
NHKで「羽曳野市 認知症予防へ健康診断データをAI分析 東大と協力」というニュースが流れました。
「羽曳野市は、東京大学と協力して、市の健康診断を受けた人のデータをAI=人工知能で分析し、個々人の健康状態にあわせた予防対策を提案するプログラムの開発を目指すことになりました。」というニュースです。酒谷薫先生がテレビに映っています。
私は酒谷先生と「不安レベルへの鍼の効果と前頭前野皮質のNIRS活動計測」という共同研究をして2014年に発表しています。2016年にアメリカ国立医学図書館の医学データベース「パブメド(Pubmed)」に収録されました。詳しくは以下を。
https://www.yuisuita.com/study/
現在 東京大学高齢社会総合研究機構に在籍している酒谷先生は日本中医薬学会の理事長で、私は理事をしています。長年 伝統的中医学を最先端科学で分析する仕事をされていている医師で、毎年 日本中医薬学会で発表されています。予防プログラムには中医学、東洋医学の知恵もいかされることでしょう。
今年の日本中医薬学会第13回学術総会は10月14日〜15日に開催されます。コロナ禍以降、初の対面で私も出席します。ご興味ある方は 以下をご覧ください。
https://award-con.com/jtcma13/
会頭 王 暁明先生のあいさつより一部 抜粋
第13回学術総会を2023年10月14日(土)、15日(日)に、東京のタワーホール船堀で現地及びLIVE配信によるハイブリット開催を予定しております。
日本中医薬学会は、今回の総会のテーマを『日本の中医学と世界の中医学』として、中国をはじめ台湾、香港、米国、豪州及びドイツなどの中医学団体や専門家を迎え、基礎から臨床、中薬や方剤と鍼灸などの学術交流を深めることに寄与し、特に「日本中医学の特色」、「世界の中医学に対して日本からできること」に焦点を当てて、世界の中医学を受け入れながら、本学会の会員を中心に、医師、薬剤師、鍼灸師等の皆様の研究成果や臨床叡智を積極的に発信したいと考えております。以上
