風(すずかぜ)さんのような元アスリートの身体は繊細ですが、的確に治療すれば急速に治っていきます。スポーツカーと普通車の整備の仕方は違うのです。
涼風(すずかぜ)さんは2年前もひどい咳で来院され、このときも3回で治療を終わっています。今回は2回で終了しました。

◆アンケートでは「よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった」「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は【3】である」との評価をいただき以下のコメントをいただきました。

◆コメント

1度の治療でアトピーはほぼ治りました。この3日はステロイドもお休みできています。咳も夜中寝れない程でしたが今は日中のみになりました。咳も減ってきたので背中やおなかのはりもなくなりました。もう少し通ってがんばって治したいです。やはり、こちらにお世話になって本当によかったと、毎回ひどくなってから思います。これからもよろしくお願いします。
◆自筆アンケートは以下から
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

2014年04月17日

風邪の後の背中の痛みが1週間で消えました 喘息も改善

まだ風邪やインフルエンザが流行っているようです。今回は風邪の発熱の後にひどく背中が痛んだ患者さんが治ったお話です。2014年4月17日掲載。

☆風邪の後の背中の痛みが1週間で消えました

村田さん(仮名)は40代後半の女性です。一週間前に風邪をひいて発熱、背中が痛くなりました。発熱はしばらくしておさまったものの背中の痛みはとれません。仰向けに寝て背中を圧迫すると痛いとのこと。横向けになってもらい、側臥位で治療しました。1日おきに2回治療したところ当初の痛みを10とすると3〜4という状態に落ち着きました。その後もう一度治療すると10とすると0.5というところまで激減、治療開始から1週間がたっていました。4回で背中の痛みはなくなり治療を終了しました。この段階でアンケートをいただきました。
村田さんは持病の喘息もありその後も時々、治療を続けています。背中の痛みの治療中も息苦しさもありそちらもいっしょに治療していました。鍼灸は慢性的なものだけでなく急性の症状にも良く効きます。風邪の後に咳が続くような時もよくききます。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

◆鍼灸治療の効果を
1.非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。と回答され「治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0.3である。」と回答されています。

◆コメント欄には以下のように書かれていました。

大変 痛みがとれ楽になりました。
夜も眠れ助かります。ありがとうございました。
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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

◆診療時間変更のお知らせ

5月から水曜を休みます。そして第2日曜日を開けます。水曜も予約の電話は通じます。
5月3日土曜は祝日ですが平常通り開けます。5月11日第2日曜も開けます。

2014年01月08日

葛根湯は長期に飲まないで

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。風邪が流行っています。今日のNHKのアサイチでは風邪の特集をやっていました。ちらっと観ただけなのですが、出演した医師が「子どもで38.5度、大人で38度までは解熱剤はいらない(風邪薬はいらないという意味で)」と発言していました。私の感覚ではもう少し高熱でも解熱剤はいらないと考えますが、とにかく微熱で風邪薬を飲むのは賛成できません。

◆くわしくはHPの「針灸の治療と風邪薬(総合感冒薬)の治療の違い」をご覧下さい。
 http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1002/

アサイチでは風邪の時は身体を暖めたほうがいいのか、冷やせばいいのかと結論の出ない会話をタレントさんたちがやっていました。ひとつの結論が出ないのは当たり前、風邪の種類が違うし、おのおの体質も違うからです。伝統的中医学では風邪を風熱、風寒にわけ、病気の状態に応じて複雑に分析しています。針灸はその状態に応じて適切にすばやく治していきます。

◆葛根湯は長期に飲まないで

風邪の漢方薬としては葛根湯が有名ですが、ひきはじめに短期間使う薬です。せいぜい3日間です。身体を一時的に興奮させるエフェドリンという成分を含んでいます。興奮させていっきに治そうという薬。だから使うときは早ければ早いほどいい。
一方、長期に使うのはお勧めできません。場合によっては身体を衰弱させます。スポーツ選手が競技前に飲むとドーピング検査にひっかかります。風邪薬でもドーピング検査にひっかかります。

2013年12月06日

風邪やインフルエンザなどの感染予防について 独自対策

風邪が流行っています。インフルエンザで学級閉鎖の学校も出てきたようです。結(ゆい)では風邪やインフルエンザなどの細菌・ウイルスなどが院内で移らないように、通常の対策はもちろんのこと、独自にいろいろと対策をたてています。どうぞ安心して治療をうけてください。もちろん風邪やインフルエンザや長引く咳は針灸がよく効きます。こちらをご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/


◆風邪やインフルエンザなどの感染予防について 独自対策

☆針も使い捨て 、使い捨てのシーツの利用

針灸治療には使い捨ての紙シーツを使用しています。 針ももちろん使い捨てです。

☆すべてのベットに専用の換気扇

すべてのベットの区画に専用の換気扇をつけています。すぐに換気されます。患者さんの咳に含まれるウイルスなどがほかのベットの区画に行かないようにすみやかに換気されます。
☆お灸の煙で浄化

お灸はよもぎの葉を精製したものです。お灸の煙は除菌、抗ウイルス作用を持っているといわれています。中国で新型肺炎(SARS、サーズ)が流行したときも予防にお灸の煙が用いられました。結(ゆい)は治療にお灸をよく使うため、院内はお灸の煙で常に浄化されています。

☆二酸化塩素を使って院内を浄化しています

二酸化塩素にはウイルス除去、除菌、カビ抑制、消臭の効果があります。二酸化塩素は特異的な酸化作用により、ウイルス、細菌、真菌(カビ)に直接作用し、その構造を変化させて、除菌(ウイルス)効果を発揮します。二酸化塩素は必要に応じ使用します。二酸化塩素は食品加工工場などでも使われている除菌方法で人体に安全です。


☆患者さん同士が近づかない

結(ゆい)は小さな針灸院です。予約制のため、待合室で患者さん同士が並んで座るようなこともほとんどありません。一般の病院や医院のように、患者さんがたくさん座って長く順番を待っているようなことはありません。
患者さん同士が接触しないことが、じつは最大の感染予防になっているのかもしれません。

結の玄関の花壇もクリスマス仕様になっています。

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2013年11月27日

抗生物質は大切な腸内細菌を殺してしまう

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。風邪や感染性胃腸炎が流行っています。お気をつけください。
風邪でお医者さまにかかると、いまだに抗生物質をだすところが多いようです。10年ほど前から学会でも「風邪に抗生物質は効かない」という指針が出ています。抗生物質の乱用による弊害も指摘されていますが、人々の意識はなかなかかわらないものですね。
2003年12月8日の朝日新聞夕刊の記事を載せます。
「風邪に抗生物質は効くと思いますか? 答えは「ノー」だ。ところが、ただの風邪に抗生物質を出している医師は少なくない。こういった乱用が、どんな抗生物質にも抵抗力を持ってしまう耐性菌の出現を招き、深刻な院内感染を引き起こすと指摘されている。しかし、最近まで学会や国も注意を促してこなかった。なぜ放置されてきたのだろう。」引用以上

詳しくは結のHPをご覧ください。 風邪に抗生物質「無効」やっと指針(2003年)
http://yuisuita.com/text/7-2.shtml

風邪はひきはじめは針灸をうけていただくのが一番効きます。感染性胃腸炎も治しています。詳しくはこちらをどうぞ。
http://yuisuita.com/text/007.shtml

◆抗生物質は大切な腸内細菌を殺してしまう

腸内細菌が免疫力を高めるという話はお聞きになったことがあるでしょう。ある乳酸菌飲料のメーカーは最近、自社のCMで自社の飲料を飲んでいると、風邪にかかりにくかったというCMを流したりもしています。でも抗生物質を飲むと、大切な腸内細菌の大半を殺してしまうのです。病気によっては抗生物質が必要なときはあります。その時はきちんと飲んでください。中半端にやめてしまうと耐性菌ができてしまうこともあります。
でも風邪にはいりません。

◆年末年始のお休みのお知らせ

12月29日日曜〜1月5日日曜までお休みさせていただきます。体調を整えて新年を迎えましょう。

2013年08月28日

気温の急な低下でおこる不調と、備えておくこと

結(ゆい)針灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。24日〜25日の豪雨の後、大阪は朝夕が涼しくなりました。身体が楽になる方も多いのですが、じつは不調を訴える方もいらっしゃいます。
月曜から患者さんに「寝具をかえられましたか?」と質問しているのですが、ほとんどの方がそのままです。8月の夜の気温は30度〜28度だったのが、ここ数日は22度程度まで低下しています。もう少し厚めの布団を準備していただくようお願いしています。

☆気温の急な低下でおこる不調と、備えておくこと

◆身体がだるくなる、腰痛、肩こりも

気温が高い間は、身体はそれほど熱を必要としませんから、エネルギーが不足がちの方でもなんとかやっていけます。気温が低下するとエネルギー不足が深刻化します。夏バテで食が進まなくなっていた人ががくんと体調を崩しやすいのがこの時期です。夫や家族の設定する冷たすぎる冷房に耐えてきた女性もがくんと体調を崩します。鍼灸で陽気をめぐらせればよくなります。ご自宅ではゆっくりお風呂に入ってください。無理をしないで少しずつ食事してください。力をつけようと無理して一度にたくさん食べても栄養を吸収できません。
腰痛や肩こりが急にひどくなる人もいらっしゃいます。

◆風邪をひく

涼しくなると風邪をひきやすくなります。冷房の設定温度は同じでも、外の気温が低下しているため冷房が効きすぎるようなこともおこってきます。体温の低下は免疫力を低下させます。月曜からの3日間、のどがいがらっぽいとか鼻がつまる、みずばなが出てきたという患者さんが目立ちます。もちろんすぐに治しているのですが、予防するにこしたことはありません。あたたかい寝具を用意してください。

◆不眠になる、イライラする、動悸がする

秋は不眠になりやすい季節です。人によっては落ち着きがなくなります。涼しくなってきたから眠りやすい筈なのにどうも寝つきが悪い、早朝に目が覚めてしまう。理由もないのにイライラしてきた。動悸がしてきた。なにかわからないけれど不安感がでてきた。そんな方は早めに結(ゆい)でご相談ください。早めに治せばすぐによくなります。

◆HPを更新しました。

☆8ヶ月続いた帯状疱疹の痛み、2ヶ月で治る
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_fibromyalgia_shingles/entry_1095/

☆足のしびれと不眠が治った、気持ちも前向きに
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_backache/entry_1090/

☆月経前症候群(PMS)が治った。抗うつ剤(SSRI)もやめた
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_depression/entry_1081/

☆腰痛の新常識、脳から治す
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_backache/entry_960/

◆専門家のみなさんへ 

☆大阪府鍼灸師会 学術講習会で講演します。
9月8日日曜 15時15分〜16時45分 
震災時、鍼灸治療のできること、鍼灸ボランティアの経験から
会場 大阪府鍼灸師会館 
http://www.osaka-hari9.jp/pdf/20130612平成25年度学術講習会一覧ポスター.pdf

☆9月の関西中医研  9月7日土曜 18時〜21時 
大阪市立総合生涯学習センター メディア研修室
早川会員の中医学講義 「鍼の得気について考える」

2013年01月24日

こちらも大切! インフルエンザの一般的予防法

結(ゆい)針灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。今年最初の逆子の治療がうまくいきました。34週の初産の妊婦さんに2回治療したところ、きちんと直りました。私は逆子の治療はだいたい5回までとしています。2〜3回で直る場合が多いようです。
今回は前々回の中医学的インフルエンザの予防法に続き、一般的予防法をお伝えします。

☆こちらも大切! インフルエンザの一般的予防法

1.手洗い 
しっかり頻繁に手洗いしてください。できれば顔や髪の毛も頻繁に洗ったほうが効果的です。手の皮膚が荒れていないこと、傷がないことが一番大切です。薬用石鹸を使って肌荒れがおこるようなら逆効果。消毒薬を使って肌荒れがおこるようなら使わないでください。

2.うがい
 効果は手洗いほどには確認されていません。手洗いは各国で奨励され効果が確認されていますが、うがいは日本で好まれるやり方です。うがい薬は必要ありません。うがい薬と水道水(消毒用塩素が微量に入っています)を比較すると水道水の方に軍配が上がっています。うがい薬がのどの粘膜を傷つける場合があるのが関係しているのかもしれません。

3. マスク 
普通のマスクでは風邪やインフルエンザにかかってしまった人が他の人に移さない効果は確認されていますが、感染予防の効果は確認されていません。過信は禁物です。マスクをするなら1日に何回も取り替えてください。マスク表面にウイルスが付着している可能性が高いので、マスク表面はさわらないこと。ひもを持ってはずしてください。使用済みのマスクはふたつきの容器に捨てるか、ビニール袋に密閉して捨ててください。

4.メガネ 
普通のメガネでも目の粘膜からのウイルスの侵入をある程度防ぐことはできます。仰々しいゴーグルをつけるのは、はばかられても伊達メガネならOKでしょう。ウイルスは目と鼻と口から侵入してきます。目をこするくせはやめましょう。

5.部屋を別にする
インフルエンザにかかった家族を別室に隔離します。食事も別室でとってもらい家族内感染を防ぎます。別室は時々換気をしてください。かかってしまった家族とは必要最小限の接触にとどめるため、家の中で携帯電話をつかうのもひとつの方法です(ふつうの風邪の時はそこまで気を使わなくてもいいでしょうが)使ったティッシユ等はふたのついたゴミ箱か、ビニール袋に入れて密封するようにしてください。

2013年01月18日

中医学的インフルエンザの予防法

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。インフルエンザが流行っています。インフルエンザに 鍼灸は効きます。でも実際は高熱で、外出できないような状態になるので、当院に来られるのは、インフルエンザの激しい症状が、落ち着いた後、いつまでも咳が続くとか身体の疲労感、だるさがとれないという状態になってからの場合が多いようです。いつまでも咳が続くとか身体の疲労感、だるさがとれないという状態は肺気虚、つまり肺が弱っている状態。鍼灸で肺気虚を治すと元気になります。

☆中医学的インフルエンザの予防法

◆足三里 大椎というつぼにお灸
足三里 大椎にお灸をすれば感染予防効果があります。
中国の六枝特区人民医院では68年の香港風邪(新型インフルエンザの一種)の流行時、80例の患者さんに、大椎の鍼と灸等を用いて、80例に効果がありました。上海でも1万例を実験して、足三里の灸は、インフルエンザや風邪に予防効果があると報告されています。お灸は温和な熱の、あとのつかないものを使います。患者さん個人個人に適応するツボを組み合わせるとより効果的です。やり方は針灸治療を受けに来ていただいた時に、当院で指導します。
大椎(だいつい)は首を前に倒した時に襟首のところに飛び出る骨の下にあるツボです。

足三里は膝の外側 膝のおさらの下に手をあてて小指の付近。押して 痛いとかおもだるいとか感じるところあるツボです。足三里の位置は下記のページをご覧ください。
http://yuisuita.com/text/7-8.shtml

お灸はよもぎの葉を精製したものです。お灸の煙は除菌、抗ウイルス作用を持っているといわれています。中国で新型肺炎(SARS、サーズ)が流行したときも予防にお灸の煙が用いられました。お灸の煙に感染を防止する効果があります。家でお灸をすると身体の免疫力をあげる効果と煙で感染予防をする効果で一石二鳥です。最近は後のつかない、やわらかい熱感のお灸が市販されています。当院でも扱っています。

◆酢の蒸気をだす
お酢と水を半々程度にまぜ、わかして、酢の蒸気をだします。
やかんをストーブにかけても、いいし台所でガスの火にかけてもいいし、要するに 酢のにおいが部屋にたちこめる ようにします。加湿器に酢をいれるのもいいやり方です。 とくに家族の誰かがインフルエンザにかかった時は絶対におすすめ。うつるのを防ぎます。のども楽になります。

◆酢でうがいをする
水道水もいいけれど、酢のうがいもききます。口もさっぱりして気持ちいいですよ。

◆子どもが発熱した時、高熱をさげるやり方
冷水につけて硬くしぼったタオルで、背中の背骨の両わきを上から下へまさつする。乾布まさつの要領ですが、上から下へ一方通行に行います。きつめにやや力をいれて何回か行います。背中が赤くなるまでやります。

☆京都北部の山に住む知人で30代の若き猟師の千松信也さんが講演します。著書「ぼくは猟師になった」も面白い本です。

◆狩猟の魅力まるわかりフォーラム
1月27日日曜 高槻市高槻現代劇場 10:00〜12:00
詳しくは
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/event/1354492954693.html


◆シゴトとヒトの間にあるものを考える3日間 「シゴトヒト3daysU」
奈良県立図書情報館 2月9日(土)・・・テーマ「狩りをするヒト」
ゲスト: 松原 英俊(鷹匠、山岳ガイド)、福田 安武(蜂獲り師、野遊び案内人)、千松 信也(猟師)詳しくは
http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-907.html

2012年10月01日

風は体温を奪います

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。長かった残暑も終わり、台風が過ぎ去ると秋風が冷たく感じるようになってきました。先週は風邪や急に首の痛くなった患者さんをたくさん治療しました。急な気温低下が原因の方が多いようでした。「布団はまだ夏物のままですか?」と何度聞いたことでしょう。

◆風は体温を奪います

10月は運動会シーズンです。毎年、この時期は運動会がらみの不調をよく耳にします。秋は風が多い季節。風の吹きすさぶ校庭で冷たくなったお弁当を食べていたら調子が悪くなったとか、可愛い我が子を一生懸命カメラ構えて追っていたら肩がこってきたとか、風による冷えから来る不調が目立ちます。現代人は空調に慣れ、戸外に長くいることに慣れていない方が多いようです。風は体温を奪います。サバイバルシートという防寒・保温シートはアルミ製で軽くてコンパクトで安くてお勧めです。また座っている時に傘を風上に置くだけでも、結構風を防げます。気温だけでなく防風にもお気をつけください。自分を守るのは自分です。

2012年04月20日

長引く咳の治し方、春の咳喘息

結(ゆい)針灸院の藤井です。風邪の後の咳が長引いている患者さんの来院が目立
つようになりました。春によくみられる症状で、咳喘息と思われます。はげしい
咳のために夜も眠れないという状態は苦しいもの。たいていは1〜2回の鍼灸治療
ではげしい咳はおさまり、夜が眠れるようになります。身体を横にすると咳が出
るため、結(ゆい)ではベットの上に座椅子を置いて治療しています。夜も身体を
横にしないで眠れるように寝具を工夫してもらっています。夜にはげしい咳が出
る方は上半身をおこして寝てください。布団をまるめて背中にあてる等の工夫を
してください。
咳喘息は気道が狭くなっているのですが、鍼をすると気道を広げる効果があるよ
うです。その場で咳がとまり、呼吸がしやすくなります。1〜2回ではげしい咳が
おさまりますが、きちんと咳がなくなるまではもう少しの治療が必要で、これに
は個人差があります。
気道が敏感になっていますから、ほこりや黄砂等には気をつけてください。刺激
の強い浴室やトイレ用の洗剤も使わないでください。
のどのイガイガ感には生姜が効きます。スライスした生姜を電子レンジで人肌に
暖め、のどにあててラップをまき、タオル等でとめてください。そのまま15分
以上つけておきます。ただし咳喘息の時は肌も敏感になっていることが多いので、
後でかゆくなった時は中止してください。
長引く咳は身体を消耗させ、さまざまな不調をもたらします。また咳喘息から本
格的な喘息になってしまうこともあります。早めの治療をおすすめします。

◆連休中の診療について
5月2日水曜は午後も診療します。休みはカレンダー通りです。

ホームページは http://yuisuita.com
耳鼻のどの専門サイトは http://hari.yuisuita.com
携帯用ホームページは http://yuisuita.msc.ms2.jp/

写真は大阪造幣局の桜の通り抜け。さまざまな種類の桜が見られます。
 今、開催中。
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2012年02月14日

風邪の効用、発熱できれいになる

風邪やインフルエンザが流行っています。身体の弱い人やお年寄りは風邪やインフルエンザにかからないようしっかり注意してください。ですが普通の体力の人はそれほど恐れることはありません。

☆風邪の効用、発熱できれいになる。

風邪やインフルエンザにかかると身体の免疫機構が働き、その一環として発熱します。発熱は免疫が働くのに好都合な環境なのでむやみに解熱剤で熱を下げることはお勧めできません。
伝統的中国医学では、風邪の発熱を体内のいい気(正気) と悪い気(邪気) の結果と分析しています。邪気と正気が闘った結果として発熱します。正気のしっかりした人は感染しません。比較的、正気の強い人が感染すると熱を出しますが、早く治ります。お年寄りなど正気の弱い人が感染すると、あまり発熱しませんが、長引きます。発熱らしい発熱をしないからたいしたことはないと考えるのは大間違いです。体のだるさや、場合によっては咳や痰に長いこと苦しむことになります。
伝統的中国医学には風邪の発熱をチャンス到来!と考え治療するやり方もあります。たとえばニキビは湿熱(しつねつ)という身体の過剰な熱がもたらすものですが、風邪の時にうまく治療するとニキビをなくすることができます。熱を発散させるというやり方ですが、高熱の後に、ニキビや吹き出物が消えきれいな肌になった経験をお持ちの方も多いのでは。アトピー性皮膚炎も発熱を利用して治すことができます。耳管開放症や狭さく症の方の一定部分の方にも有効です。
針灸の風邪の治療と風邪薬(総合感冒薬)の風邪の治療の違いについては下記よりご覧ください。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1002/

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2012年02月09日

こちらも大切! インフルエンザの一般的予防法

8日の中医学的インフルエンザの予防法に続き、一般的予防法をお伝えします。昨日、春の気が動き始めたと書きましたが動き始めた気が寒波で動きを滞らせると、身体が痛みます。春先は首や肩の痛み、腰痛が出やすい時期です。早めの治療をおすすめします。

☆こちらも大切! インフルエンザの一般的予防法

1.手洗い 
しっかり頻繁に手洗いしてください。できれば顔や髪の毛も頻繁に洗ったほうが効果的です。手の皮膚が荒れていないこと、傷がないことが一番大切です。薬用石鹸を使って肌荒れがおこるようなら逆効果。消毒薬を使って肌荒れがおこるようなら使わないでください。

2.うがい
 効果は手洗いほどには確認されていません。手洗いは各国で奨励され効果が確認されていますが、うがいは日本で好まれるやり方です。うがい薬は必要ありません。うがい薬と水道水(消毒用塩素が微量に入っています)を比較すると水道水の方に軍配が上がっています。うがい薬がのどの粘膜を傷つける場合があるのが関係しているのかもしれません。

3. マスク 
普通のマスクでは風邪やインフルエンザにかかってしまった人が他の人に移さない効果は確認されていますが、感染予防の効果は確認されていません。過信は禁物です。マスクをするなら1日に何回も取り替えてください。マスク表面にウイルスが付着している可能性が高いので、マスク表面はさわらないこと。ひもを持ってはずしてください。使用済みのマスクはふたつきの容器に捨てるか、ビニール袋に密閉して捨ててください。

4.メガネ 
普通のメガネでも目の粘膜からのウイルスの侵入をある程度防ぐことはできます。仰々しいゴーグルをつけるのは、はばかられても伊達メガネならOKでしょう。ウイルスは目と鼻と口から侵入してきます。目をこするくせはやめましょう。

5.部屋を別にする
インフルエンザにかかった家族を別室に隔離します。食事も別室でとってもらい家族内感染を防ぎます。別室は時々換気をしてください。かかってしまった家族とは必要最小限の接触にとどめるため、家の中で携帯電話をつかうのもひとつの方法です(ふつうの風邪の時はそこまで気を使わなくてもいいでしょうが)使ったティッシユ等はふたのついたゴミ箱か、ビニール袋に入れて密封するようにしてください。

ホームページは http://yuisuita.com
耳鼻のどの専門サイトは http://hari.yuisuita.com
携帯用ホームページは http://yuisuita.msc.ms2.jp/