男性は腎透析中でした。腎透析とは、腎臓の機能が低下して老廃物や余分な水分を体外に排泄することが困難になった場合に、人工的に血液を浄化して体に戻す治療法です。今回の患者さんは血液透析をされていました。血液透析は、人工腎臓のフィルターを介して血液を浄化する治療法です。1回の治療時間は約4〜5時間で、週3回通院が必要です。通院しながらもしっかり働いていらっしゃいます。
腎臓は中学生の頃に悪くされ、親から腎移植を受けました。6年前まで移植腎が機能していたのですが、腎不全となり透析に移行されました。腎臓が悪くなると心臓にも影響します。心臓にも問題を抱えていらっしゃいました。
例え小学校からの耳管開放症でも健康で若い人の場合は短期間に治したこともありますが、今回は「やってみないとわからない」と率直にお伝えしました。
3か月13回の施術をしたところ声のひびきもなくなり、呼吸音も聞こえなくなりました。立ちくらみは早期からなくなっていました。その後 2週間に一度の施術を3回、6週間続け再発のないことを確認して卒業していただきました。
男性からは「総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は2である」というアンケート結果と以下のコメントをいただきました。
最初、治療を受けた時「こんなんでほんまに治るかな?」と思いましたがいざ続けてみると、しらずしらずのうちに治っていき本当に感謝しています。ありがとうございました。
コメント以上 自筆のコメントは以下から
