2022年08月10日

コロナ関連情報、「かかったかなと思ったら」

結(ゆい)は今日からお休みしています。18日木曜まで夏休みをいただきます。予約の電話受付もお休みしています。ネット予約をご利用ください。よろしくお願いします。本日 定期的にやっているPCR検査を受けました。陰性でした。
今日は22年使っていた各べットの換気扇を全部 新品に交換しました。まだまだ使えそうでしたが予期せぬ故障に備えるためです。

神戸市はコロナの自宅療養で軽症の患者さんにはネット上から申し込んでもらい、抗原検査キットをただちに郵送するように切り替えたようです。

◆神戸市のHPでは以下のように告知しています。
8月4日から神戸市オンライン確認センターを新たに設置し、基礎疾患のない20歳代の軽症の方に抗原検査キットの送付、薬の配布を実施していますが、発熱外来、救急外来のひっ迫の現状を踏まえて、更に60歳未満(未就学児除く)の方に対象年齢を拡大します。
基礎疾患のない6歳〜59歳で症状のある方は、抗原検査キットの申込みを行っていただき、基本的に医療機関での受診を控えていただきたいと考えています。
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/kenko/health/infection/protection/online.html

兵庫県も同様のことを始めています。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf16/corona/kithaihujisyuryouyou.html

◆大阪府は 予約制で若年軽症者無料検査センターを設置したとのことです。吹田市の人口は38万人ですが、若年軽症者無料検査センターは2か所です。便利な場所ではありません。感染して発熱して咳している患者さんが ここまでどうやっていくのでしょうか(無症状者は対象外です)
吹田市 佐竹台2−5−19−101 ちーぷ薬局 吹田店
吹田市 南吹田5−8−27−1階 南吹田第二PCR検査センター
https://www.pref.osaka.lg.jp/kansenshokikaku/kensataisei/jyakunen.html
薬局でも抗原検査キットを配布するとのことです。ただし協力薬局のみです。吹田市は31か所です。予約して発熱して咳している患者さんが取りに行くことになります。
https://www.pref.osaka.lg.jp/kansenshokikaku/kensataisei/kougen-keisyo.html

感染して発熱して咳している患者さんが 外に出て検査キットを取りに行ったりするのは安全といえるのでしょうか。神戸市や兵庫県のように自宅に届くのが まだましなような気がします。
私は全国民に あらかじめ抗原検査キットかPCR検査キットを配布しておく方がいいと考えています。発熱外来のパンク状態をみて、結(ゆい)のスタッフに配布しているPCR検査キットを1つから2つに増やしました。家族の誰かがかかった時につかってもらうためと本人用です。みなさま感染防御してお過ごしください。私はこもります。
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2022年07月10日

40代女性のコロナ後遺症 背中の痛みと倦怠感が続きました。

つらい時は結(ゆい)に来てくださる40代女性がコロナに感染されました。コロナに感染したからとキャンセルの電話があって約40日後に来院されました。
のどの痛みから始まり 37度の発熱 関節痛 倦怠感 頭痛が一週間続きました。一人で自宅療養されていたのですが、大阪市からの食糧支援が何もなく友人の差し入れで食べていたそうです。兵庫県尼崎市に住む同僚もコロナにかかったのですが、こちらはすぐに食糧支援が尼崎市から届いたそうです。
出勤した後も息苦しく、背中が痛みます。のども痛みます。倦怠感もずっと続いています。電話で長く話すと声がかすれてくるとのこと。大きな声は出せません。
一度 治療すると「声は出しやすくなった」となりました。
週一で3回ほど治療すると、背中の痛み、のどの痛みはなくなり、倦怠感もなくなりました。

もともとハードワークをこなしていた方です。元気になると 今まで控えていた残業や出張もするようになりました。コロナ後遺症の倦怠感は消えたのですが、自宅に戻るのが夜の12時前という働き方が続いているので、週末の疲労感は出てきます。平日はバリバリ働き、週末は ぐったり疲れて結(ゆい)にいらっしゃるといういつもの日常が戻っています。

背中の痛みが続くというコロナ後遺症もあります。痛みをとるのは鍼灸の得意分野です。疲労回復も得意分野です。

◆8月1日月曜は私の4回目ワクチン接種の関係からお休みさせていただきます。
コロナの感染者が増えてきました。重症化しにくくなったといわれていますが、後遺症もありますし、かからないに越したことはありません。私は相変わらず厳密な感染予防の生活を送っています。無症状感染者になって患者さんにうつすといけないので、2週間に一度のPCR検査も続けています。7月6日 PCR検査陰性でした。
ベット1台ごとに換気扇があり、しっかり換気しながら治療しています。結(ゆい)は医療関係者の患者さんも多いのですが「ここなら安心」と言われています。

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2022年01月22日

コロナ後遺症の治療 その2 50代の女性がすぐに元気になりました。

50代の女性が首の後ろがだるいと来院されました。2か月前に新型コロナ感染症にかかりました。40度の高熱が4日間 続き、咳に苦しみました。
治ったものの鼻の奥が乾き、においがわからなくなりました。味覚はあります。抜け毛が増え 目が疲れます。のども腫れた感じがします。コロナは治りましたが、後遺症が残りました。
コロナ感染前は後頭部がだるいといったことはありませんでした。元気自慢だった女性が、コロナ感染後は雨がふると身体がしんどいといった状態になりました。

この女性は一度で劇的によくなりました。治療の翌日には外出する意欲が出て、7時間も出歩かれたそうです。約一か月間に5回 治療し諸症状がすべてなくなり治療を終わりました。においが戻り、抜け毛もなくなりました。
コロナ感染症の治療はできませんが、後遺症の治療はできます。オミクロン株はデルタ株に比べ重症化はしにくいですが、後遺症はあるようです。油断せず感染予防をお願いします。

結(ゆい)はベット1台ごとに1つの換気扇をそなえ常時換気しています。シーツも紙製の使い捨てです。強力な暖房で寒くありません。院長の私は2週間に一度 PCR検査をして感染していないことを確認しています。安心して治療を受けてください。

コロナ後遺症の治療 その1はこちらから
http://yuisuita.sblo.jp/article/189247947.html

◆鍼灸師の皆様へ

鍼灸はコロナ後遺症の治療に有効です。解説しますので参考にしてください。どんどんコロナ後遺症の治療に挑戦してください。

50代女性 脈 細 舌 淡紅 
弁証 気血両虚兼気滞 コロナ感染前はとくに体調不良はなかったため、コロナ感染により一時的に気血両虚となったと思われます。抜け毛 目の疲れは血虚の症状、嗅覚障害は肺気不宣、肺の気がうまく鼻をめぐっていないためと考えます。嗅覚障害は味覚障害に比べ治りにくいことが多く、今回も一番 最後まで残った症状です。
清陽が頭に上っておらず、後頭部がだるく意欲もなくうつ病に似た状態でした。雨がふると身体がしんどいといった湿困脾、湿邪をうまく処理できない状態にもなっていました。
補中益気湯、十全大補湯といった補気健脾の漢方薬も飲んでいたが奏功していませんでした。補気健脾の漢方薬が奏功していない事実から、気滞をうまくとれていないと推測しました。西医ではコロナ後遺症が脳の炎症ではないかという仮説があります。炎症をとるのは中医的には通絡です。経気を通すことが有効です。

ここでは督脉を通し頭に清陽を上げ、任脉 陰維脉、衝脉、陽蹻脉陰蹻脉等の陰経を通すことを考えました。抜け毛がとまったのは補血というよりは通絡して虚熱をとったためでしょう。補血で止まるには効く時間が早すぎます。虚熱は早くとれます。補血は鍼灸では健脾して水穀の気を身体に取り込む時間が必要です。
余談ですが補血の経穴ですぐに効いたと本などに書かれているのは実際には補陰か虚熱をとっている補血に似た効果と考えています。補血は消化器系が水穀の気から血を生成して初めてできることです。

配穴
側臥位 四紳聡 攅竹 印堂 迎香 人中 亜門 頸部夾脊穴 3穴ほど 上から棒灸 身柱 至陽(GV9)灸頭鍼 腰陽関 命門(GV4) 棒灸
仰臥位 廉泉(CV23) 大椎(GV14)天突 生姜パック 神闕(CV8)箱灸 内関(PC6) 公孫(SP4) 鍼 労宮(PC8) 棒灸

人中は醒脳開竅のためです。経穴ごとの作用は自分で調べて、考えてください。いろいろ応用できるようにしてください。そのうち関西中医鍼灸研究会で講義します。Zoomでやっています。

図は2020年11月に和歌山県が行ったコロナ後遺症の調査からです。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/041200/d00203179_d/fil/kouhyou5.pdf
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2022年01月07日

新型コロナ感染症の無料検査 実際 受けようとしてみたら

新型コロナ感染症の無料検査が大阪府で昨年末から始まりました。私は自費で2週間に一度 PCR検査をしています。できれば無料検査を受けたいと考え、1月5日、6日にウエルシア薬局に申し込みの電話をしてみました。
5日6日とも午後1時ぐらいに電話したのですが、いずれも終了していました。吹田市で無料検査を受けられるのは3軒の薬局のみです。予約は受け付けていません。
電話した薬局に「どれくらい検査しているのか」と質問したら1日だいたいPCR検査5件 抗体検査10件とのことでした。吹田市民34.45万人に対しPCR検査15件という計算になります。これで「無料検査やっています」といわれても納得できません。
早急に取り扱い件数を増やしていただきたいものです。また1月31日までとされている期間の延長もお願いします。

東京都のHPには以下のお詫びが掲載されていました。
ただいま店舗によっては、検査を希望する方で大変混雑しており、予約無しで検査を受けられない店舗も発生してしまっております。また、店舗によっては、検査キットが品切れとなり、希望する検査を受検できない場合もございます。大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。お詫び 以上
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2022年01月04日

40代の看護師さんのコロナ後遺症の治り方

みなさま あけましておめでとうございます。結(ゆい)鍼灸院は6日木曜から開けます。5日から電話予約を再開します。
コロナ禍になってから約2年がたちました。大阪の人口当たりの死亡者数は全国1位です。昨年は過酷でした。人口100万人当たりの死者347.8人、2位は北海道で281人です。
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan_death.html
昨年10月段階の武漢の死者3869人を人口比で計算してみると351.7人。大阪はゆるやかに進行する武漢でした。
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じつはコロナ後遺症の治療も1年前からやっています。数人の患者さんを治療してきました。コロナが治って感染力がなくなったことがはっきりしている患者さんの治療です。発熱している方の治療はお断りしています。

経験からいうと倦怠(けんたい)感、ブレインフォグ(脳の霧)と呼ばれる思考力の低下などに鍼灸はよく効きます。うつ病の治療を応用して治療しています。
味覚障害は1〜2回で改善します。嗅覚障害もすぐに改善しますが、味覚障害よりは時間がかかります。コロナ以外の味覚障害、嗅覚障害はいったんよくなったらそのまま安定していることが多いのですが、コロナでは波があります。脳の状態が関係しているためではないかと考えています。

☆40代の看護師さんのコロナ後遺症の治り方

職場の病院のクラスターで感染しました。2週間 コロナに苦しみ体重も一時は7キロ減りましたが、現在は戻っています。職場復帰しています。発症後約1カ月で来院されました。
味覚嗅覚障害、聴覚障害が残っていました。からい、すっぱいはわかるがうまみがわからない。嗅覚はほとんどありません。職場で世話する患者さんの汚物のにおいがわからないそうです。
聴力も片方の耳の低音が低下、125ヘルツが約40デシベルです。耳鳴りもあります。ほかは10から20デシベルで正常です。
約一か月半に7回治療しました。味覚は以前を10とすると7〜8。嗅覚は以前を10とすると7 ただ安定していません。耳の不快感や耳鳴りはなくなりました。3か月後には味覚も臭覚も感染以前に戻りました。聴力も回復しました。ただミーティングで多数が話をすると、聞き取りづらい時もあるそうです。

◆鍼灸師の皆様へ

上記の患者さんの主な配穴を示しますので、参考になさってくだい。看護師さんは 肝気鬱滯でした。コロナ感染中も酸素飽和濃度の低下はみられず、肺炎にはなっていなかったようです。
配穴
四紳聡 攅竹 印堂 迎香 患側の耳門(TE21) 聴宮(SI19) 頷厭(GB4) 
頸部散鍼 中枢(GV7) 至陽(GV9) 身柱(GV12)に灸頭鍼 
大椎に刺鍼と棒灸 鍼は3番0.20mm  以上は側臥位で治療。
仰臥位で大椎(GV14)天突(CV22)に生姜パック 患側の耳の鍼の上に無煙温灸器 廉泉(CV23) 合谷 列缺 照海(KI6) 足三里(ST36)

鍼灸はコロナ感染症の後遺症の治療に有効です。積極的に治療をしていきましょう。 

2021年05月13日

2回接種の有効性95%超、ファイザーの新型コロナウイルスワクチン

高齢者への新型コロナワクチン接種をめぐる混乱が続いています。鍼灸師は残念ながら医療従事者の枠に入れてもらっていないので、私は高齢者としてワクチン接種を申し込みました。6月12日土曜午後と7月3日午後に接種予定です。ワクチン接種後もPCR検査(自費)は続けますし、厳密な感染予防の生活も続けます。
ワクチンの副反応を警戒し、7月5日月曜〜7日水曜をお休みさせていただきます。

☆2回接種の有効性95%超、ファイザーの新型コロナウイルスワクチン

私が接種予定のファイザーの新型コロナウイルスワクチンが素晴らしい感染抑制の働きをしています。ランセット(The Lancet)で発表されています。ランセットは、週刊で刊行される査読制の権威ある医学雑誌です
国民の58.6%の接種が終わっているイスラエルで653万8,911人を調査したところ、入院では97.2%、重症化による入院では97.5%、死亡では96.7%の抑制効果が認められたという研究が発表されています。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00947-8/fulltext
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2回接種の有効性は高齢者でも若年者と同様に認められ、85歳以上では感染予防効果が94.1%、入院抑制効果は96.9%、死亡抑制効果は97%でした。なお、16〜44歳では死亡を100%抑制したとされています。イスラエルのウイルスはほとんどイギリス変異株です。

残念ながら5月8日時点で、接種率はイスラエル58.6%、米国は32.6%、英国は24%ですが日本は1%弱です。
でもワクチンがなくても感染を抑制するやり方はたくさんあります。新型コロナ感染症を抑制する基本原則は、濃厚接触者を広く検査し、感染者を早期に発見し早期に保護、隔離することです。大阪のように感染がわかっても入院率1割で自宅に放置されていては家庭内感染がどんどん広がっていきます。広く検査し入院率100%の和歌山県はなんとか持ちこたえています。
直近1週間の10万あたりの新規感染者数は大阪府67.62人 和歌山県14.16人です。和歌山同様 広く検査していた鳥取県は5.04人です。

2020年12月13日

吹田保健所は本当にがんばっていらっしゃる、でもPCR検査の範囲は狭すぎる

結(ゆい)鍼灸院 院長の藤井正道です。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は大阪が一番になってしまいました。私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。接触確認アプリcocoaのスマホをいつも身につけ、散髪も自宅で行っています。
結(ゆい)はベット1台ごとに専用の換気扇を備え、いつも換気しながら治療を続けています。強力な暖房で室温は25〜28度を保っています。多用している温灸の煙は抗ウイルス作用があります。武漢の感染者用施設はお灸の煙で燻蒸されていました。
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◆吹田保健所は本当にがんばっていらっしゃる、でも残念ながらPCR検査の範囲は狭すぎる

吹田保健所から電話がかかってきました。私は11月14日からコロナのPCR検査を施術者として自主的に始めています。そのため何の症状がなくても検査で陽性となる可能性があります。陽性となった時の対応を保健所にメールで質問していたのです。
12日後の11月26日の電話でした。「私が陽性の時は、同居している妻だけ行政検査する」という内容でした。結(ゆい)の受付スタッフはいつもマスクをつけた状態で接しているため検査対象にはなりません。私は65歳ですでにコロナにかかると危険な年齢ですが、軽症者用施設への入所もむずかしそうでした。保健所の奮闘にお礼と感謝の言葉を伝えると、先方の声が涙声に変わりました。
陽性者が出た時の検査範囲は狭すぎますが、これは保健所ではなく保健所をサポートしなかった吹田市長と大阪府知事の責任です。スタッフには検査キットを渡してあります。保健所が検査してくれなくても、唾液を北大阪ほうせんか病院臨床検査科に送る手はずになっています。感染拡大はなんとしても止めなければなりません。

◆和歌山県知事の怒りはもっともだ
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感染を少なく抑え込んでいる和歌山県知事は12月10日のメッセージ 新型コロナウィルス感染症対策(その44) ‐大阪が危ない。日本も危ない。の中で 以下のように述べられています。

私がこれまで見てきた限り、感染が爆発している地域の対応と和歌山県の対応とでは次のような点が明らかに違うと感じます。
陽性判明者の行動履歴を徹底的に調べているか。
そこから判明した濃厚接触者全員のPCR検査をしっかり実施しているか。
陽性判明者の入院、ホテル入所など十分な隔離の面倒をきちんと見ているか。
感染拡大に備えて、病院拡大、人員の手配、ホテルのリクルートなどを専門的見地から慎重かつ着実に進めているか。
陽性者と言えど、たいていの場合その行動範囲は、保健所の管轄を越えているから、別の保健所管内にいるこの人の濃厚接触者の検査を命令できる保健所の統合システムを持っているか。保健所がバラバラに動いていないか。
 その他もっとあるかもしれません。この手の問題は精神論ではいけません。もっと頑張れと司令官が言うだけでは失格です。大事なのは技術です。その技術は、今の事態とコロナの感染状況から出てくる論理的な考察によってしか生まれません。
中略
今や、大阪の感染の爆発により、和歌山にも火の粉がどんどん飛んできまして、和歌山の保健医療当局も大忙しであります。大阪の南部は元々3次救急が脆弱なので、最後の砦は和歌山市の大病院という形で駆け込んで来られることが常態化していたのですが、大阪の方は分かってもらえているでしょうか。最近は命に関わりかねない肺炎患者が大阪から救急車で運ばれてきたと思ったら、病院に入る際の抗原やPCR検査で陽性が判明し、直ちに和歌山のICUに準じる病床が一つ埋まってしまうことになりました。
中略
同じ法律、同じ制度で、何故こんなに違うのか、今こそ比較して調べてみるべきではないでしょうか。それがコロナで危ない日本を救う唯一の道だと信じます。しかし、時々思います。こういうことを考えるのは、本来国なのではないか。もっと端的に言うと、国の首脳にアドバイスする立場にある保健医療の専門家なのではないか。そのようなひとがどうして、GoToはどうだとか、国民の行動の変容、自粛ばかり言われるのでしょうか。不思議です。そしてこのままだと日本が危ないと思います。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201210.html
以上 和歌山県知事のメッセージから。お時間ある方は是非 全文をお読みください。

医療関係者や介護士などのエッセンシャルワーカーに無症状でも検査する社会的検査を進めている世田谷区の保坂区長も、保健所を助ける感染者追跡チームを保健所とは別につくって負担の軽減を図っています。12月2日の大阪府議会では野々上愛大阪府議が介護施設などへの社会的検査について質問しましたが、大阪府の藤井健康医療部長は「症状が出た人に検査する」と答弁するにとどまっています。
どんな首長を選ぶかが、住民の生死を分ける状況になっています。

◆冬休みのお知らせ
12月27日日曜から1月6日水曜まで休ませていただきます。

2020年11月22日

感染拡大を防ぐために医療施設、介護施設での定期的PCR検査を

3連休の真ん中、みなさまいかがお過ごしですか。院長の藤井正道です。
じつは私は本日と明日、オンラインの学会です。日本中医学会です。私も評議員を務めています。
日本中医学会 https://jtcma.org/annual-meeting/
第10回記念として 歴代会頭講演ダイジェスト動画が公開されていますので、興味ある方はご覧ください。冒頭は第10回の会頭でもある酒谷薫東京大学大学院特任教授です。2014年にストレス脳の研究「不安レベルへの鍼の効果と前頭前野皮質のNIRS活動計測」で共同研究させていただいた先生です。
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今週は月の最後の木曜を定休日としているため、火曜、金曜、土曜のみ開けています。予約がとりにくくなりご不便をおかけしています。新規の患者さんには12月1日以降のご予約をお願いしています。

☆感染拡大を防ぐために医療施設、介護施設での定期的PCR検査を

11月17日(火)田村厚生労働大臣が「感染が拡大している地域での医療、介護従事者、入院入所者への一斉に定期的な検査を」と発言しました。東京都世田谷区の保坂区長が最初に提言し、各自治体に少しずつ広がっている動きです。神戸市も始めようとしています。残念ながら大阪府には何の動きもありません。野党がしつこく政府に言ってきた、積極的な検査です。
定期的PCR検査に必要なのは予算、お金です。言いっ放しではではなく、ぜひ予算をつけていただきたいものです。
前号の結(ゆい)通信でお伝えしたように、11月14日から結(ゆい)は自主的に施術者の定期的なPCR検査(自費)を始めています。

※田村厚生労働大臣の発言 厚労省のHPから
感染が広がっている地域、それとクラスターが発生している地域、こういうところでは医療機関でありますとか、介護施設、こういうところに勤務する方、それから入院、入所者全員を対象に、いわば一斉に定期的な検査を行っていただきたいということ(中略)積極的に検査をしていただきたいということを改めて都道府県にお願いするということで通知いたしました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00087.html
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写真は結(ゆい)鍼灸院玄関の掲示です。マスク着用をお願いしています。マウスシールドはマスクとは認めません。

私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。接触確認アプリcocoaのスマホをいつも身につけ、散髪も自宅で行っています。
結(ゆい)はベット1台ごとに専用の換気扇を備え、いつも換気しながら治療を続けています。強力な暖房で室温は25〜28度を保っています。多用している温灸の煙は抗ウイルス作用があります。武漢の感染者用施設はお灸の煙で燻蒸されていました。

2020年11月18日

施術者の定期的なPCR検査(自費)を始めました

結(ゆい)鍼灸院院長の藤井正道です。施術者の定期的なPCR検査(自費)を始めました。
私は11月14日土曜に検体(唾液)を郵送し、16日月曜に北大阪ほうせんか病院臨床検査科で検査、同日18時45分に陰性判定をメールでいただきました。
当面2週間に1回程度のPCR検査を続け、新型コロナ感染症にかかっていないことを確認する予定です。
PCR検査(自費)をお願いしたのは新予防 HAP 桜塚というところです。北摂で老人ホームなどを手広く展開している豊泉家(ほうせんか)グループに属し、同グループの北大阪ほうせんか病院に検査を委託しています。
https://hap-pc.com/pcr/
豊泉家グループの老人ホームには亡き義母がお世話になったことがあり、丁寧な介護に感謝していました。何よりHPに「検査結果が陽性の場合、保健所へ報告いたします。」と明記してあるのに信頼感を抱きました。ほかの民間のPCR検査機関では陽性の場合の対応を明記していないところもあったからです。
検査キットです。
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施術者は人との接触を避けることができません。感染拡大防止のためには医療従事者、施術者、介護施設や障害者施設の職員への検査が有効です。
神戸市は10月23日、介護施設や障害者施設の職員を対象に新型コロナウイルス感染のPCR検査を実施すると発表しました。東京では世田谷区に続き千代田区も施設職員に独自に検査を始めています。東京都も、都内の高齢者施設約750カ所で、入所者や職員らへの検査を始めました。また東京都は10月30日、新型コロナウイルスの検査体制を拡充し、PCR検査と抗原検査を合わせ1日約6万5千件まで実施できるようにする方針を明らかにしています。
残念ながら大阪府が有効な対策を行なっているようにはみえません。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数、大阪は北海道に続き全国第2位です。
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結(ゆい)に通院している患者さん、スタッフ、私と家族を守るために自主的にPCR検査(自費)を始めます。
私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。接触確認アプリcocoaのスマホをいつも身につけ、散髪も自宅で行っています。
結(ゆい)はベット1台ごとに専用の換気扇を備え、いつも換気しながら治療を続けています。強力な暖房で室温は25〜28度を保っています。多用している温灸の煙は抗ウイルス作用があります。武漢の感染者用施設はお灸の煙で燻蒸されていました。

2020年10月31日

がんばれ神戸市!うらやましいけど 介護施設等の職員に公費でPCR検査

全国で新型コロナ感染症の患者さんがじりじりと増えています。10月30日時点で東京都204人(31日215人)大阪府137人の新規感染者が出ています。直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は
1位 沖縄 14.5人
2位 東京 8.5人
3位 大阪 8.3人
累計感染者も新規感染者も同じ順位です。
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☆がんばれ神戸市!うらやましいけど 介護施設等の職員に公費でPCR検査

神戸市は10月23日、介護施設や障害者施設の職員を対象に新型コロナウイルス感染のPCR検査を実施すると発表しました。11月下旬から4カ月に1回程度の頻度で定期的に検査し、費用の全額が公費負担です。介護施設や障害者施設の職員へPCR検査は東京都世田谷区に続く快挙であり、政令指定都市では初めてです。驚くほどマスコミの扱いは小さいですが、画期的な出来事です。

☆東京都も検査を拡大

東京では世田谷区に続き千代田区も施設職員に独自に検査を始めています。東京都も、都内の高齢者施設約750カ所で、入所者や職員らへの検査を始めました。また東京都は10月30日、新型コロナウイルスの検査体制を拡充し、PCR検査と抗原検査を合わせ1日約6万5千件まで実施できるようにする方針を明らかにしています。また東京都は、インフルエンザで発熱患者が増えた場合に備え、発熱の症状がある人や国の接触確認アプリ「COCOA(ココア)」で通知を受けた人に対応するコールセンターを30日に設置しています。
一方 大阪府は7月にPCR検査体制を1日3500件にする目標をすると発表していますが、10月現在2000〜2500件の間をいったりきたりしています。

大阪市廃止=都構想の住民投票に夢中になっている大阪府と大阪市からは、新たなコロナ対策の発表はありません。大阪市廃止が決まってしまうと、今度はその準備に府と市の職員が動員されるのでしょう。優先順位が違うのではないでしょうか。

検査の拡充と早期発見、早期保護(隔離)、早期治療が感染抑制の王道です。私自身は2月2日から一切の外食をやめ、必要最小限の外出にとどめ、自宅と結(ゆい)鍼灸院を往復する毎日を続けています。ですが個人のできることは限られています。大阪府はもっとコロナ対策に本腰を入れていただきたいものです。

◆感染予防のために結(ゆい)は予約数を絞っています。ゆったり治療を受けていただけますが、予約はとりづらくなっています。申し訳ありません。休日もネット予約、電話予約は受け付けています。
マスクをつけたままで治療を受けていただきます。マウスフィールドはマスクではありません。よろしくお願いします。

2020年08月16日

マスクの感染防止効果はすごい!

アメリカのワシントン大学医学部やカンザス大学医療センターの研究者たちからの報告です。5月ミズーリ州の美容院で2人の美容師が新型コロナ感染症にかかりました。2人の美容師は美容院の外での濃厚接触が確認されています。症状があったにもかかわらず、1人は8日間、もう1人は5日間にわたって、仕事を続けました。2人ともPCR検査陽性でした。2人は139人の客のヘアカットをしましたが、美容師・客ともに全員がマスクをしていたために客は誰も感染しませんでした。2人以外の美容室スタッフも感染していません。一方 新型コロナ感染症にかかった1人の美容師の同居家族4人は全員が感染しました。
マスクの感染防止効果はなかなかのものです。
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6928e2.htm

結(ゆい)はスタッフ全員がマスクにゴーグル、保護帽です(院長のみ保護帽をかぶらず短髪をしょっちゅう洗っています)患者さんもマスクをつけたまま治療を受けていただきます。各ベットごとに換気扇があり、換気も徹底しています。温灸の煙対策として用意した換気扇が感染対策として役立ちました。お灸(ヨモギ)の煙は感染防止効果があるとされ、中国の隔離施設ではお灸の煙で部屋を燻蒸していました。
治療室の様子はグーグルインドアビューでご覧ください。
https://www.yuisuita.com/access/

以下の図は新型コロナ感染症でわかってきたことです。日経新聞8/15より
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◆感染予防のために結(ゆい)は予約数を絞っています。ゆったり治療を受けていただけますが、予約はとりづらくなっています。明日17日月曜から開けますが、今週は18日火曜10時に空きがある以外はつまっています。本日もネット予約、電話予約は受け付けています。
予約されている患者さんにお願いです。直前の予約変更、キャンセルはくれぐれもお避け下さい。ほかの患者さんたちの予約希望をお断りしている中で確保した時間なのですから。

◆最終受付時間を午後7時から6時30分に繰り上げました。6時〜6時30分の受診をご希望の方は、確実に来院できる日を、お早めにご予約ください。当たり前のことですが確実でない予約はお受けできません。

2020年08月15日

無症候性感染者とは何だろう? 新型コロナ感染症 山梨県の画期的取り組み!

新型コロナ感染症に関して無症候性感染者という言葉をよく目にするようになりました。厚労省のHPでは無症状病原体保有者という呼び名で以下のように書かれています。

〇無症状病原体保有者(症状はないが検査が陽性だった者)から感染しますか。

 一般的に、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合は、症状が最も強く現れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなると考えられています。
 しかし、新型コロナウイルスでは、症状が明らかになる前から、感染が広がるおそれがあるとの専門家の指摘や研究結果も示されており、例えば、台湾における研究では、新型コロナウイルス感染症は、発症前も含めて、発症前後の時期に最も感染力が高いとの報告がされています。以上
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q2-3
結の6月13日のブログでも無症候性感染者について書きました。
〇そもそもなぜマスクは必要なのか、感染しているかもしれない人が、他人にうつすのを防ぐためです
http://yuisuita.sblo.jp/article/187576439.html
新型コロナの感染力の総量を100とすると、発症前の無症状者(後で症状の出る患者)からの感染が全体の45%、そして無症状のまま経過する、つまり本人も気づかないままに感染し治ってしまう無症候性感染者からの感染が5%ということもわかってきました。
残りの50%が発症した患者さんからの感染です(発症した患者さんからの感染を40%、患者さんの飛沫等が付着した環境からの感染を10%と分けて表示する時もあります)以上
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接触確認アプリ(COCOA)が厚労省から推奨されています。感染者との接触がわかったら通知が来ますが、症状がなければ「14日間 体調の変化に気を付けてください」といわれるだけです。症状がなくても感染力のある人がいることがわかっているのに、これでは感染拡大防止になりません。通知が来たら、すぐに検査が必要です。
山梨県はただちに検査する方針を出しています。「山梨県では、アプリで接触が確認された方全員がPCR検査を受けることができます。」と県のHPに書かれています。各自治体も山梨県に続いてほしいものです。
https://www.pref.yamanashi.jp/kenko-zsn/corona/documents/app.pdf

◆感染予防のために結(ゆい)は予約数を絞っています。ゆったり治療を受けていただけますが、予約はとりづらくなっています。17日月曜から開けますが、この週の予約はすでにいっぱいです。24日月曜からの予約をお受けしています。休み中もネット予約、電話予約は受け付けています。
予約されている患者さんにお願いです。直前の予約変更、キャンセルはくれぐれもお避け下さい。ほかの患者さんたちの予約希望をお断りしている中で確保した時間なのですから。

2020年08月12日

PCR検査の拡大を 早期発見、早期保護、早期治療

結(ゆい)鍼灸院は夏休みに入っています。緊急事態宣言を受けての閉院の後、5月7日から再開。新型コロナ感染症をめぐる社会状況が患者さんたちに与えたストレス状態を強く感じながら治療を続けました。あっという間の3か月でした。

◆感染予防のために結(ゆい)は予約数を絞っています。ゆったり治療を受けていただけますが、予約はとりづらくなっています。17日月曜からの週は、21日金曜に少しの空きがあるだけです。ご予約されている患者さんにお願いです。直前の予約変更、キャンセルはくれぐれもお避け下さい。ほかの患者さんたちの予約希望をお断りしている中で確保した時間なのですから。

◆最終受付時間を午後7時から6時30分に繰り上げました。6時〜6時30分の受診をご希望の方は、確実に来院できる日を、お早めにご予約ください。当たり前のことですが確実でない予約はお受けできません。

☆PCR検査の拡大を 早期発見、早期保護、早期治療

東京都世田谷区の保坂区長が区独自のPCR検査を現在の1日200〜300から2千〜3千件に拡充する、また人とよく接する職業の人々、医療従事者、保育士、介護従事者、美容師等には定期検査をという方針を発表しました。各地でPCR検査を拡大する動きが続いています。山梨県は8日、新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」で通知を受けたすべての人がPCR検査を受けられるようにしました。陽性者と1メートル以内で15分以上接触の可能性があるという通知を受ければ、症状の有無に関係なくPCR検査を受けられます。岩手県も埼玉県も7月にPCR検査の対象を拡大しています。こうした自治体の動きに背中を押されるように厚労省も7日に「新型コロナウイルス感染症に関するPCR等の検査体制の更なる強化について」という通達を出しています。感染が急拡大している8月になって、やっと出たかという気持ちはありますが、ぜひ具体化していただきたいものです。国は予備費をどんどん使ってください。https://www.mhlw.go.jp/content/000657888.pdf

大阪府は7月1日に検査体制を1日3500件にする目標をすると発表しています。現在は8月7日の2558件が最大です(https://covid19-osaka.info/)
大阪府は人口882.3万人 世田谷区は93.9万人です。9.3倍の人口ですから世田谷区同様に2万件を目指していただきたいものです。感染鎮静化に成功している米国ニューヨーク州の人口は2000万人で大阪府の2.2倍です。ここでは5月17日には1日4万件、6月4日には1日5万件を検査しています(ニューヨーク州におけるPCR検査の現状、島田悠一コロンビア大学医学部 循環器内科 助教授 https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3266)

☆擬陽性は限りなく0に

今でも検査拡大に反対する人がいらっしゃいます。どうすれば感染拡大を防げるかの対案もないままの反対です。検査拡大反対派は擬陽性、陽性でもないのに陽性と判定される人がいることを問題視します。けれど実際は1万人を検査して擬陽性は1人です。
※日本医師会 COVID-19 感染対策におけるPCR検査実態調査と利用推進タスクフォース 中間報告書解説版7/22 7ページ参照
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3169
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検査を拡大していく中で、精度を高め、擬陽性は限りなく0に近づけていくことができます。別の検査を組み合わせることもできます。全自動PCR検査装置を使えば精度をさらに上げることができます。
※日本医師会COVID-19有識者会議 COVID-19感染制御のためのPCR検査等の拡大に関する緊急提言8/5 https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3243
※日本医師会COVID-19有識者会議 COVID-19に対するPCR検査体制 8/7
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3344

☆新型コロナ感染症にかかっているかどうかではなく、感染力があるかどうかが大切

新型コロナ感染症にかかっていても、鼻咽頭・唾液などにウイルスがいなければ陰性とされます。偽陰性です。正確に陰性を見つけることができる確率は97.8〜99.9%です(COVID-19 感染対策におけるPCR検査実態調査と利用推進タスクフォース 中間報告書解説版)しかし唾液やのどの粘膜にウイルスがいなければ、他人に感染させる感染力はほとんどありません。感染拡大防止という目的からすると偽陰性は問題ではないようです。
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2020年07月31日

感染地域での大量で集中した検査「いつでも、どこでも、何度でも」 世田谷モデル

東京都世田谷区の保坂区長が区独自のPCR検査を現在の1日200〜300から2000〜3000件に拡充する、また人とよく接する職業の人々、医療従事者、保育士、介護従事者、美容師等には定期検査をという方針を発表しました。鍼灸師も入りますから、私が世田谷区で開業していれば2週間に一度程度、PCR検査や抗体検査を受けることになります。世田谷モデルと呼ばれています。
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☆感染地域での大量で集中した検査「いつでも、どこでも、何度でも」 世田谷モデル

無症状感染者が感染を広げていることがわかってきました。感染が集中している地域で大規模に検査し、隔離、治療していくのは新型コロナの特性にも、感染症対策の基本にも沿った適正なやり方です。この間 ブログで書いていた東大児玉龍彦教授の提言にそったやり方です。

◆感染していない人同士の接触をさける政策ではなく感染した人と感染していない人の接触をさける政策を5/28ブログ
http://yuisuita.sblo.jp/article/187537572.html
◆新型コロナウイルス感染症対策 全国一律自粛ではなく もっとスマートなやり方があるでしょう。21世紀型の対応を。遺伝子工学と計測化学、情報科学の活用を。7/23ブログ
http://yuisuita.sblo.jp/article/187725772.html

児玉教授は7月16日に国会で提言しましたが、無視されています。世田谷区の保坂区長はかねてから児玉教授に相談していて、今回 世田谷モデルとして実を結びました。東京都医師会も30日に会見し、新宿の歌舞伎町や池袋の繁華街をはじめとした感染が集中している地域向けの施策として、「その地域で集中的にPCR検査を実施し、無症状者も含めた感染者の洗い出しと対策を徹底する」と保坂区長と同様の提言をしています。
保坂区長はツイッターで以下のように述べています。
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〇世界各国で「コロナとのたたかい」が続いています。今、私たちは世界各国での対策がうまく効果をあげた事例と、苦戦を続けている事例、また拡大に歯止めがかからない事例を知っています。当然、「うまく効果をあげた」事例に学ぶべきだと考えています。
〇そして、「PCR検査」を極力制限する、または抑制するという方針で成果をあげた国や地域があるでしょうか。5月以降は、多くの「専門家」も政府も「PCR検査」を増やすと言っています。が、国際比較では、きわめて少ない水準で一向に増えていきません。なぜでしょうか。
〇社会の継続のために必要で、人との接触を避けられない仕事については、「社会的検査」が必要だと考えたのは、ニューヨークの検査体制「いつでも、どこでも、何度でも」を聞いてのことです。検査を充実することで、症状のない陽性者も把握して、感染拡大を防止する、この手法が経済再生にも貢献する。以上 保坂区長のツイッターより
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今日31日の朝日新聞東京版には世田谷区医師会が1日当たり1000件のPCR検査ができる検査機の導入を検討しているという記事が載っていました。世田谷区はすでに5月からPCR検査拠点の「地域外来・検査センター」を医師会と協力して作っています。保健所とは別の検査の流れが整備されています。大阪府はやっと7月に「地域外来・検査センター」をつくる方針を表明したところです。世田谷モデルを応援します。

2020年07月26日

接触確認アプリをスマホに入れましょう

厚生労働省から新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)が出されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

私もスマホに入れました。15分以上 1m以内に接触した人の中に感染者がいた場合、後で通知されるシステムです。率直に言って、非常に不十分なアプリです。でも入れないよりは、入れた方がいい。バージョンアップしていけばいいと考えています。
現在は感染者と接触したことだけが通知されるアプリです。利用者に得がなければたくさんの人に広がりませんが、現状は何の得もありません。政府の広報も不十分です。
例えば濃厚接触者と分かった際には、症状がなくても優先的にPCR検査等を受けられるといったメリットは最低限必要です。無症状感染者の一部が感染を拡大していることがわかっているのですから感染拡大防止のためにはすべての濃厚接触者、通知を受けた人の検査が求められます。ただそのためには検査体制の大規模な拡充が必要です。アプリを魅力あるものにして感染者、濃厚接触者をあぶりだすことと検査の充実はセットの話です。
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中国は健康コードというアプリを使っています。感染していない、感染の可能性が非常に低い人はスマホに緑色が表示され自由に動き回ることができます。感染していない人同士の接触を防いでも意味はありません。感染している人と感染していない人の接触を防ぎ、濃厚接触者をきちんと検査していくことが大切です。感染防止と経済を両立させるやり方です。
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以前 紹介した東大の児玉教授も接触確認アプリ(COCOA)の利用を推奨しています。
COCOA登録を国会決議で進める。6割登録で緊急事態宣言に匹敵する効果がある。感染された方の移動の追跡が重要になる。と提言されています。現在、感染経路不明者が感染者の半分以上になってきています。感染者をしっかり追跡し、感染した場所を特定し、感染を制圧することが本当に重要です。COCOAと各自治体が始めているQRコード登録を組み合わせていけば 成果が上がるでしょう。

7月25日の日経新聞朝刊に「独英、第2波対策と経済両立 小規模封鎖 機動的に 検査態勢の充実前提」という記事が掲載されました。以下のような内容です。

日本政府が新型コロナウイルスの第2波の封じ込めに有効な手立てを見いだせないなか、ドイツと英国が相次ぎ新たな戦略を打ち出した。経済に深刻な影響を与える国全体が対象のロックダウン(都市封鎖)を避け、小規模な地域封鎖を機動的に実施することが柱だ。
独英の新戦略は検査態勢の充実で感染の広がりをより正確に把握できるようになったことで実現した。日本でも検査能力を早急に高め、第2波への具体的な施策を打ち立てる必要がある。中略
感染症対策の司令塔である独ロベルト・コッホ研究所によると、同国の検査件数は1週間で53万件、検査能力は同118万件に及ぶ。高い検査能力で感染状況を把握できるからこそ、きめ細かな制限を導入し、解除も素早く判断できるというのが独政府の考えだ。
中略
(英国は)検査態勢も大幅に拡充する。現在、抗原検査など「今ウイルスに感染しているか」を調べる検査で1日20万件以上の検査能力がある。これを10月末までに1日50万件まで増やす。以上 日経新聞

日本でも接触確認アプリを魅力あるものにすることや検査体制の拡充が求められています。国民に自粛を求めるだけでなく、「夜の街」に責任を押し付けるだけでなく、実効性のある感染対策をすすめていただきたいものです。台湾、韓国、中国は感染者を低く抑え込んでいます。ドイツもイギリスも続こうとしています。さて日本は? 政府はいつまで無作為を続けるのでしょうか。





2020年07月23日

新型コロナウイルス感染症対策 全国一律自粛ではなく もっとスマートなやり方があるでしょう。21世紀型の対応を。遺伝子工学と計測化学、情報科学の活用を。

新型コロナ感染症の感染が広がっています。東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授が国会に参考人として呼ばれました。国会に児玉教授が呼ばれたことは ひとつの希望です。最大野党 立憲民主党のHPでも報告されています。与党も野党も真剣に考えていただきたいものです。全国一律自粛ではなく感染防止と経済を両立させるやり方があるのですから。
https://cdp-japan.jp/news/20200716_3241

参院予算委員会で7月16日午後 閉会中審査で「新型コロナウイルス感染症への対処等」に関する集中審議が行われ、参考人として東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトリーダーの児玉龍彦氏、新型インフルエンザ等対策有識者会議・新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の尾身茂氏、公益社団法人東京都医師会会長の尾崎治夫氏が出席しました。当日の動画は以下からどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=tFcF8bTmJ4g

◆感染集積地での大規模なPCR検査を

児玉教授は感染集積地を正確につかみ、集積地(エピセンター)での大規模なPCR検査を提唱しています。全国一律自粛では、感染は止まらない、自粛と再開後の拡大を繰り返す悪循環に陥るとの指摘もされています。残念ながら今の日本が陥ろうとしている状況です。
大切なのは感染集積地とそうでないところを分け、感染集積地に医療資源、医療従事者を集中して送り込むこと。無症状感染者を見つけ出し、しっかり隔離して、感染地域をきれいにすることが重要だと指摘されています。現在は新宿が感染集積地になっているから、そこで働く人や区民の50万人のPCR検査をやろうと提言され、予算も含め具体的に示されています。以下の国会提出資料をご覧ください。
https://www.ric.u-tokyo.ac.jp/topics/2020/ig-20200716_all.pdf
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◆大量検査は可能だ

日本でも大規模PCR検査をする力があります。児玉教授自身も東大でPCR検査を実際にやっています。「(東大)先端研だけでもフルにやれば1日数千件は簡単にできる。数万件まで行くかもしれない。東大なら全体で10万件くらい簡単にできる。」(7月3日、日本記者クラブ)と発言されています。
でも現在は手足を縛られた状態です。東大も感染症対策としては法律上できない。臨床研究という名目でやっているとのことです。大学や研究機関を活用すれば検査は飛躍的に伸びるでしょう。京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授も以下のように発言されていました。
「iPS研には新型コロナのPCR検査をできる機器が30台くらいある。その機器を使って普段からPCRをしている研究員たちが何十人かいるが、自粛で多くの人が実験せずに在宅になっている。大学の研究所などの力をうまく利用すればPCRの検査能力は2万をこえて、10万くらいいける可能性がある。研究者として検査能力の向上に貢献したい」以上

◆感染者が多くなると、危険度が高くなり、さらに感染者が増える

街の中で感染している人が多いと空気感染に近いことがおこってしまうという指摘がありました。もっともな指摘です。例えば感染者のほとんどいない鳥取県の映画館で映画を見るのは安全ですが、新宿で映画を見るのは危険かもしれません。感染度によってガイドラインも変化させる必要があります。
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◆大量で精密な検査と隔離、治療は経済と感染防止を両立させる道

7月23日付日経メディカルは
「免疫パスポート」なんてあり得ない、ただし…という表題で児玉教授にインタビューしています。以下 要約です。

抗体検査を活用することで、通常の生活を取り戻そうという動きも広がっている。新型コロナウイルスの抗体検査を定量的かつ大量に測定するプロジェクトを推進する東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦氏にその構想を聞いた(文中敬称略)。

──先生は、東京大学先端科学研究センターなどのメンバーからなる新型コロナウイルス抗体検査機利用者協議会のアドバイザー会議代表として、新型コロナウイルスの抗体検査の定量的かつ大量に測定するプロジェクトを推進されています。抗体検査をどのように活用することをお考えですか。

児玉 疫学調査のための活用を提案しています。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の抗体検査を500〜1000人程度のユニット全員に行い、抗体検査陽性者が多いユニットを見つけます。そのユニットでは感染が広がっている可能性がありますので、さらに個々人に対してPCR検査を行い、有症状の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者だけでなく、無症状の感染者も拾い上げる。そうすれば、効率的な感染拡大予防の介入が可能になります。有症状者を隔離するだけではCOVID-19の感染を制御できず、無症状者の拾い上げがとても大切と考えます。

 ユニットとしては、例えば介護施設であれば、利用者や介護に関わる職員だけでなく、掃除や食事、リネンを扱いような人々、その施設に出入りする全ての人を対象とする必要があります。関係者全てを抗体検査でスクリーニングし、全員が陰性ということになれば、そのユニットはひとまず感染リスクはないと判断でき、通常の生活が可能です。

 ご注意いただきたいのは、私が提唱するのはあくまで疫学調査のための抗体検査で、個人を対象に、抗体があれば通常の生活ができると判断する「免疫パスポート」とは意味が違います。

 なぜなら、抗体検査には限界があるからです。実際、我々の調査でも、その限界を確認しています。これまで、発症後1週間で約半数の患者で抗体価(IgG)が上昇し、約2週間で全ての患者で抗体陽性となるともいわれていました。が、それは重症例での話で、軽症者や無症候者では、PCR陽性者の0〜30%程度が抗体陰性となることを我々協議会の調査で明らかにしました。これは、幾つかの医療機関で網羅的に抗体検査を行い明らかにしたものです。施設によるばらつきがありましたので0〜30%との結果でしたが、平均すると2割程度は抗体陰性となる可能性があると考えています。

 東京大学病院に入院中の重症COVID-19患者を対象に抗体検査を行えば100%陽性となるのですが、軽症例や無症候例における抗体価の動きは重症例と大きく異なるのです。

──COVD-19対策は長期戦になり得るということですね。そうなると、4月に行われた緊急事態宣言のように、全国一斉の外出自粛という対応では社会が持ちませんね。

児玉 もっとスマートなやり方があるでしょうと言いたいです。21世紀型の対応として、我々が提唱しているのが、無症状者を把握するためユニットごとに疫学調査目的で抗体検査を実施し、抗体陽性者が多いエリアで感染者を同定するためのPCR検査を行い、その集団に最適な介入を行うというものです。一方、感染者がいない集団では普段通りの生活を可能とします(図3)。
検査システム.png
中略
 抗体検査とPCR検査を組み合わせれば、お互いの弱点を補うことができ、精度も向上します。実際、透析病院で抗体検査とPCR検査を組み合わせた疫学調査を実施したところ、感染者を把握できました。また、透析患者では感染が長引きやすいというデータも得られたため、透析患者に特化した対策も立てやすくなりました。

──「免疫パスポート」構想には論拠がないが、抗体検査は疫学的な調査に有効であり、その結果を介入に生かすことで、科学的な感染対策が効率的に進むということですね。ありがとうございました。以上 日経メディカル要約

2020年06月08日

そもそもなぜマスクは必要なのか、感染しているかもしれない人が、他人にうつすのを防ぐためです

結(ゆい)鍼灸院院長の藤井です。気温が上がっています。マスクをつけたまま歩くと暑いですね。周りに人がいない時は、マスクを外して涼しく過ごしてください。

☆そもそもなぜマスクは必要なのか、感染しているかもしれない人が、他人にうつすのを防ぐためです
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今回の新型コロナ感染症は発症する2〜3日前から感染力をもつといわれています。感染力は発症する1日前が一番 高く 発症して10日ほどすれば、ほとんどなくなることがわかってきました。
インフルエンザは、発症直前からもウイルスを出してはいますが、感染力のピークは発症から1日後です。普通の感染症と違い新型コロナは発症する前から感染する力があるのです。つまり「症状がない」状態でも他人にうつすかも知れないから、マスクをするのです。
これまで世界保健機関(WHO)は「症状がある人のみマスク着用を推奨」という立場をとっていましたが、新型コロナは「症状がない」状態でも他人にうつすことがわかってきたため、みんながマスクをするよう指針を改定しています。

世界保健機関(WHO)は6月5日、新型コロナウイルス感染拡大阻止のためのマスク利用の指針を改定し、流行地では公共交通機関利用時など人同士の距離を取ることが難しい場合、他人に感染させないためにマスク着用を推奨すると表明した(ヤフーニュースより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5791e23f0c4bd4a9197fbaea30129eb12a89fcf

◆今 話題の無症候性感染者

新型コロナの感染力の総量を100とすると、発症前の無症状者(後で症状の出る患者)からの感染が全体の45%、そして無症状のまま経過する、つまり本人も気づかないままに感染し治ってしまう無症候性感染者からの感染が5%ということもわかってきました。
残りの50%が発症した患者さんからの感染です。
無症候性感染者からの感染が5%程度ということは 感染が猛威を振るっている時は、無症候性感染者は力をそそぐ部分ではないが、完全に抑え込むためには対策が必要ということなのでしょう。
WHOは、2020年2月28日に、中国での新型コロナウイルスの感染に関するWHOと中国の合同調査団報告書を公表しています。この段階では「無症候性感染者は少なく主要経路ではない。」と結論づけていました。以下 厚労省の報告
https://www.mhlw.go.jp/content/000603535.pdf
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kokusai/who/index.html?fbclid=IwAR2mV4tsZuJH7JsX0QSQut5sE52kv07q1CSL_O0Uq5VmJwADrUWb3dwxGps#COVID19

5月になると中国 武漢(4月8日封鎖解除)では全住民990万人全員にPCR検査を行い、300人の無症候性感染者をあぶりだしています。この300人の感染者の濃厚接触者に感染者はいませんでした。無症候性感染者の感染力が弱いためか、300人のうちの一定部分が実際には感染していないのにPCR検査でひっかかってしまった=擬陽性だった可能性が考えられます。いずれにせよ武漢市民は安心したとのことです。以下は朝日新聞の記事。
https://digital.asahi.com/articles/ASN644224N62UHBI02Y.html?iref=com_footer

◆マスクの効用

普通のマスクは厳密には新型コロナウイルスを通してしまいます。飛沫感染の多くは防げますが、マスクをしていない感染者が咳をした後などに空気中にしばらく漂うウイルスはマスクの生地の穴やすき間をすり抜けることができます(エアロゾル感染) 換気は大切です(結はいつも換気しています、30分に1回とかではありません)
それでもマスクをする意味はあります。鼻やのどを湿らせるからです。部屋の空気が乾いていても、マスクをするとのどや鼻の湿度を保ってくれます。加湿はのどや鼻の感染防御の働きを活発にします。感染者と接触してもお互いにマスクをしていれば濃厚接触にはあたらないとされています。
人は何気なく鼻や口を触ってしまいます。手が汚染されていると、感染の危険が増しますが、マスクをしていると鼻や口を触れません。マスクの大きな効用です。

2020年06月07日

マスクの表(おもて)は汚染されています

結(ゆい)鍼灸院院長の藤井です。暑くなってきました。マスクをつけたまま歩くと暑いですね。周りに人がいない時は、マスクを外して涼しく過ごしてください。

☆マスクの表は汚染されています

マスクをつけたり外したりする時は絶対に表に触らないでください。表は汚染されていると思ってください。紐の付近を持ってください。マスクをそのままポケットに入れたり、カバンに入れたりしないでください。
結鍼灸院の玄関にはマスクを入れたり、捨てたりするためのポリ袋を置いてあります。ポリ袋は一度使ったら捨てること。マスクの表に触れたポリ袋の内側は汚染されていると考えた方が安全です。

◆マスクの表では7日後まで、感染力を持つウイルスが検出されました

新型コロナウイルスが表面で感染力を維持している時間は普通の紙、コピー用紙で30分、紙幣の表面では2日後、ステンレス表面とプラスチック表面では4日後、感染性のあるウイルスが検出されました。
一方 サージカルマスクの内側では4日後まで、表側(表面)では7日後まで、感染力を持つウイルスが検出されました(医学雑誌ランセットの記事による データ出典:Chin AWH, et al. Lancet Microbe. published online April 2, 2020.)
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◆外したマスクはどうしよう、私の場合

人の少ない道を歩くとき、マスクを外した方が涼しくて熱中症予防になります。外したマスクは紐をもって手に持ちます。表は汚染されていますから、ポケットに入れるわけにはいきません。人が歩いていくる時はすぐにマスクをつけるようにしています。礼儀と感染予防です。
昨日からは腕時計のバンドにストッパー付きS字クリップをつけマスクをつるすようにしてみました。100円ショップで買いました。4個で100円です。
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こうすると両手が自由に使え、両手を振って元気よく歩くことができます。余談ですが、私は両手を振り 背筋を伸ばして歩くのが長年の習慣です。意識してそうしているのではなく、自然とそうなります。ダラダラと歩くのは性に合いません。
ストッパー付きS字クリップだとマスクの表に手が触れることはありません。
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2020年05月28日

感染していない人同士の接触をさける政策ではなく感染した人と感染していない人の接触をさける政策を

児玉龍彦先生(東大先端研がん代謝PT)のお話は 納得がいきます。下記のユーチューブ動画は 児玉先生がしゃべっていて経済学者の金子先生(立教大特任教授)が少し質問するという構図です。

児玉先生は台湾、中国、韓国のモデルを「大規模検査、隔離、GPS追跡」という東アジア型と名付け、日本も見習うべきと主張しています。「日本は非常に古い対策モデルから抜け出せていない」という批判もされています。

新型コロナ対策「検査、隔離、GPS追跡」の東アジア型を 日経ビジネス 2020/04/17
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/041701182/

今回の動画で驚いたのは図にあるように今回の新型コロナはIgM抗体の反応が遅く弱いという事実です。新型コロナウイルスはたぶんワクチンがつくりにくいだろう、できるとしても重症化を抑えるワクチンになるだろう、でもワクチン開発に時間がかかっても、抗ウイルス剤でなんとかなる、エイズも抑え込めているということも言われています。
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何より共感したのは「感染していない人同士の接触をさける政策ではなく感染した人と感染していない人の接触をさける政策を」「接触が不可避なところ(病院、介護施設、ライフライン)の感染防止策を」というところです。大規模自粛はそうそう続けられません。大規模検査で感染者をあぶりだし、隔離 治療していくことが経済と感染防止を両立させる道でしょう。
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各大学が政府とは関係なく大規模に高水準の検査をできる精密機械を入れつつあります。写真も一日に500人の精密な抗体検査ができる東大の機械です。「民間のお金で精密検査機器が大学に入りつつある。若い人(研究者)ががんばっているのが希望だ」と児玉先生。専門家のみなさんは もう一度 抗原抗体の関係や免疫について頭の整理をするにも最適な動画です。
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コロナと闘う戦略図〜抗体検査で見えたこと 日本人には類似の「免疫」?【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200516

https://www.youtube.com/watch?v=8crwEQN_DbA

2020年05月14日

家庭内隔離のやり方

結(ゆい)鍼灸院院長の藤井です。結(ゆい)は5月7日から治療を再開しています。当初は19日火曜でいったん閉めるつもりでしたが、そのまま開けることにしました。大阪の感染者が比較的 少ないのと、何より おつらい患者さんの治療を中断できないと考えたからです。7日以降の新規の患者さんの治療も始めています。21日木曜は臨時休診させていただきます。

☆家庭内隔離のやり方

5月7日から私は家庭内隔離を再開しました。もちろん新型コロナ感染症に感染したわけではありません。外で患者さんに接する私は、感染している可能性があると考えて家族と暮らすようにしています。
「自分はテレワークをしているのだが、夫が普通に外回りの仕事をしている」「仕事で京都に通勤しているが、年老いた両親と同居している」といった声をよく聞きます。どのように暮らすか。あくまで私のやり方ですが、参考になさってください。2月頃から家庭内隔離はやっています。

◆すいている電車に乗る

時差出勤を私もスタッフもしています。そのためできるだけ10時からのご予約をお願いしています。ただつまっているときは9時半からもとっています。予約人数を絞っているため予約がつまりやすいのです。治療室に入る患者さんの数を減らしています。

◆服を洗濯しやすいものにする

通勤の服をひんぱんに洗濯しやすいものにしました。結(ゆい)の南側ベランダはすごく日当たりがいいので、通勤の服もバックも日に当てて日光消毒しています。ウイルスには有効です。
※南側に建っていたマンションの販売所が4月になくなり、以前のようにコインパーキングになりました。日当たりと風通しが一段とよくなりました。

◆服は部屋に持ち込まない

通勤着は玄関にかけています。クローゼットに入れるのは洗濯の後です。靴底もアルコールで消毒しています。自宅ドアノブに触れる前に携帯用アルコールスプレーで手を消毒します。

◆食事前には頭と手と顔を洗う

手と顔に加え、短髪の私は頭も洗います。結(ゆい)で着ているユニフォームは昼食前には着替えています。自宅でもペーパータオルを使っています。ペーパータオルは結(ゆい)と同じように足で開けるタイプの蓋つきのゴミ箱に捨てています。使用済みマスクはビニール袋に密閉して捨てます。マスクは汚染物と考えてください。マスクの表には触らないでください。
バリカンを買って、妻に散髪してもらうようになりました。緊急事態宣言以来 すでに3回 散髪しました。妻の腕も毎回 上がっています。自宅に戻った時はすぐに入浴し、全身を洗います。
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買ったバリカンです。強力モーターでさくさく刈れます。アメリカ製です。

◆寝室は別にする、食事も

以前 息子が使っていた部屋が今は仮に、私の部屋になっています。休日も大半はそこで過ごします。リビングに行くときはマスクをします。食事も家族とは別ですがスカイプ等を使い、顔をみて話しながら食べています。結構 新鮮です。
テレビのニュースもパソコンで見るようになりました。
非常事態宣言から しばらくして紙の新聞をやめました。朝日と日経をとっているのですが、両方とも電子版をパソコンでみています。リビングで漫然とテレビをみることがなくなったので本を読んだり、文章を書いたりすることが増えました。できなくなったことを悲しむのではなく、新たな変化を楽しんでいます。
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自宅のPCの前に置いた食事用のトレイです。