400人の鍼灸師、医療関係者が集まる大きな会です。
実技講演はモデル患者さんに治療しながら、私の治療法の考え方、特徴をスライドを使って説明するというもの。なんとかこなせました。
☆お灸で免疫力アップ!
四国はお灸のさかんな土地柄、駅の売店にもお灸の形をした灸饅というお饅頭がおいてあります。今回の大会のテーマもお灸でした。
日頃あまりみないお灸や昔のお灸療法のやり方もいろいろと紹介されました。
打膿灸というやり方をご存知でしょうか。お灸してわざと化膿させるやり方です。小指の頭ほどのお灸を燃やしつくて火傷をつくり、そこに特殊な膏薬をはって化膿させます。白血球が増加し免疫力が上がります。昔は喘息や肺結核などのほか各種治療に用いられていました。
打膿灸は大阪では無量寺が有名で1989年に結を開業したころはお年寄りの女性の腰によく打膿灸の後がみられましたが、今はほぼみることはありません。
打膿灸ほどハードで痛くない普通のお灸でも免疫力をある程度あげることはできます。昼と夜の温度差が激しく風邪をひきやすい今の季節、足三里のツボにお灸をして風邪予防をするのはお勧めです。
風邪やインフルエンザの予防については以下をご覧下さい。
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1010/