2008年04月22日

☆ パニック障害の治り方 2008年春版 その2

◆一ヵ月後に新幹線に乗りたい!

中岡さんは20代の男性、3年ほど前から電車に乗るのが苦しくなりました。パニック障害と診断されて薬を飲んでいましたが、なかなか改善せず4ヶ月前に薬をやめたそうです。職場は歩いて通える場所に変えています。
結(ゆい)にはお連れ合いといっしょに電車で来院されました。一人で電車に乗るのは不安なためです。2007年11月下旬でした。「12月末に旅行がしたい、新幹線に乗りたい」とおっしゃいます。「一ヶ月で新幹線とは、ちょっとハードルが高いかな。安請け合いはできないが、とにかくやってみましょう」ということで治療を開始しました。電車に乗れないほかにはたいした自覚症状もなく健康体でしたから回復は早いのではと予感しました。
2回目からは1人で来院できるようになり、12月末には新幹線の旅行もうまくいきました。
中岡さんはずいぶん喜んで、今度はいろんなところへ行きはじめました。休日はすべて外出という勢い。鍼灸治療も中断。電車に自由に乗れるようになってうれしい気持ちはわかるのですが、疲れすぎるのでは心配していたら1月終わりに体調を崩されました。でも治療したら、すぐに回復。3月には「たまに不安感がでることはあるが苦しくなることはなくなった、コントロールできている」ということで治療を終了しました。
パニック障害についてはこちらをご覧ください
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_depression/
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの名前を仮名としているほか、年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少しだけ変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 16:05| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害
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