2025年08月31日

脳血管障害からの複視(ふくし)が治った50代男性

男性は脳血管障害をおこして緊急入院1週間。結(ゆい)には発症から約40日後に来院されました。脳血管障害のひとつで脳幹梗塞の中の延髄梗塞(えんずいこうそく)でした。脳の延髄の一部が壊死するために、めまい、嚥下困難、声がれ、顔の感覚異常、片側の筋力低下などの症状を引き起こすことがあります。呼吸が停止する場合もあります。
男性は幸いにも身体の動きに大きな障害は残らず、退院後は自営業を再開されていました。
ただ複視になっていて、これが仕事をやりづらくしていました。複視とは物が二重に見える症状のことです。本来は一つに見えるはずの物体が、ずれて二つに見えたり、縦や斜めにずれて見えたりします。眼球運動をつかさどる神経や脳幹が障害されることでおこります。
ほかには眼が不随意に細かく揺れる眼振(がんしん)や身体がゆれて急に力が入りにくくなる運動障害がありました。

2カ月間に14回 治療したところ複視は治り、運動障害も改善しました。複視が治ったことで患者さん本人の希望もあり、治療を終了しました。
当初は仕事の関係から「週1回ぐらいしか難しい」と言われていたのですが、男性の娘さんの強いプッシュと治療効果を途中で実感されたためか週2回来ていただき治すことができました。当院への来院も娘さんの強い意向で実現したものです。脳血管障害の治療は本当は毎日か隔日が望ましいのですが、日本ではなかなかむずかしいものがあります。

◆アンケート よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった。

◆患者さんのコメント
複視がほぼ無くなりました。ありがとうございます。以上
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posted by ゆい at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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