ワクチンの副反応を警戒し、7月5日月曜〜7日水曜をお休みさせていただきます。
☆2回接種の有効性95%超、ファイザーの新型コロナウイルスワクチン
私が接種予定のファイザーの新型コロナウイルスワクチンが素晴らしい感染抑制の働きをしています。ランセット(The Lancet)で発表されています。ランセットは、週刊で刊行される査読制の権威ある医学雑誌です
国民の58.6%の接種が終わっているイスラエルで653万8,911人を調査したところ、入院では97.2%、重症化による入院では97.5%、死亡では96.7%の抑制効果が認められたという研究が発表されています。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)00947-8/fulltext

2回接種の有効性は高齢者でも若年者と同様に認められ、85歳以上では感染予防効果が94.1%、入院抑制効果は96.9%、死亡抑制効果は97%でした。なお、16〜44歳では死亡を100%抑制したとされています。イスラエルのウイルスはほとんどイギリス変異株です。
残念ながら5月8日時点で、接種率はイスラエル58.6%、米国は32.6%、英国は24%ですが日本は1%弱です。
でもワクチンがなくても感染を抑制するやり方はたくさんあります。新型コロナ感染症を抑制する基本原則は、濃厚接触者を広く検査し、感染者を早期に発見し早期に保護、隔離することです。大阪のように感染がわかっても入院率1割で自宅に放置されていては家庭内感染がどんどん広がっていきます。広く検査し入院率100%の和歌山県はなんとか持ちこたえています。
直近1週間の10万あたりの新規感染者数は大阪府67.62人 和歌山県14.16人です。和歌山同様 広く検査していた鳥取県は5.04人です。