2018年05月27日

両耳のつまり、閉塞感、耳鳴りが一か月で治った

耳の閉塞感、つまり感がいろいろな身体の不具合といっしょに治ったお話です。

☆両耳のつまり、閉塞感、耳鳴りが一か月で治った

60代の女性が「2週間前から両耳がつまる、閉塞感が出てきた」と来院されました。人の声が遠くに聞こえます。自分のしゃべる声もこもって聞こえます。右耳の耳鳴は何年も前からあります。今回は両耳が耳鳴りするようになりました。ふらつきも出てきました。
以前から背中が痛んでいたのですが、右の首から肩にかけても痛むようになりました。寝つきも悪く、一度は夜中に目が覚めます。時々 口が苦く感じます。
耳鼻科に行きましたが、正確な診断名はつきませんでした。耳管の通気をしてみても症状が改善しません。かえってめまいがひどくなったように感じたので通気はやめています。

1週間に2回の頻度で治療を開始しました。一度の治療で人の声が遠くに聞こえるのも自分の声のこもるのも楽になりました。ただまた゛ぶり返します。
3回ほど治療すると背中の痛みが最初を10とすると2ぐらいと軽くなってきました。結局 1ヶ月8回 治療し、その10日後も症状の再発のないことを確認して治療を終わりました。アンケートは8回目の治療後にいただきました。
聴力検査の結果も大丈夫だったという連絡を後日いただきました。

◆アンケート回答
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よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった、総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は2であるという回答があり以下のようにコメントされました。

両耳の閉塞感は全く感じなくなりました。耳鳴も日中は殆ど気にならず過ごせるようになり楽になりました。夜 等 静かになったときに耳鳴を感じる事はありますが、あまり気にせず寝る事ができます。
耳からくるであろう体の不調を整えて頂き感謝しております。ありがとうございました。

◆考察

アンケートに「耳からくるであろう体の不調を整えて頂き」と書かれていますが、中医学では、肝鬱気滞(かんうつきたい)という身体の不調から、耳もつまり右の首から肩にかけても痛むようになったと考えます。気が滞ると、悪い熱をもつことがあります。頭の方で熱を持つと、口が苦くなったりします。そしてたいていは不眠になり、イライラがひどくなったりします。
私は耳周辺にだけでなく身体全体から治していきます。

※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

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