結(ゆい)鍼灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。12月2日火曜を都合で臨時休診させていただきます。代わりに3日水曜を開けます。電話予約は定休日の日曜、水曜、祝日でも受け付けています。
☆腓骨神経麻痺と腓骨神経痛 激しい痛みが治った
立花さん(仮名)は40代後半の女性、右足首を曲げることができなくなりました。足がだらんとたれ下がったままです。もう一ヵ月半になります。整形外科で治療を受けていますが全然治りません。腓骨神経麻痺という診断ですが、なにより辛いのが腓骨神経痛とよばれる足首から膝にかけての痛み、とくに夜は痛みで眠れないとのこと。ものがあたると痛いので布団もかけられないそうです。整形外科で治療してても変化がない、痛みがひどくなってきた気がするということで来院されました。一度の治療で右足首は少し曲がるようになり、痛みも少し改善。2週間6回の治療で痛みはなくなり、右足首の動きも元に戻りました。
ただまだ不安がある、とくに車の運転の時にとっさにブレーキを踏めるか不安があるということで、今度は週一回治療することにして様子をみました。積極的に歩くこともお願いしました。一ヵ月半も動かなかったので筋肉は弱っているからです。
じつは以前から下痢が続いている体調で、こういう人は普通よりも筋肉が弱りやすいのです。下痢を治し胃腸を整えていきました。
立花さん「そのうち治るだろうと思っていたが、痛みがひどくなってきたので、こわいけど鍼にきました。」
私「神経麻痺は筋肉も弱ってしまいます。早めに治せば筋肉が弱ることもありません。」
立花さんは鍼の刺激、いわゆるひびきの感覚もこわがる方でソフトにソフトに治療を続けました。
約2ヶ月で治療終了、下痢をする体質も治っていました。
腓骨神経麻痺の一般的な説明は 日本整形外科学会のHPからどうぞ
https://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/peroneal_nerve_palsy.html
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
2014年11月30日
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