2020年07月26日

接触確認アプリをスマホに入れましょう

厚生労働省から新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)が出されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

私もスマホに入れました。15分以上 1m以内に接触した人の中に感染者がいた場合、後で通知されるシステムです。率直に言って、非常に不十分なアプリです。でも入れないよりは、入れた方がいい。バージョンアップしていけばいいと考えています。
現在は感染者と接触したことだけが通知されるアプリです。利用者に得がなければたくさんの人に広がりませんが、現状は何の得もありません。政府の広報も不十分です。
例えば濃厚接触者と分かった際には、症状がなくても優先的にPCR検査等を受けられるといったメリットは最低限必要です。無症状感染者の一部が感染を拡大していることがわかっているのですから感染拡大防止のためにはすべての濃厚接触者、通知を受けた人の検査が求められます。ただそのためには検査体制の大規模な拡充が必要です。アプリを魅力あるものにして感染者、濃厚接触者をあぶりだすことと検査の充実はセットの話です。
接触確認アプリ.png
中国は健康コードというアプリを使っています。感染していない、感染の可能性が非常に低い人はスマホに緑色が表示され自由に動き回ることができます。感染していない人同士の接触を防いでも意味はありません。感染している人と感染していない人の接触を防ぎ、濃厚接触者をきちんと検査していくことが大切です。感染防止と経済を両立させるやり方です。
健康コード.png
以前 紹介した東大の児玉教授も接触確認アプリ(COCOA)の利用を推奨しています。
COCOA登録を国会決議で進める。6割登録で緊急事態宣言に匹敵する効果がある。感染された方の移動の追跡が重要になる。と提言されています。現在、感染経路不明者が感染者の半分以上になってきています。感染者をしっかり追跡し、感染した場所を特定し、感染を制圧することが本当に重要です。COCOAと各自治体が始めているQRコード登録を組み合わせていけば 成果が上がるでしょう。

7月25日の日経新聞朝刊に「独英、第2波対策と経済両立 小規模封鎖 機動的に 検査態勢の充実前提」という記事が掲載されました。以下のような内容です。

日本政府が新型コロナウイルスの第2波の封じ込めに有効な手立てを見いだせないなか、ドイツと英国が相次ぎ新たな戦略を打ち出した。経済に深刻な影響を与える国全体が対象のロックダウン(都市封鎖)を避け、小規模な地域封鎖を機動的に実施することが柱だ。
独英の新戦略は検査態勢の充実で感染の広がりをより正確に把握できるようになったことで実現した。日本でも検査能力を早急に高め、第2波への具体的な施策を打ち立てる必要がある。中略
感染症対策の司令塔である独ロベルト・コッホ研究所によると、同国の検査件数は1週間で53万件、検査能力は同118万件に及ぶ。高い検査能力で感染状況を把握できるからこそ、きめ細かな制限を導入し、解除も素早く判断できるというのが独政府の考えだ。
中略
(英国は)検査態勢も大幅に拡充する。現在、抗原検査など「今ウイルスに感染しているか」を調べる検査で1日20万件以上の検査能力がある。これを10月末までに1日50万件まで増やす。以上 日経新聞

日本でも接触確認アプリを魅力あるものにすることや検査体制の拡充が求められています。国民に自粛を求めるだけでなく、「夜の街」に責任を押し付けるだけでなく、実効性のある感染対策をすすめていただきたいものです。台湾、韓国、中国は感染者を低く抑え込んでいます。ドイツもイギリスも続こうとしています。さて日本は? 政府はいつまで無作為を続けるのでしょうか。





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