2010年12月07日

脳を活性化する鍼

中国、広州アジア大会の囲碁で混合ダブルス(ペア碁)と女子団体で優勝した韓国の李瑟娥選手が頭に鍼をつけて対局していたことが新聞に掲載されていました。
http://www.asahi.com/igo/topics/TKY201012020296.html
「混合ダブルス(ペア碁)と女子団体で二つの金メダルを獲得した韓国の李瑟娥の頭には、なんと十数本もの針が」と見出しが躍っています。李瑟娥選手は記者会見で「緊張しすぎておなかが痛かった。血のめぐりが良くなるというので」と釈明していますが、他の韓国の選手も頭に鍼をさしているところをみると腹痛対策だけでなく囲碁での思考力集中力を上げる目的があったことが十分考えられます。鍼灸は思考力集中力を向上させることができるからです。今回の件も世界アンチ・ドーピング機構(WADA)に報告され、今後の検討課題となるようです。
思考力集中力を向上させるツボは頭以外にもあるのですが頭は鍼をしたままでも普通に生活することができ、つけたままにしておけます。鍼灸では8〜12時間程度、鍼を頭につけたままにする治療法もあり、中国の一部の病院で行われています。非常に稀ですが、私も患者さんの頭に朝、鍼をして普通に家に帰ってもらい、夜にもう一度来院してもらって抜針するという治療をすることもあります。もっとも頭の鍼を他人がみると驚かれますから、髪の毛に隠れるような短くて目立たない色の鍼を使います。今回の韓国選手のような目立つ鍼は使いません。帽子をかぶってもらうこともあります。

脳を活性化し思考力集中力を向上させる治療については以下もご覧ください。
バリバリ働いていたあなたにもどる、脳を活性化する治療
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_body/entry_885/

◆ 年末年始の休みのお知らせ
年末は28日火曜まで開けています。新年は1月4日火曜から診療します。
posted by ゆい at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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