2010年09月27日

疲れる。食べられない。耳がつまる。耳管開放症。

40代の男性が耳のつまりを治したいと来院されました。3年前から続いています。両耳がつまるが、難聴はありません。耳鼻科では耳管開放症の可能性ありとのこと。数年前に5キロやせてからは、疲労感が強くなりフルタイムで激務をこなすのが無理になりました。仕事量も減らされています。疲れて声も出しにくい。胃腸の調子も悪く、食べようとしても食べられない状態です。典型的な気虚(ききょ)です。エネルギー不足です。耳も治すのですが、胃腸を治して食べたものがきちんと身体をつくるようにもっていくことが大切とお話しました。
 約1ヶ月の間に8回治療して、耳のつまりはなくなりました。なにより喜ばれたのがきちんと食べられるようになって、疲労感を感じなくなったこと。体重も2キロ回復しました。この男性は百会という頭のてっぺんのツボにお灸をすると「お腹に感じる、腹が温かくなる」とたいそうお灸を好まれていました。針灸は耳だけを治すのではありません。身体全体を治していく中で耳も治すのです。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

◆メールで質問が来た場合すべて回答していますが、時々こちらから返信しても届かない場合があります。住所、電話番号等があれば別の方法でお答えできるのですが、匿名の場合は連絡できません。ご了承ください。

◆臨時休診のお知らせ
9月29日水曜を臨時休診させていただきます。

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