2020年03月22日

中国で新型コロナウイルス感染症に使われている漢方薬を日本人向けにすると

自家用車をやめてシェアカーにしてから2年ほどです。18日水曜に使ったときは使い捨てのラテックスグローブ(手袋)をはめ、車の窓を開けて乗りました。暖かい日だったから、全然 大丈夫でした。スマホがグローブのまま使えたのが新たな発見です。感染対策もいろいろ工夫するのは楽しいものです。帰宅してから、裏返しにしてマスクといっしょに袋に入れて捨てました。手と顔とスマホを洗ってうがいをするのが習慣になりました。服も着替えます。晴れた休日には通勤着を日に当てています。

☆中国で新型コロナウイルス感染症に使われている漢方薬を日本人向けにすると

日本感染症学会に金沢大学の小川 恵子先生が「COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方」という論文を発表されました。中国の診療ガイドラインに掲載されている生薬の処方を日本で手に入るエキス剤に置き換え、日本人向けにしたものです。

COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方
金沢大学附属病院漢方医学科 小川 恵子先生
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kanpou_0319.pdf
200319小川恵子.png
新型コロナウイルス感染症に対し、中国では漢方薬も使われています。西洋薬単独より両方を併用した方がよく治っています。2月26日の私のブログの中で「葛根湯(かっこんとう)」を私と家族、スタッフ用に準備していることを書きましたが、小川先生も葛根湯等を初期治療で推奨されています。

※ブログ 結(ゆい)通信 新型コロナウイルスによる肺炎、COVID-19と風邪への個人的対処法
http://yuisuita.sblo.jp/archives/20200226-1.html

『中医臨床』2017年12月号(通巻151号)に拙文「耳管開放症と耳管狭窄症の鍼灸治療」を書いたのですが、同号には漢方薬の立場から小川 恵子先生の耳の治療のインタビュー記事が掲載されています。小川先生は結核の治療にお灸を使う「モクサアフリカ」の活動も支援されています。

☆検温と手洗いをお願いしています

2月25日から結の玄関での検温は続いています。新型コロナウイルス感染症と風邪の区別はつかないので風邪の治療はやめています。37.5度以上の方はお帰りいただきます。
風邪をひいた患者さんは、自分から電話してきて自宅療養されるようになりました。
結(ゆい)の玄関を入るとすぐ右に洗面所があります。今まではスタッフ用に使っていましたが患者さんに手を洗ってもらうことにしました。アルコール消毒は簡便ですが、やはり手を石鹸で洗った方が確実です。アルコール消毒は手が荒れやすいのですが、これも防げます。
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