昨年の第5回杭州大会には私と福島哲也先生、王暁明先生が招かれました。
今回は関隆志先生、形井秀一先生、王暁明先生が招かれています。モクサアフリカのメンバーも英国から招聘されています。
国際灸法大会は世界中医薬学会連合会温灸保健推進委員会主催でお灸の学会と灸用具の見本市がセットになったような大会です。末尾の昨年の大会の動画を観てもらえば様子がわかります。
杭州に招待されてよかったのは、灸法の隆盛振りが体感できたことですが、もうひとつは中国の経済発展とIT化が実感できたことです。杭州はアリババ集団の本社があるところで「中国のシリコンバレー」と呼ばれています。アリババは中国のアマゾンのような存在で、2014年にニューヨーク証券取引所に上場しています。会長のジャック・マー(馬雲)氏は中国の若者のあこがれです。
ソフトバンクの孫氏は早くからアリババ集団に注目し投資して、莫大な利益を上げています。ジャック・マー氏は一時 ソフトバンクの取締役も勤めています。
じつは杭州大会の時に、新しく蓬(よもぎ)の栽培を始めた若い農民と食事する機会があったのですが、彼のえらのはり具合をみて「ジャック・マーみたいだから君は成功するよ」と言ったら 大層 喜ばれました。蓬はモグサだけでなく、例えば蓬石鹸とか蓬美容液として利用されていて、蓬栽培農家が次々に生まれています。
写真は第5回杭州大会の時の私と若い農民です。
昨年の大会の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=9ThhSv7nr_g&feature=youtu.be&a=