2012年03月27日

針灸治療の治り方、「今日はこの後お仕事ですか、お休みですか」

ちまたでは花粉症が真っ盛りのようですが、結(ゆい)針灸院で治療している患者さんは楽に過ごされています。針灸治療は花粉症の症状を緩和するだけでなく、次の年も花粉症にかかりにくくする治療です。週1回の針灸治療と自宅でのお灸を組み合わせて治していきます。
結(ゆい)のHPに「痛み止めのやめ方」と「長引く咳の患者さんを抱えた家族の役割。ねぎらいの言葉が咳を楽にする?」を追加しました。

☆針灸治療の治り方、「今日はこの後お仕事ですか、お休みですか」

結(ゆい)にはうまくリラックスできない方がよく治療にみえられます。歯を食いしばりすぎて朝、あごが痛くなる患者さん。早朝に目が覚めてしまう患者さん等々。緊張がうまく緩和できない、交感神経がやや亢進気味の患者さんたちです。交感神経が亢進しすぎると細かな血管に血が回らなくなり、肩こりや手足の冷えの原因ともなります。気の滞りをとり、うまくリラックスできるように治療していくと、手足もあたたまり肩もこりにくくなっていきます。緊張を緩和させると治療の後は半日〜1日ぐらい心地よくだるくなり、それから身体に力が満ちてくる感覚に変わっていきます。眠りも深くなります。
ただ3月は決算時期等で会社が多忙のため、土曜も出勤という患者さんが結構いらっしゃいます。だから土曜日は「今日はこの後お仕事ですか、お休みですか。」と一部の患者さんにはお聞きしています。治療直後に、だるさが出ないように加減するためです。仕事に支障をきたさないようにという配慮です。
一晩寝ると翌朝、だるさが出ることはまずありません。明日が大事なプレゼンとか試験とかいう場合も大丈夫。翌日、集中力がつくように治療します。

◆専門家、鍼灸学校学生の皆さんへ

鍼灸ジャーナル25号に私が世話人をつとめる関西中医鍼灸研究会が紹介されていますが、ほかにも兵頭明先生のインタビューが掲載されています。日本の中医学的鍼灸を知るためにはぜひお読みください。
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posted by ゆい at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり
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