2010年10月29日

寒さもストレス

今週後半は急激な気温低下のためか体調を崩される方が多かったようです。2008年1月発行の結(ゆい)通信No.184を再度、掲載します。急激な気温低下というところが今週後半と似ています。我慢しないで暖房を使ってください。台風で気圧も低下してきますから、ご注意ください。

☆寒さもストレス

今週は寒い一週間でした。寒さのために体調を崩される患者さんがちらほらいらっしゃいました。どんなふうになるのでしょう。
寒さも自律神経の不調に関係します。ぶるっと寒さを感じると血管は収縮し、熱を外に逃がさないようにします。交感神経優位という状態になります。身体と精神を緊張させます。
寒い部屋の中で我慢していると、緊張状態が続きリラックスできなくなり、疲れもとれなくなります。日頃から緊張気味の人、がんばりすぎる傾向にある人が寒い中でがんばっているとよけいに具合悪くなります。自律神経の働きが乱れ、ホルモン分泌の具合が悪くなる場合もあります。伝統的中医学では寒が気の流れを滞らせるといいます。すべて寒さだけが原因というわけではありませんが、寒さが大いに関係していると思われる今週の事例をお話します。

◆パニック障害があったけれど、すっかり治っていた20代女性の場合
「一度 夜に息苦しさを感じました。こんなこと久しぶり。すっかり治っていた肩も今日はこっています」
いつもは暖かい環境で仕事していた方が、寒い場所であまり動かない作業量の少ない仕事を3日続けた後のことです。

◆パニック障害が快方に向かっていた30代後半女性の場合
「電車に乗っているのがつらくて何回か降りてしまいました」
緊張を強いるような仕事上のイベントが近づいているという事情もあったのですが、ご自宅の部屋も寒く、12日土曜あたりからの寒波がこたえたようでした。

◆背中全体が痛くなった70代の女性
「夜中に寒くて眼が覚めてしまった夜がありました」
「そういえば背中全体が痛くなったのは、その夜の翌朝からです」
いつもは首や肩のこりだけの人が、背中全体が痛くなりひどい疲労感に苦しみました。

いずれの場合もご自身では寒さとの関連は気づかれてはいませんでした。
私の方で指摘しました。暖房のやり方等、適切な対処法を話し合いました。仕事のストレスは避けることはむずかしいけれど寒さからくるストレスはその気になれば改善できます。我慢のしすぎは身体をこわします。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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