今回は9月16日土曜の関西中医鍼灸研究会のお知らせです。9月は私が講師をやります。
◆日時 9月16日土曜 19時から21時
Zoom開催 アーカイブ配信で11月17日まで視聴できます。
◆講師 藤井正道
関西中医鍼灸研究会世話人 結(ゆい)鍼灸院院長 日本中医薬学会理事
2009年に「灸法実践マニュアル」を出版してから14年がたちました。もう絶版で手に入りません。
「灸法実践マニュアル」の気候 風土の部分は2008年から季刊「中医臨床」に「日本で活かす中医針灸のススメ」を1年間連載したものをまとめたものです。
当時 中医学の分野では「大陸直輸入の中国針灸」こそが優れているという意見が主流でしたが、私はそれに異議を唱えました。当時の中医学的鍼灸は大陸直輸入型、鍼中心でしたが、そこに疑問をもち、独自の治療法の模索を始めました。
現代日本の文化・風土に適合した中医学的鍼灸を目指しました。現代の生活と労働では痰湿、湿邪が大きな問題です。湿邪を取り、陽気を奮い立たせるために灸法を多用することを提唱しています。
松田 博公 (著)の「日本鍼灸へのまなざし」2010年刊行の中で、私は「バングラディッシュなど、気候の異なる外国での臨床経験を経て、藤井氏は鍼灸は風土の医学であるという認識を深めたそうです。」と紹介されています。
私の主張を裏付けるかのように、経済成長した中国では今、灸法が大ブームになっています。日本の経絡治療もフランスの鍼灸の専門家が中国で広めています。
新しい知見をもりこんだ日本でよく効く鍼灸のやり方、「灸法実践マニュアル」の真髄をコンパクトに紹介します。各派の鍼灸についても簡単に論評するつもりです。
◆経済成長した中国で経絡を通すやり方が重視されている。お灸も復権。
◆高度経済成長を経た日本人と、成長中の中国人の身体の似てきた話。
◆日本の各派の鍼灸を中医学の眼でみると
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