2024年01月26日

2024年 新年 うれしかったことがひとつ

2024年は大変な幕開けでした。それでもうれしかったことも少しはありました。そのうちのひとつはある患者さんから年賀状をいただいたことです。
「あけましておめでとうございます。昨年夏に無事に○○大学を卒業しました。先生の治療のおかげで▽▽では体調も安定し快適に過ごせました。ありがとうございます。今年は就職活動をがんばります。」

彼女は何年か前に低音障害型感音難聴と過敏性腸症候群(IBS)で治療に来られた方です。欧米の有名大学への入学が決まっていました。一か月後に入学予定でしたがコロナ禍で大学がリモート授業となり日本で授業を受けることを選び、当院での治療も続きました。時差のために深夜に授業を受けることになり、寝る時間が不規則になってしまいます。自律神経の調整には苦労しました。
耳鳴りがあったり、のどに違和感が出たりといろいろあったのですが、なんとかよくなり約半年後に欧米に旅立たれました。
欧米での様子は心配でしたが、なんとかなるのではないかという予感はありました。帰国子女ではっきりものをいう彼女は欧米の方がのびのびと生活できるのではと思ったからです。
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2024年01月25日

2024年 新年 最初の関西中医鍼灸研究会のお知らせ

結(ゆい)鍼灸院 院長 藤井正道 です。今回は治療家のみなさんへのお知らせです。

関西中医鍼灸研究会 講義「爪からわかる身体の見方、爪甲について」
講師 浅川要(あさかわかなめ)  先生
東京中医鍼灸センター院長 学校法人 常陽学園顧問 東京医療福祉専門学校教員養成科非常勤講師 日本中医学会理事

日時 1月27日土曜 19時から21時 Zoom開催
今回はアーカイブ配信があります。3月16日まで視聴できます。
参加者と意見交換しながら講義を進めますので土曜の視聴をおすすめします。
略歴 
   1979年 白髪橋病院、冨士見病院勤務を経て、浅川鍼灸治療院開業
   1980年 「中医臨床」創刊に参画、以後編集委員
   現在  東京中医鍼灸センター院長
訳書 『針灸学』(1977年:刊々堂)『難経解説』(1987年:東洋学術出版社)他多数
著書 『針師のお守り』、『続 針師のお守り』、『新 針師のお守り』(全て東洋学術出版社刊) 監修 『プロが教える東洋医学のすべてがわかる本』、『東洋医学の教科書素問』(両書ともナツメ社)
専門誌 中医臨床に「近況雑感」を連載中

初診の治療では、必ず足第1指の爪と指を触るようにしております。
また、脈診の際、手の爪(特に母指)の爪をいつも、ちょっと見てみます。
そうすると、様々な爪の色調や形状が目につきます。

質問してみると、持病の間質性肺炎や尋常性乾癬などと関連して、爪の変化が起こっていると教えてくれます。
また、「爪水虫」によって変形していることもありますが、白癬菌は検出されないことも多く、病院では年のせいとか栄養不足とか、あたりさわりのない言葉で済まされてしまうこともあります。
このような様々な爪の変化を中医学書はどのように扱っているのか、中医学の望診にどのように役立てればいいのか、調べてみました。また、私自身が進行性の爪甲剥離症の治療にたずさわったことがあり、その症例報告を合わせて、行いたいと思います。

ヤフーのパスマーケットから申し込みます。アーカイブ配信で3月16日まで視聴できます。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/029618c7esf31.html

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