忘年会シーズン到来、飲みすぎ食べすぎは意外な症状ももたらします。
☆暴飲暴食で首や肩が痛む!ギックリ腰の原因にも
先日、治療した40代のキャリアウーマンの方。忘年会でしっかり飲んだ翌朝から首、右肩、右脇の下あたりの痛みに苦しむようになりました。数日間、痛み続けています。
すぐに針灸治療をしてその場で痛みをとり、その後、どうしてこうなったのかの説明をしました。
私「忘年会の後、戸外で冷えて、経絡(けいらく)気の流れる道が詰まったのかもしれません。詰まりをとれば痛みは消えますから、きちんと治療すればすぐに治るのです。また中医学には痰(たん)という考え方があります。のどから出る痰とは違うのですが、胃腸に負担をかけるとそういうものが身体のどこかにできると考えています。食べ過ぎると痰ができて、これが経絡(けいらく)をつまらせることもあります。これも痰をとり、気の流れを回復させるとその場で治ります。食べすぎ、飲みすぎから首や肩が痛むこともあるのです。飲んだ翌日のギックリ腰も多いですよ。本当は暴飲暴食は控えたほうがいいけれど、ストレス解消も大切。あなたは数日後に控えているという新たな忘年会でもしっかり飲むでしょう。」
患者「しっかり飲みます!」
私「胃腸の方も予防的に治療していますから大丈夫とは思いますが、また痛んだら来て下さい。」
以上のような会話をして治療を終わりました。忘年会、できれば飲みすぎ食べ過ぎに気をつけて健やかな身体で正月を迎えてください。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
◆年末年始の休みのお知らせ
12月29日(木)〜1月4日(水)を休ませていただきます。12月28日水曜は午後も診療します。
◆専門家の方へ
☆関西中医鍼灸研究会が雑誌「鍼灸ジャーナル」で取材されました。会員の座談会が2012年1月号、2月号にわたって掲載されます。どうぞお読みください。
☆「帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の治療」という私の臨床報告が雑誌「鍼灸ジャーナル」2012年1月号に掲載されます。こちらもどうぞお読みください。
◆Twitterユーザー名、hariyuiでツイートしています。メールアドレスmogusa@cb3.so-net.ne.jp からでも私を探せます。よかったらフォローしてください。
2011年12月19日
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