2019年08月31日

中和医療専門学校で講義、実技講習

8月30日は中和医療専門学校で講義、実技講習を教員の先生方向けにさせていただきました。
中和医療専門学校は名古屋のすぐ隣、愛知県稲沢市にある鍼灸、柔道整復の養成校です。昨年が創立60周年でした。
日本における温灸法の意義を話し、督脈通陽法を中心に実技講習をしました。私の灸頭針のやり方はとても安全なので、ぜひ学生さんたちに伝えていただきたい、温灸を普及させたいとの思いでやりました。棒灸や押し灸、極太棒灸の使い方もお伝えしました。
楠本校長には丁寧に応対いただき感謝しております。私が東京衛生学園臨床教育科(教員養成課程)で教えた平松先生や中本先生が立派にやっていらっしゃるのをみるのも嬉しいものでした。
すごく立派な校舎だったのですが、車でないと通えないような立地、学生さんたちはどうされているのだろうと疑問でしたが、車通勤OKとのことでした。どうりで広い駐車場でした。

写真がとれなかったので学校のHPからお借りしています。
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posted by ゆい at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年08月30日

メニエール病との診断でしたが 意外と早く治りました

左耳がつまって聞こえにくくなったと40代の女性が来院されました。1週間前からの症状で耳鼻科ではメニエール病と診断されています。耳に水が入っているようだとの訴えも。
首や肩のこりもひどく、鼻づまりもあります。
一度 治療すると頭がぼおっとしていたのがなくなり、フワフワしためまいの感覚も消えました。1週間に3回の治療で ほぼ症状がなくなったので4回目の治療の時に下記のアンケートをいただきました。

◆アンケート結果

非常によい効果があった。ほとんど完全になおり苦痛がない。総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。

◆コメント

薬だけでなく鍼灸治療を併用し、短期間(1週間)で耳の不調は改善されました。他の不調(首や肩のこり)も鍼をすればするほど効果がでました。

◆考察

今回の女性のような場合 耳に限らずいろんな症状が出る場合があります。今回も 動悸がするという症状もありました。そういった声をていねいに聞き対処していきます。
メニエール病は内耳にリンパ液がたまりすぎる内リンパ水腫が原因と考えられていますが、中医学では利水といって余分な水分を排出する治療をします。ほかには気滞といって気の滞りからくる症状も多くて、関係する経絡を鍼で通す治療をして楽にしていきます。鼻づまりを治すことで、耳の閉そく感がすっと治ることもあります。鼻がつまると鼻汁が耳管をふさぎ、耳管狭窄症になってしまうからです。
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※個人情報保護のため少しだけお話の設定を変えている場合があります。みなさんがこの方のように早く治るわけではありません。個人差があります。

◆休診のお知らせ

9月14日土曜は東京での講演と研修のために休ませていただきます。

2019年08月27日

学校を休みがちな子どもさん 「お腹が痛くなる」過敏性腸症候群

夏休みが終わり学校が始まりました。結(ゆい)では学校を休みがちな子どもさんというと起立性調節障害(OD)をよく治しているのですが、今回は「お腹が痛くなる」過敏性腸症候群のお話です。起立性調節障害(OD)については下記をご覧下さい。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_body/entry_1270/

その10代の中学男子は○月にお母さんといっしょに来院されました。1年前からお腹が痛くなってトイレにいきたくなることがたびたびあり、学校も休みがちです。なんとか学校に行くことができても朝からお腹が痛くなります。お昼ぐらいまで続き、お昼頃にトイレに行き、排便の後にやっと腹痛がなくなるといった日々が続いています。医師からは過敏性腸症候群と診断されています。週2回の鍼灸治療を開始しました。

後から聞いたのですが、所属するバスケット部の顧問をしている体育教師と折り合いが悪く、体育の授業のある日は学校を休んでいました。
半月ほどすると痛むのば週のうち2回ほどに減りました。1ヶ月少しで腹痛のない日々が続くようになりました。約2ヶ月で腹痛がなくなり治療を終わりました。学校へ毎日 元気に通えるようになりました。
「学校へ行こうとするとお腹が痛くなる」という症状はストレスとか教師や生徒さんたちとの関係性などが注目されますが、身体と心の両方から治していく鍼灸ももう少し選択肢に入れていただきたいと希望しています。
※個人情報保護のため少しだけお話の設定を変えている場合があります。
写真と本文は関係ありません。
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posted by ゆい at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年08月24日

汗をかきすぎると、不眠?身体のほてり

お盆明けから高い湿度と雨模様のうっとうしい天気が続いています。お盆開けに久しぶりに来院される患者さんの中には夏ばて気味の方も、夏風邪から咳が続くようになったという咳喘息(せきぜんそく)の患者さんもいらっしゃいます。いずれも鍼灸が良く効く症状です。

夏 昼間に大量に汗をかいたあと、夜に身体がほてって眠れなくなったという経験の方はいらっしゃいませんか。
中医学では昼に大量に汗をかくと津液(しんえき)という身体を落ち着かせる陰の要素が消耗します。人の身体は陰と陽のバランスで平常状態を保っています。
陰が減ると、相対的に陽が強くなりすぎて、身体がほてり眠れなくなるのです。鍼灸は陰を補う治療をしてほてりをとり、不眠を治します。
身体がほてるので冷房を強くしすぎて、そこから不調がひどくなることもあります。

一度の大量の汗がなくても 夏の終わり、汗をかき続けてきたことで津液(しんえき)不足から不眠になったり、体温調整がうまくいかなくなったりすることもあります。これもひとつの夏バテです。「暑いのか寒いのかわからない」とおっしゃる患者さんもいます。
鍼灸で夏の終わりの不調を治してください。
眠れなくてもベットに入ってとにかく身体を休めてください。

◆休診のお知らせ

8月は最終木曜ではなく最終金曜30日を休ませていただきます。名古屋の中和専門学校で講義するためです。29日木曜は平常通り開けます。
9月14日土曜は東京での講演と研修のために休ませていただきます。

写真は吹田市役所で行なわれている恒例の盆踊りです。
吹田市の職員の組合が主催し、地域のみなさんと交流しています。
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posted by ゆい at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年08月07日

認知行動療法と似ている会話していました。患者さんとの会話がカウンセリングでした。

認知行動療法のDVDをみました。Beck&Beckの認知行動療法ライブセッション(医学書院)というものです。
6月7日の朝日新聞夕刊に「抗うつ薬の効果、少ない用量最適 日英チーム研究結果」という記事が載りました。その研究をされていた京大の古川先生が監修されていたものなので興味をもったのです。

認知療法の創始者とされる米国のアーロン ベックさんとその娘さんで認知療法を確立したとされるジュディ ベックさんが患者さんにカウンセリングを行う198分の映像が収録されています。両方とも米国人女性にカウンセリングしています。

「似ていることをやっている」「患者さんの悩みも似ている」「結(ゆい)に来る女性患者さんも初診で時々涙を流されるけれど、後は笑顔になってくださる」というのが感想です。認知行動療法の権威と街の鍼灸師の私の患者さんとの会話が「似ている」というと不遜かも知りませんが、実際 似ていました。

混乱し悲嘆にくれている患者さんに対し、やんわりと論理的に指摘することがあります。混乱した考えを整理しやすくなるような会話に自然となります。「なんでそう考えるのかな」「ふつうはそこいかないでしょう」と言ったりもします。まちがった思考の癖(くせ)、認知のかたよりを持っている患者さんは態度や話しぶりでわかります。目でわかります。
日本人は米国人と比べると、論理的に会話していく訓練を受けていない人の割合が高いので、患者さんが自分で気づくのを誘導するだけでなく、もう少し断定的に言って、患者さんの決断を促すこともあります。まちがった思考の癖から離れていくのを手助けします。
長年 経験を積み、きちんと患者さんたちを治している治療家の先生方は、自然とカウンセリングもされているのだと思います。

認知行動療法について詳しく知りたい方は、厚労省の心の健康のページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kokoro/index.html

◆夏休みのお知らせ
結(ゆい)鍼灸院の夏休みは8月11日日曜〜15日木曜です。夏休み中は電話受付もお休みさせていただきます。
また8月は最終木曜ではなく最終金曜30日を休ませていただきます。名古屋の中和専門学校で講義するためです。29日木曜は平常通り開けます。
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posted by ゆい at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害

2019年08月04日

3ヶ月続いていた足の裏の痛み、足底筋膜炎が1ヶ月で治りました

結(ゆい)鍼灸院の夏休みは8月11日日曜〜15日木曜です。
また8月は最終木曜ではなく最終金曜30日を休ませていただきます。名古屋の中和専門学校で講義するためです。29日木曜は平常通り開けます。
今回は足の裏の痛みが治ったお話です。

☆3ヶ月続いていた足の裏の痛み、足底筋膜炎が1ヶ月で治りました

70代の高齢の男性から電話がかかってきました。「整形外科で足底筋膜炎といわれている。歩くと右足の裏が痛い、鍼灸で治りますか?」と率直なご質問。足底筋膜炎は何度も治しているので「必ず治るとはいいきれませんが、治せます」とお答えしました。

3ヶ月前、朝 起きたら急に足裏が痛くなり、ずっと痛みが続いている、整形外科で治療しても変化がないのでやめてしまったとのこと。「ほんまに治るんかいな」と思ったままを口にされる男性です。
足の裏に鍼をすると痛いので、押し灸というやり方で治療しました。布の上から棒灸をおしあてて熱を伝えるお灸の一種です。4回ほど治療すると「ほぼ治ったようだ」「ただ足の奥の方、深い所に痛みが残る。強く押すと痛い」という状態になりました。結局 一ヶ月6回の治療で治り、アンケートをいただきました。痛風やいくつかの病気をお持ちで健康体とはいえない患者さんでしたが、日常生活ではゴルフをやるなど身体を動かしている方でした。「ゴルフのコースを回るときに足が痛いのがかなわない」とおっしゃっていました。

◆患者さんの声
アンケートでは「非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない」「治療前の苦痛を10とすれば今は1である」と回答をいただきました。

コメントは以下です。
3月より右足かかとが痛くなり、整形外科の2病院に通院したが治らず、当鍼灸院が良いのではとの噂(女房の知人)で訪れた。当初は治るかどうか半信半疑だったが回を重ねるにつれ、快方に向かったので最後までお世話になった。大変ありがとうございました。
今後も何かあればよろしくお願いします。何もないのが望ましいのだが 感謝!
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posted by ゆい at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記