2016年12月09日

風邪の予防法 その2 お酒は身体をあたためないということを知っておく

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。風邪の予防法をお伝えします。
お酒を飲むと身体があたたかくなる感じがします。手足の先もポカポカしてきます。末梢の皮膚血管をひろげるからですが、実際はここから熱が逃げて体温が低下しています。普通は体温が下がると、寒く感じるのですが、アルコールが体温調節中枢に直接作用して、適切な働きを妨げているため寒さを感じにくくしています。
忘年会でお酒を飲みすぎ、暑くなってコートを脱ぎ、薄着で寒い戸外を歩いたら、翌朝 風邪をひいていたというのはよくある話。体温が低下して免疫力も下がり、風邪にかかりやすくなっていたからです。
大量のアルコール摂取は体温調節中枢をマヒさせるという研究もあります。この場合、寒いところでは体温が下がり、熱いところでは体温が上がります。

お酒を飲むと身体があたたかくなる感じは錯覚です。薄着で寒い戸外を歩かないようお気をつけください。適量を楽しんでください。

◆風邪や呼吸器の病気の治療はこちらから
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/
小学校6年生の女子の慢性鼻炎を治療中です。ずいぶんよくなりました。
修学旅行のお土産に広島のもみじ饅頭をいただきました。
旅行先は平和記念館と大久野島(おおくのしま) 旧日本軍の毒ガス製造工場があったところです。しっかり平和学習されたようです。
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