2019年08月24日

汗をかきすぎると、不眠?身体のほてり

お盆明けから高い湿度と雨模様のうっとうしい天気が続いています。お盆開けに久しぶりに来院される患者さんの中には夏ばて気味の方も、夏風邪から咳が続くようになったという咳喘息(せきぜんそく)の患者さんもいらっしゃいます。いずれも鍼灸が良く効く症状です。

夏 昼間に大量に汗をかいたあと、夜に身体がほてって眠れなくなったという経験の方はいらっしゃいませんか。
中医学では昼に大量に汗をかくと津液(しんえき)という身体を落ち着かせる陰の要素が消耗します。人の身体は陰と陽のバランスで平常状態を保っています。
陰が減ると、相対的に陽が強くなりすぎて、身体がほてり眠れなくなるのです。鍼灸は陰を補う治療をしてほてりをとり、不眠を治します。
身体がほてるので冷房を強くしすぎて、そこから不調がひどくなることもあります。

一度の大量の汗がなくても 夏の終わり、汗をかき続けてきたことで津液(しんえき)不足から不眠になったり、体温調整がうまくいかなくなったりすることもあります。これもひとつの夏バテです。「暑いのか寒いのかわからない」とおっしゃる患者さんもいます。
鍼灸で夏の終わりの不調を治してください。
眠れなくてもベットに入ってとにかく身体を休めてください。

◆休診のお知らせ

8月は最終木曜ではなく最終金曜30日を休ませていただきます。名古屋の中和専門学校で講義するためです。29日木曜は平常通り開けます。
9月14日土曜は東京での講演と研修のために休ませていただきます。

写真は吹田市役所で行なわれている恒例の盆踊りです。
吹田市の職員の組合が主催し、地域のみなさんと交流しています。
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posted by ゆい at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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