2011年08月07日

赤ちゃんのあせも、少しぐらいは大目に見てあげてください

結(ゆい)針灸院 、関西中医鍼灸研究会の藤井です。しばらくお休みしていたツイッターを再開しました。HPにもツイッターの画面を貼り付けました。1日に1回程度は健康に役立つことをつぶやくつもりです。ツイッター名は@hariyuiです。フォローをよろしくお願いします。
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☆赤ちゃんのあせも、少しぐらいは大目に見てあげてください

お盆が近づいてきました。久しぶりに孫に会うのを楽しみにされているおじいちゃん、おばあちゃんも多いことでしょう。お孫さんの赤ちゃんのあせも、少しぐらいは大目に見てあげてほしいのです。お孫さんを心配されるお気持ちはよくわかるのですが。
人の汗腺、うまく汗をだす能力は2歳ぐらいまでにつくられると言われています。赤ちゃんは1日に一度くらいはたっぷり汗を出して汗腺の発達をうながすことが大切です。あせもが少しくらいできるかもしれませんが、暑さにきちんと対処できる身体をつくることの方が大切です。あせもをつくらない一番のやり方は1日中、低めの冷房の中にいること。でもそれではきちんと汗が出て、暑さに耐えられる身体をつくることができません。あるお母さんを治療したときのことです。
私「時には外に出て、汗をかかせてあげてください。」
お母さん「でもあせもをつくるとお姑さんにいろいろ言われるんです。」
こんな会話を何人ものお母さんと交わしてきました。家庭への冷房の普及は70年代後半から80年頃といわれています。20代30代の若い人ほど暑さに弱い人が多いと感じています。弱い人は暑くなるのではなく苦しくなるのです。冷房の普及と関係している可能性は大。赤ちゃんの時にしっかり汗をかかなかったのかもしれません。北海道で育ち、成人してから大阪にきて体温調節に苦労されている患者さんもいらっしゃいました。
鍼灸は汗をかけない、熱のこもりやすい、暑さで苦しくなる身体の状態も改善することができますが、まずは赤ちゃんの汗腺の発達に気配りしてください。もちろん熱中症にも気をつけながら。

◆お盆休み等の休みのお知らせ
8月14日日曜〜17日水曜までお休みさせていただきます。
学会での講演のため9月3日土曜をお休みさせていただきます。

◆専門家、鍼灸学校学生の皆さんへ
2011年9月3日土曜 日本中医学会で督脈通陽法について講演と実技披露をすることになりました。日本中医学会は9月3日〜4日、東京で開催されます。申し込みフォームより申し込んでください。
日本中医学会オフィシャルサイト http://jtcma.org/

ホームページは http://yuisuita.com/
耳鼻のどの専門サイトは http://hari.yuisuita.com/
携帯用ホームページは http://yuisuita.msc.ms2.jp/


posted by ゆい at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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