2025年05月15日

控えめで素晴らしい外交官の夫

バブルの頃の東京、新宿 四谷の横山瑞生先生の一本堂という鍼灸院に研修生として出入りしていました。鍼灸を学んでいる外国人も多くその中には南米の女性外交官の夫さんもいらっしゃいました。
私はアルゼンチンと記憶していたのですが、航空機メーカーについての話をした記憶もあり、そうなるとエンブラエルがあるブラジルの外交官だったかもしれません。エンブラエルはボーイング、エアバスに次ぐ世界シェア3位の航空機メーカーです。
夫さんは物腰が柔らかくやさしい人で、控えめな態度を女性たちがベタ褒めしていました。こういう夫婦の在り方もあるのだと気づかされました。
私はスペイン語もポルトガル語も区別がつかないし、わかりません。周りにいた外国人たちは日本語も少しはわかる人たちなので下手な英語と日本語のミックスで 必死にコミュニケーションしていました。会話は度胸です。
平服で出席するラフなパーティーも何度か出ました。パーティーというと豪華な料理と思いがちですが、欧米人主体のパーティーはソフトドリンクとクッキーやサンドイッチだけの簡素なものでした。とにかく会話が主役です。ゆっくりしゃべってくれとお願いしながらなんとか聞いて、しゃべりました。

その後 女性外交官はドイツに赴任することになり、夫さんも一緒に行かれました。名前も顔も忘れましたが、茶色のセーターに柔らかなカーキ色のズボンの立ち姿がぼんやりと思い出されます。
写真は最近 ANAが導入を決定したエンブラエルのE190-E2型機
スクリーンショット 2025-05-15 061613.png
posted by ゆい at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/191352283
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック