結(ゆい)鍼灸院は5日木曜から開けます。電話受付は4日水曜からです。
☆日本の家は、寒すぎる
本日 1月1日の朝日新聞に大切な記事が載っていました。私は患者さんたちに、「ちゃんと暖房を使ってください」とよく言っているのですが、それを裏付けてくれる記事です。
寒いと気の巡りが悪くなり、肩が凝ります。耳のつまり感が日頃からある人は、つまり感がひどくなります。首のコリがひどくなり腰が痛くなります。寒いと「交感神経優位」になり、くつろぐはずのご自宅で、知らず知らずのうちに緊張してしまいます。「交感神経優位」になりがちな身体の手足が冷えるのは鍼灸で治せますが、暖かくしてリラックスする方が疲れもとれ身体にいいのです。
記事は「日本の家は、寒すぎる」という見出しで、以下に一部 抜粋します。
18度は、世界保健機関(WHO)が推奨する冬の最低室温だ。WHOは18年、「住宅と健康ガイドライン」を発表。寒冷な季節に、人々の健康を守るための安全でバランスのとれた最低室温として18度を強く勧告した。中略
研究チームは、住人約2900人の朝晩の血圧も調べた。一般に、家庭で測る血圧(家庭血圧)は医療機関で測るより低めとされる。調査の結果、室内の温度が低いと血圧は高くなることがわかった。また、心臓が収縮したときの収縮期血圧(最高血圧)は、朝の室内温度の変化に影響を受けやすく、特に高齢者や女性では、室温の低下によって血圧が上昇する傾向が強いこともわかった。中略
一方、断熱改修をすると、特に朝の最高血圧は有意に下がった。中略
――光熱費だけでなく、快適性や健康のメリットも数値化できないのでしょうか。
断熱性能が比較的よい住宅が半分しか普及していない自治体と、50〜70%普及している自治体、70%以上普及している自治体を比べると、普及している自治体ほど人口10万人あたりの循環器系疾患や肺炎の患者数が有意に少ないことがわかってきています。
以上 記事より

私の自宅も暖かくしていて、風呂やトイレも温度差からヒートショックを起こさないようにしています。12月27日に久しぶりの人間ドックを受け、健康を確認しています。いつまでも元気でいられるのは暖かい自宅のおかげもあるでしょう。
今年も元気いっぱい鍼灸治療に励みます。
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