12月30日日曜〜1月4日金曜をお休みさせていただきます。
◆線維筋痛症と診断された女子の痛みがきれいになくなりました。
篠原(仮名)さんは10代前半の女の子です。身体のあちこちが痛いと訴えて来院されました。某大学病院に通院していてそこでは「線維筋痛症かもしれない」といわれています。
線維筋痛症は日本線維筋痛症学会によると「原因不明の全身の疼痛、不眠、うつ病のなどの精神神経症状、過敏性大腸炎、膀胱炎などの症状を主症状とする病気」とされています。マスコミでは「線維筋痛症の患者さんが、いろいろ医者をあたってみたが、どこでもうまくいかず線維筋痛症の専門医に行ってやっと救われた。」というたぐいの物語が流されることがありますが、あれは半分はウソです。たしかに患者さんの症状は改善したかもしれませんが、線維筋痛症の専門医といっても特別な治療法があるわけではありません。お医者さんごとに工夫しながらやっているというのが実態です。針灸は線維筋痛症によく効きます。線維筋痛症診療ガイドラインでもエビデンスUa 推奨度B(推奨度Aの治療法はないのです)と最高位になっています。
篠原(仮名)さんは9月から治療開始、第1回目の治療のあとはすぐに眠くなり、いつもより長く眠りました。そして大量の排便。病的な緊張状態がほぐれ身体の内部が動きだしました。3回ほど治療すると膝以外の関節の痛みはほぼなくなってきました。2ヶ月で痛みはなくなり、お母さんから以下のようなアンケートの回答をいただきました。
回答
5月頃より体のあちこちの関節に痛みを訴え、体のだるさもあり1学期の後半は保健室で休むことも多かった娘ですが、9月にこちらに通わせて頂くようになってから、徐々に痛みもなくなり体もずいぶん楽になったようです。お蔭様で今は元気に学校に通っています。まだ体に不調はありますが、こちらで治療して頂いて本当に痛みが無くなって大変感謝しております。以上
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。