結(ゆい)針灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。今年最初の逆子の治療がうまくいきました。34週の初産の妊婦さんに2回治療したところ、きちんと直りました。私は逆子の治療はだいたい5回までとしています。2〜3回で直る場合が多いようです。
今回は前々回の中医学的インフルエンザの予防法に続き、一般的予防法をお伝えします。
☆こちらも大切! インフルエンザの一般的予防法
1.手洗い
しっかり頻繁に手洗いしてください。できれば顔や髪の毛も頻繁に洗ったほうが効果的です。手の皮膚が荒れていないこと、傷がないことが一番大切です。薬用石鹸を使って肌荒れがおこるようなら逆効果。消毒薬を使って肌荒れがおこるようなら使わないでください。
2.うがい
効果は手洗いほどには確認されていません。手洗いは各国で奨励され効果が確認されていますが、うがいは日本で好まれるやり方です。うがい薬は必要ありません。うがい薬と水道水(消毒用塩素が微量に入っています)を比較すると水道水の方に軍配が上がっています。うがい薬がのどの粘膜を傷つける場合があるのが関係しているのかもしれません。
3. マスク
普通のマスクでは風邪やインフルエンザにかかってしまった人が他の人に移さない効果は確認されていますが、感染予防の効果は確認されていません。過信は禁物です。マスクをするなら1日に何回も取り替えてください。マスク表面にウイルスが付着している可能性が高いので、マスク表面はさわらないこと。ひもを持ってはずしてください。使用済みのマスクはふたつきの容器に捨てるか、ビニール袋に密閉して捨ててください。
4.メガネ
普通のメガネでも目の粘膜からのウイルスの侵入をある程度防ぐことはできます。仰々しいゴーグルをつけるのは、はばかられても伊達メガネならOKでしょう。ウイルスは目と鼻と口から侵入してきます。目をこするくせはやめましょう。
5.部屋を別にする
インフルエンザにかかった家族を別室に隔離します。食事も別室でとってもらい家族内感染を防ぎます。別室は時々換気をしてください。かかってしまった家族とは必要最小限の接触にとどめるため、家の中で携帯電話をつかうのもひとつの方法です(ふつうの風邪の時はそこまで気を使わなくてもいいでしょうが)使ったティッシユ等はふたのついたゴミ箱か、ビニール袋に入れて密封するようにしてください。
2013年01月24日
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