2010年02月18日

咳喘息にさせない

風邪が流行っているようです。風邪の後に咳が残り、1〜2ヶ月続く場合もあります。最近では風邪の後に長く続く咳の状態を咳喘息と呼ぶようになっています。

☆咳喘息にさせない

結(ゆい)では、このところ毎日のように、風邪から咳が続き始めた患者さんの治療をしています。ベットに仰向けに寝ると咳が出てくることが多いので、ベットの上に座椅子を設置し、座った状態で治療します。この季節は座椅子が大活躍です。夜、咳が苦しい方は上半身をおこして眠る方が楽です。寝具を工夫してください。
だいたい1週間に2回ほど針灸治療をすると咳が鎮まってきます。針はよく効きます。今日治療した30代の女性の咳も1週間に2回の治療でほぼ収まりました。この女性は昨年の同じ時期に風邪をひき、長く続く咳に苦しんだそうです。咳は2ヶ月続きました。
1〜2ヶ月続く咳は苦しいものです。1回の咳で約2cal消耗するといわれ、100回咳をしたとすると、ジョギングを30分したのと同じエネルギ−を消耗するといわれています。
1〜2週間で咳をなくすのか、1〜2ヶ月苦しむのか。読者のみなさんは風邪をひいたら、できるだけ早く信頼できる鍼灸院で治療を受けてください。

☆家庭でできる自然療法

家庭でできる咳止めの自然療法は、レンコンです。レンコンを皮ごとすりおろして、しぼったものにハチミツを加え、お湯を加えて飲みます。レンコンはビタミンCが多く含まれ、風邪の初期にもいいようです。痛んだ粘膜も修復されるため、咳止めにもなります。
我が家では皮ごとレンコンを細く切って、炒めます。ふつうの食事をする中で咳を落ち着かせる献立に気をくばります。 銀杏(ぎんなん)も咳に効きます。こちらは鍋の具材に使います。
風邪や咳についてもっと知りたい方は以下をご覧ください。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/
◆花粉症の季節です。花粉症治療はこちらをご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
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