2018年11月09日

秋にしんどくなる人たち 冬季うつ病 季節性感情障害(SAD)

10月、11月頃から身体がだるい、しんどい、夜 眠れない、昼間 眠いという人たちがいらっしゃいます。寝ても寝ても疲れがとれない、首がこる、肩がこるといった訴えもあります。

秋ですが、冬季うつ病 季節性感情障害(SAD)の可能性があります。毎年 10月、11月頃から調子が悪くなる人は疑ってみてもいいかもしれません。日照時間がへる中で脳内の神経伝達物質 セロトニンの分泌が減る人がいます。セロトニンには精神を安定させる作用があり、それが不足すると、うつ状態や情緒不安定になります。

脳にとって大切なセロトニンは体が浴びる光線量が多いとたくさん分泌されるようになります。とくに朝日を浴びることは大切です。
蛋白質の構成成分である必須アミノ酸、トリプトファンから、セロトニンを経て作られる、物質がメラトニンです。これが眠気を誘います。夕方になるとセロトニンが変化したメラトニンが分泌されるようになり、真夜中はピークに達します。セロトニンとメラトニンはいわばポジとネガのような関係。脳を安定させ活性化させる物質と眠気を誘う物質がうまくまわっていくことと、朝の光を浴びて起床し、夜になったら寝るという規則正しい生活は結びついています。中医学的には陰陽のバランスのとれた状態です。

冬季うつ病 にならない秘けつは 規則正しい生活と朝の太陽を積極的に浴びることです。
すでに調子の悪くなった方は鍼灸を受けてください。とくに私がよく使う督脉通陽法という治療法は冬季うつ病によく効きます。
写真は万博公園の紅葉です。
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◆専門家 鍼灸学生のみなさまへ 11月の関西鍼灸中医研究会のお知らせ

木下悟世話人の中医学講義と実技 認知症の鍼灸治療

高齢化の進展に伴い認知症の方が増えています。内閣府によると、85才で3人に
1人に認知症状があるとされています。介護施設は人手不足の為に十分に機能し
ていないのが現状です。自ずから在宅中心の介護となり、地域の資源を活用して
いくことになります。鍼灸師にも認知症を理解して精神の安定を図り、身体の苦
痛を取り除くことにより、周辺症状の発現を押さえ、平穏な生活が送れるように
支援する事が求められています。

《日時》11月17日土曜 18時〜21時 
《場所》大阪生涯学習センター 第4研修室

定員 36名 関西鍼灸中医研究会HPか下記URLから事前申し込みをお願いします。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/318c1ceb536516

資料代はいずれも 一般会員2500円 学生会員1500円
一般参加3000円  学生参加2500円
posted by ゆい at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害
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