2017年09月15日

杭州 第五回国際灸法大会 学術のお話

杭州 第五回国際灸法大会 学術のお話

◆中国語のスライドは大成功

9月10日に「うつ病、パニック障害、双極性障害の治療 督脉と奇経を組み合わせて」という発表をしました。中国語のスライドを準備し、実技では両手に2本の太い棒灸をもって督脈通陽法をやる方法も披露しました。大阪ではホルダーの棒灸を固定して使ったり、灸頭鍼、台座灸を使うことが多いのですが、大会用に開発し数か月前から臨床で試験的に使っていたものです。結構いい治療効果がでていました。
自分でいうのもなんですが、この講演も受けました。講演終了後 たくさんの参加者が握手しにやってきて、写真もたくさん撮りました。

その後 80歳の石学敏教授が熱弁をふるって醒脳開竅法を発表したり、江西中医薬大学の陳日新教授が熱敏灸について報告したりと中医師の学術発表が続きました。熱敏灸は日本で出版されています。反応点を重視する棒灸法で日本の鍼灸師は納得する人が多いでしょう。
陳日新教授には「あなたの著書を読んだ」「考えていることに共通点が多い」と話し、著書「灸法実践マニュアル」を贈呈しました。
少数民族の医学として灯心草灸などの報告もありましたが、足三里の化膿灸、打膿灸などの報告も複数 あったのには驚きました。以前はお灸は鍼の添え物程度、打膿灸が学術でとりあげられるなど考えられないことでした。会場の出席者にも足三里の打膿灸をしている人がいらっしゃいました。

◆写真 とられまくり、スマイルで日中友好

中国人はアメリカ人です。オーバーアクションですし、おおざっぱです。陽気そうにふるまいます。はっきり言わないと通じない国柄だからです。
移民国家 アメリカ同様、中国人同士も地域がかわれば理解しあうのは大変!中国の漢字は共通語ですが、しゃべると通じません。山西省の女性が発表している時、通訳の女性は「あのおばさん、なまりがひどくてうまく訳せない。共通語をしゃべろうとして緊張してガチガチになっている」と言っていました。中国語の方言は実際はフランス語とドイツ語の違い以上に違うのです。

ということで 開会式挨拶で顔を知られてからは、はっきり意示を示す中国人参加者とツーショット、スリーショットの写真撮影が相次ぎました。国際大会といっても海外ゲストは日本と台湾からのみ、日本人は人寄せパンダです。
ホテルのエレベターの中でも、レストランでも写真を求められます。「日中友好、日中友好」と胸の中でつぶやきながらスマイルで写真に納まりました。じつは私は灸道具の販売ブースにはほとんど行っていません。セルフケア用が多く、専門家向きではないなと感じたからということもありますが、何より写真撮影を求められ おちおち見ていられないからです。
挨拶と講演の受けのよかった代償で、ありがたいことですが、人寄せパンダもちょっと疲れました。

写真は講演の様子を客席からとったもの、スライドを出すとスマホのシャッター音の嵐です。実技の様子。ある参加者の足三里の打膿灸です。
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posted by ゆい at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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