10月9日の理由なき恐怖心や心的外傷(トラウマ)、強迫性障害や不安障害を治す鍼で紹介した、ちょっとした症状をみんな「ガンかもしれない」と恐れてしまう女性の患者さんからメールをいただきました。
☆ガン恐怖が治った患者さんからのメール
あれからも異様な恐怖心に襲われることもなく、平穏に生活できています。
10月19日の「思考鍼」と「運動鍼」は似た治療法という記事も興味深く拝読しました。
脳の情報を書き換えるという、他の治療ではなかなか見られないアプローチですね。
「理由なき恐怖心や心的外傷(トラウマ)、強迫性障害や不安障害を治す鍼」のお話には多くの反響があったとの事。
インターネットを見ていてもたびたび思うのですが、「病気(ガン)が怖い」という人は案外多いようです。
テレビでも病気を扱う番組は多いですが、「早期発見、早期治療!」と言いながら助かった例よりも亡くなった例ばかりが目立つので、特に私はトラウマに加えて「ガン=死」と刷り込まれてきたように思います。
そんな脳に書き込まれた情報を修正して上書き保存してくれたのが、先日の「恐怖心を取り除く鍼」(思考鍼)でした。
このような不安や恐怖心は、心療内科を受診しても簡単な問診と機械的に安定剤が処方されるだけで根本解決にならず、更に踏み込んだカウンセリングや認知行動療法は受けようにも敷居が高く料金も割高です。
これはもう、ガンという病気が世の中から消えない限りは私の恐怖心も消えないだろうと半分あきらめていました。
改めてお礼申し上げます。以上
☆軽症の患者さんからも思考鍼の希望が
思考鍼は今までは重症とおもわれる患者さんに試してきました。ところがNo.474を読んだ患者さんから「私もやって」という声が上がっています。
先日も職場に行くと緊張してしまうという男性に思考鍼をしました。その時は苦手な上司がいると聞いていました。イメージするとちょっと吐き気が出てきて、やがて消えました。後で聞くと職場に行っても「何も感じなくなった」とのこと。じつは苦手な上司だけでなく、そりが合わない同僚もいっしょにイメージしていたそうです。2人に対して特別な感情を抱くことはなくなったとのことです。
当たり前と言えば当たり前ですが、軽症でもしっかり効くようです。
結の花壇 シクラメンが咲いてくれました。