結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。風邪や感染性胃腸炎が流行っています。お気をつけください。
風邪でお医者さまにかかると、いまだに抗生物質をだすところが多いようです。10年ほど前から学会でも「風邪に抗生物質は効かない」という指針が出ています。抗生物質の乱用による弊害も指摘されていますが、人々の意識はなかなかかわらないものですね。
2003年12月8日の朝日新聞夕刊の記事を載せます。
「風邪に抗生物質は効くと思いますか? 答えは「ノー」だ。ところが、ただの風邪に抗生物質を出している医師は少なくない。こういった乱用が、どんな抗生物質にも抵抗力を持ってしまう耐性菌の出現を招き、深刻な院内感染を引き起こすと指摘されている。しかし、最近まで学会や国も注意を促してこなかった。なぜ放置されてきたのだろう。」引用以上
詳しくは結のHPをご覧ください。 風邪に抗生物質「無効」やっと指針(2003年)
http://yuisuita.com/text/7-2.shtml
風邪はひきはじめは針灸をうけていただくのが一番効きます。感染性胃腸炎も治しています。詳しくはこちらをどうぞ。
http://yuisuita.com/text/007.shtml
◆抗生物質は大切な腸内細菌を殺してしまう
腸内細菌が免疫力を高めるという話はお聞きになったことがあるでしょう。ある乳酸菌飲料のメーカーは最近、自社のCMで自社の飲料を飲んでいると、風邪にかかりにくかったというCMを流したりもしています。でも抗生物質を飲むと、大切な腸内細菌の大半を殺してしまうのです。病気によっては抗生物質が必要なときはあります。その時はきちんと飲んでください。中半端にやめてしまうと耐性菌ができてしまうこともあります。
でも風邪にはいりません。
◆年末年始のお休みのお知らせ
12月29日日曜〜1月5日日曜までお休みさせていただきます。体調を整えて新年を迎えましょう。
2013年11月27日
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