2010年12月16日

感染性胃腸炎(ノロウイルスによる感染症)の後は、生姜が一番

13日月曜の冷たい雨で体調を崩し、腰や首、肩が痛くなって来院される患者さんが目立ちました。風邪や咳の治療にみえられる方も増えてきました。みなさんお気をつけください。

今年は感染性胃腸炎が例年より大きな流行になりそうです。激しい嘔吐や下痢が収まった後もいつまでもお腹の調子がすっきりしない、身体が重いという方がいらっしゃいます。
結(ゆい)ではこういう方をたくさん治してきました。一週間程度 おなかがもやもやしているという方でも一回程度の鍼灸治療でたいていはすっきり治ります。感染性胃腸炎の後の身体の不調には鍼灸がよく効きますが、ご家庭では生姜をお使いください。
生姜には、発汗解表(はっかんかいひょう、汗をだして いっしょに身体の表面の邪気、よくない気を退散させる働き)、温中止嘔(おんちゅうしおう、胃を暖めて機能回復させ吐き気、嘔吐を鎮める)、化痰止咳(かたんしがい、中国医学独特の考えですが、胃腸の働きを活発にして肺の痰をとり、咳を鎮める)の作用があります。
結(ゆい)では生姜灸や生姜パックといって 生姜の上にお灸をしたり、暖めたりして使います。みなさんはおろし生姜を、汁やうどんにいれて飲むといった使い方をすればいいでしょう。これも立派な薬膳です。

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