2016年11月14日

モクサアフリカの英国人鍼灸師マーリンヤング氏の講演会

11月13日にモクサアフリカの英国人鍼灸師マーリンヤング氏の講演会(森之宮学園出版部主催)がありました。
ウガンダで結核の薬物療法の補助としてお灸を使い、効果をあげているお話でした。アフリカのウガンダの看護師さんにお灸のやり方を教え、看護師さんが患者さんにお灸のやり方を教えて、患者さん自身が自分でお灸をすえるという方法です。
お灸のやり方は、1930年代にお灸と感染症の研究をしていた福岡県の医師、原志免太郎先生の方法を使っています。抗生物質のない時代、原志免太郎先生はお灸で結核を治していました。

北朝鮮の赤十字が成果に注目。10月に北朝鮮に行ったところ政府の公衆衛生の専門家や病院の院長クラスが学びにきたとのことでした。北朝鮮は自分たちでまず小規模で研究をすすめ、結果がよければ国中でお灸を補助療法として用いる方針のようです。北朝鮮は日本の戦中、戦後、1940年代なみのひどい状況のようです。栄養状態が悪く免疫力が弱くなれば広がる結核。結核は貧困がもたらす病です。
マーリンヤング氏の「政治にかかわりなく、救える患者は救いたい」という趣旨の言葉が心に残りました。英国は北朝鮮と国交があります。

結核は今 抗生物質の効きが悪い多剤耐性結核が流行りつつあり大問題となっています。お灸で患者さんの免疫力を上げ、薬の効きをよくするやり方は注目されつつあります。

詳細にメモをとりスライドのいくつかも写真にとりました。マーリンヤング氏の許可もいただいたので後日 お伝えします。実際に講演会に参加していただくのが一番 いいので今回のキャンペーン終了の11月20日以降の掲載とします。

モクサアフリカのHPは以下です。講演会スケジュールも募金先も掲載されています。
http://moxafrica-japan.strikingly.com/#_1

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posted by ゆい at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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