腰痛や足の痛みで仕事をやめる人は多いのですが、できればその前に鍼灸治療を受けてみてください。休み続ければ、その痛み治るのですか。
☆足のしびれと不眠が治った、気持ちも前向きに
田井(仮名)さんは40代後半の女性、ずっと立ち仕事をされています。2ヶ月前に腰痛に襲われ、靴下もはけなくなりました。行きつけの整体で治療し少し落ち着いたものの今度は左の脚がしびれはじめました。夕方になると立っているのも苦痛で、仕事もお休みされています。「もう仕事を続けられない」と退職も考えられているご様子。「しばらく結(ゆい)の治療を受けてください。それから決めても遅くないです」と言って治療を開始しました。1ヶ月8回の治療で治りました。決まって夜中3時に目が覚めていたのもなくなりました。
田井さんに限らず、痛みが1〜2週間程度続くと、気分も落ち込み悲観的になっていきます。気分が落ち込んでいる時に退職のような重大事は決めてはいけません。結論は先送りしてください。退職を思いとどまった患者さんは多数いらっしゃいます。鍼灸は腰や足の痛みやしびれとともに気分の落ち込みもいっしょに治していきます。
治療後のアンケートでは治療前の苦痛を10とすれば今は0と回答され、以下のようにコメントされました。
もともと腰痛があったので行きつけの整体に通っていたが今回の足の太ももの痛みやお尻の痛みがいつもと違った感じだったので、整体に通っていてもどこかで疑問があった。左足のしびれがあった時もそのうち治りますよと言われたが、しびれ感が強まり婦人科系のこと(閉経)もあってはハリ治療がいいのではと思い、会社の同僚が通っている当院を紹介してもらった。はじめの治療の時、決まって夜中3時に目が覚めることを何気なく言ったらちゃんと聞いてもらって本当によかった。ずっと気になっていたし(治療後は)だんだん目が覚めるのが6時前くらいになってきて気持ちがほっとするほっとするとやっぱり一日が始まる!という感があって気持ちが前向きになってきた。この1カ月余りで左足のしびれが取れ同時に気持ちが前向きになれたのがよかった。平日仕事が終わって夕方の通勤電車で、通院の時立っていても電車がゆれると人にぶつかってばかりでしんどかったことも今はちょっととした思い出になってきました。以上
◆アンケート用紙の裏までコメントを書いていただきました。写真は前半部分です。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
◆7月4日木曜、10日17日の水曜を臨時休診させていただきます。