2025年04月29日

花粉は少なくなったはずなのに、時々 鼻水がでる

「花粉は少なくなったはずなのに、今朝はすごく鼻水がでました」と患者さんから言われることがあります。前日に念入りに掃除をしたとか、黄砂が来ていたとか、PM2.5が多かったとかいろいろあるのですが、とくに原因らしい原因がみつからないこともあります。
今の時期は朝晩の寒暖差が激しいので「寒暖差アレルギー」かもしれません。「寒暖差アレルギー」は寒暖差が7度以上で起きやすいとされています。「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、温度差が刺激となって鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることで引き起こされる症状と考えられています。本日29日の寒暖差は8度、明日30日は14度と予想されています。
「寒暖差アレルギー」は花粉や黄砂やPM2.5などに対するアレルギー反応ではなく、自律神経の乱れが原因ともいわれています。よく眠り、暴飲暴食を避けてください。休みでも決まった時間に寝て、決まった時間に起きてください。外出の時は上着を着たり脱いだりして調整してください。
鍼灸は自律神経の乱れによく効きます。

◆5月1日木曜午後に空きがあります。ご予約は以下からどうぞ。
https://www.shinq-compass.jp/salon/reserve/29500

◆ゴールデンウイークのお休みはカレンダーのとおりです。
22785038_l.jpg
posted by ゆい at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 花粉症

2025年04月06日

春はなぜ眠い?対処法は

5日土曜午後から本日6日午前にかけて「予約サイト」に不具合があり、つながりにくくなっていましたが現在は回復しています。ご予約は以下からどうぞ。明日7日月曜午前に空きがあります。
https://www.shinq-compass.jp/salon/reserve/29500

☆春はなぜ眠い?対処法は

◆春は日が長くなります。日照時間が急に長くなり体内時計が乱れます。夜の眠りが浅くなり昼間に眠気が生じやすくなります。早寝早起きがお勧めです。朝に10分程度 日光を浴びるのもいいでしょう。夜更かしは禁物です。
◆気温が上昇し、血管が拡張し血圧が低下します。このため脳への血流量も一時的に低下します。ふらっとしやすくなり、眠くなります。体温を早く上げるために、朝に入浴するのはお勧めです。朝食は暖かいものを食べましょう。
◆暖かい日や寒い日が交互にやってきて自律神経のバランスが乱れます。ゆっくり時間に余裕をもって過ごしてください。

中医学では、春は自然界の陽気が活動を始める時期です。ただ寒さ等のために陽気の上昇がうまくいかず清陽(せいよう)が頭に昇りにくく、眠けやだるさが生じやすくなります。めまいもおきます。自律神経の乱れは肝気鬱結(かんきうっけつ)や肝火上炎(かんかじょうえん)といったイライラや不眠、頭痛やいろんな凝りや痛み、耳のつまり感などをひきおこします。とくに少陽経という経絡(けいらく)の上でトラブルを引き起こします。筋肉がピクピクしたりひきつったりもします。こういった不調には鍼灸がよく効きます。
33269_s.jpg
posted by ゆい at 12:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記