2011年08月23日

夜の気温低下と湿気にご注意ください。扁桃炎の患者さんが続いた訳は?

昨日、急性扁桃炎の患者さんを治療したら、今日も別の患者さんが扁桃炎と思われるのどの痛みでいらっしゃいました。高熱とのどの痛み、身体のだるさを訴えていらっしゃいました。治療中に眠りはじめ、起きた時は楽になったようです。ほっとした顔をしていらっしゃいました。同じような症状の患者さんが続く時はたいてい気象が影響しています。

☆夜の気温低下と湿気にご注意ください。扁桃炎の患者さんが続いた訳は?

扁桃炎は体力が低下したときにおこるといわれています。もともとのどにいる細菌やウイルスが暴れだす場合が多いようです。患者さんの疲労が引き金でしょうが、私は19日金曜あたりからの夜の気温低下も影響しているのではと考えています。昨日から発熱した今日の患者さんは一昨日、21日日曜の夜を「寒く感じた」とおっしゃっていました。体温低下から免疫力が弱くなった可能性があります。実際21日夜の大阪の最低気温は23度、それまで29度くらいだった最低気温が先週末から低下しています。いままでの薄物の寝具の横に、寒くなった時に使うもう少し厚い物を準備してお休みください。
先週末から天候不順となり曇りや雨が続いています。人によっては湿気のために身体もだるくなりがちです。それまでの暑さが身体にこたえる頃です。「涼しくなったのになんでこんなにだるいんだろう」という方は、お風呂にゆっくり入り、身体を暖めてください。胃に負担のかかるものは避け、消化のいいものをお食べください。それでもだるさが取れないときは針灸へおいでください。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

◆お知らせ
ツイッターを再開しています。HPにもツイッターの画面を貼り付けました。1日に1回程度は健康に役立つことをつぶやくつもりです。ツイッター名は@hariyuiです。フォローをよろしくお願いします。

◆休みのお知らせ
学会での講演のため9月3日土曜をお休みさせていただきます。

◆専門家、鍼灸学校学生の皆さんへ
2011年9月3日土曜 日本中医学会で督脈通陽法について講演と実技披露をすることになりました。日本中医学会は9月3日〜4日、東京で開催されます。申し込みフォームより申し込んでください。
日本中医学会オフィシャルサイト http://jtcma.org/

ご感想はmogusa@cb3.so-net.ne.jpまで
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