2019年01月25日

鍼灸osakaに掲載されました

鍼灸osaka131 Vol.34 No.3/2018の特集 終末期.高齢者をみつめる緩和ケア の中に「日本で発展した中医鍼灸の立場からの高齢者の治療、認知症と抑うつ、不安症状の鑑別と改善」という文章を書きました。
ほかの執筆者が緩和ケアを取り上げる中で、「街の治療家」の私は普通に自宅で生活し、付き添いつきながら結(ゆい)に通院できるレベルの高齢者の具体的治療について書きました。9ページとちょっと長めです。食欲不振や不眠や頻尿などの症状別の配穴例や棒灸、灸頭鍼、押し灸、箱灸の使い方も説明しています。治療家のみなさんの明日からの臨床に役立てる内容になっています。是非 お買い求めください。
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posted by ゆい at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害

2019年01月18日

風邪の予防法 私(院長)のやり方

結(ゆい)には風邪をひいた患者さんも来院されます。私はマスクなしで治療していますが風邪をひくことは、まずありません。いつも元気です。マスクは予防に有効でしょうが、患者さんに笑顔を見せられないから、よほどのことがないとしません。

◆無理をしない

体調維持の秘けつは、無理をしないことです。よく休み、よく寝ることです。

◆お灸の煙で浄化

お灸はよもぎの葉を精製したものです。お灸の煙は除菌、抗ウイルス作用を持っているといわれています。中国で新型肺炎(SARS、サーズ)が流行したときも予防にお灸の煙が用いられました。結(ゆい)は治療にお灸をよく使うため、院内はお灸の煙で常に浄化されています。

◆二酸化塩素を使って院内を浄化しています

製品名はクレベリンです。二酸化塩素にはウイルス除去、除菌、カビ抑制、消臭の効果があります。二酸化塩素は特異的な酸化作用により、ウイルス、細菌、真菌(カビ)に直接作用し、その構造を変化させて、除菌(ウイルス)効果を発揮します。二酸化塩素は必要に応じ使用します。二酸化塩素は食品加工工場などでも使われている除菌方法で人体に安全です。じつは結(ゆい)の加湿器は二酸化塩素(クレベリン)内蔵タイプです。

◆すべてのベットに専用の換気扇

すべてのベットの区画に専用の換気扇をつけています。すぐに換気されます。患者さんの咳に含まれるウイルスなどがほかのベットの区画に行かないようにすみやかに換気されます。シーツは使い捨ての紙シーツです。

◆自宅では玄関で服を着替える、家族と自分のための対策

自宅にウイルスや細菌を持ち込まないように、玄関で服を着替えています。服を脱ぎ、手と顔を洗い、部屋着に着替えています。結(ゆい)と同様に使い捨ての紙タオルを使っています。花粉症予防にも有効なやり方です。
毎日 上着を着替える方にも 玄関着替えはお勧めです。リビングで長く外の服でいるよりも、自宅にウイルスや細菌、花粉を持ち込む確率は減ります。着替えて、さっとクローゼットに服を入れてください。
中国で新型肺炎(SARS、サーズ)が流行したとき、中国在住の日本人がSARSにかかることはありませんでした。日本人は自宅では服を着替える習慣があります。ひんぱんに手を洗い風呂に入ります。そういう生活習慣がよかったのだろうといわれています。

◆ご自宅での風邪やインフルエンザの予防法は以下からご覧ください。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1010/

◆風邪や呼吸器の病気については以下をお読みください。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

◆花粉症については以下をお読み下さい。花粉症 症状をおさえるだけでなく 本当に治しませんか。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

写真はクレベリン内蔵の結(ゆい)の加湿器と内部のカートリッジです。
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2019年01月16日

自宅でできる風邪やインフルエンザの予防法対処法

明日で阪神淡路大震災から24年です。あらためて犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。
阪神淡路大震災の時の被災者への鍼灸マッサージのボランティアを担ったメンバーを中核に結成された関西中医鍼灸研究会の活動も24年です。写真は当時のボランティア活動の調整ノートです。ボランティアには全盲の仲間も参加していました。
13日の関西中医鍼灸研究会では東方会の津田雅樹先生から刺さない鍼の治療法を学びました。がん患者さんの緩和ケアでも使われているやり方で、刺さないためにどんな環境でも使えます。弱っている人にも心配なく使えます。避難所でも使いやすいと思いました。
インフルエンザや風邪が流行っています。結(ゆい)では風邪やインフルエンザなどの細菌・ウイルスなどが院内で移らないように、通常の対策はもちろんのこと、独自にいろいろと対策をたてています。 どうぞ安心して治療をうけてください。詳しくは以下をお読みください。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_influenza/entry_1050/

☆自宅でできる風邪やインフルエンザの予防法 対処法

◆お酢の蒸気で予防する
お酢と水を半々程度にまぜ、わかして、酢の蒸気をだします。
やかんをストーブにかけても、いいし台所でガスの火にかけてもいいし、要するに 酢のにおいが部屋にたちこめる ようにします。加湿器に酢をいれるのもいいやり方です(加湿器に問題がないかどうかは機器ごとにご確認ください) とくに家族の誰かがインフルエンザにかかった時は絶対におすすめ。うつるのを防ぎます。のども楽になります。
ご自宅での風邪やインフルエンザの予防法は以下からご覧ください。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/entry_1010/

◆風邪や呼吸器の病気については以下をお読みください。
https://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_cold/

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2019年01月11日

強迫性障害がよくなりました 地震でよけいにやる気がでました

昨年は6月 大阪北部地震 9月 台風21号と関西は大変な災害にあいました。今年は平穏な年になってほしいものです。
ただ困難の中で強くなる人もいます。地震の困難を経る中で かえって元気になった方もいらっしゃいました。その中から1人の30代の女性を紹介します。茨木市にお住まいだったので茨木さんとお呼びします。

※強迫性障害とは 厚生労働省のHPより

強迫性障害では、自分でもつまらないことだとわかっていても、そのことが頭から離れない、わかっていながら何度も同じ確認をくりかえしてしまうことで、日常生活にも影響が出てきます。意志に反して頭に浮かんでしまって払いのけられない考えを強迫観念、ある行為をしないでいられないことを強迫行為といいます。たとえば、不潔に思えて過剰に手を洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないといったことがあります。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_compel.html

◆アトピー性皮膚炎とひどい首のこり、そして強迫性障害

茨木さんの強迫性障害の症状は多彩でした。例えば過去の出来事を思い出して、何か人を傷つけてしまったのではと何十分も考え込み何もできなくなる。自分が頭の中で考えているのが人に聞こえているのではないかと心配になる。スマホを触っていなくても、誰かにメールや会話をしていないかと不安になり、大丈夫 スマホに触っていないと何回も言い聞かせる。コップをテーブルに置いても、落ちる所に置いていないか不安になり、何回も確認してしまう(茨木さんの手紙より)
夫も子供もいらっしゃるのですが、家事もできなくなり 実家のお母さんに同居して手伝ってもらっているという状態でした。夫に連れられて来院されました。

当院は恐怖や苦手を克服する「思考鍼」という治療をするのですが、それにとても興味を持たれていました。3年ほど「アトピー専門」を標ぼうする別の鍼灸院で治療されていたのですが変化はありません。何よりひどい肩こり、とくに首のこりに悩んでいらっしゃいました。腰痛もあり、アトピー性皮膚炎も結構ひどい状態です。
「まず ひどい首コリからとりましょう。アトピーもなんとかなるでしょう」といって治療を開始しました。

最初の一ヶ月は週2回の治療をして、その後は週一回でアンケートの回答をいただくまで約1年間 治療しました。
最初の一ヶ月で首のコリを軽くしました。2ヶ月でアトピー性皮膚炎が改善し、強迫性障害も「治療した日から2日ほどは普通に動ける」といった状態によくなりました。腰痛は治っています。
半年でお母さんの同居が不要となり、7ヶ月目に大阪北部地震にあいました。食器が全部壊れるような被害にあい「2〜3日は眠れなかった」のですが、その後は こちらが驚くような回復ぶりで、地震後の片付けに走り回っていました。1年後 転居される時にアンケートをいただきました。

◆アンケート回答

よい効果があった。少し苦痛はあるがずいぶん楽になった。総合的にいって治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は3であるという回答があり以下のようにコメントされました。

約1年前 私の強迫性障害の症状について 先生にお渡しさせていただいた手紙を今 読み 自分の今の状態と比べて時分の今の状態と比べて考えてみると1年前に見ていた世界とは別の明るい世界に今いるような気分です。
強迫性障害の1つ1つの症状は正直 今もあります。ですが1つ1つの症状が軽くなり小さな症状はなくなり、生活していく事に希望が持てるようになりました。強迫性障害で自分の中がいっぱいになって、毎日がその症状に苦しめられる日々でしたが今は家事や子供の学校行事、友達との交流、買い物、そして今は主人の転勤に伴う引越しの事まで、色々なことをできる日常を取り戻している感じです。
症状を楽にして頂いたのでこんなにも普通の日常を少しずつ送れるようになり、毎日が明るく感じ、主人、子ども、母親も喜んでくれています。この調子で鍼灸を続けながら、これからも症状が良くなっていくよう自分自身も前向きに、長かった強迫性障害のために不安で弱気になってしまう部分にも勇気を出して、日常生活を過ごしていきたいと思いますし、今は「そうして元気になっていけるんだなあ」と 自信が持てるようになりました。
結鍼灸院に出会わせて頂けた事に感謝しております。
本当にありがとうございます。

◆自筆のコメントはこちらから
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posted by ゆい at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害

2019年01月04日

明日1月5日は葬儀出席のために臨時休診させていただきます

私が世話人をしている関西中医鍼灸研究会の仲間、会計の和田絹代先生(絹鍼灸院 きぬしんきゅういん院長)が40代でくも膜下出血で急逝されました。明日5日は葬儀出席のために結鍼灸院は臨時休診させていただきます。写真は関西中医研で実技披露する和田先生です。
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posted by ゆい at 13:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年01月03日

中医臨床12月号に掲載されました

みなさま あけましておめでとうございます。結(ゆい)は明日1月4日より平常通り開けます。
第8回日本中医学会が9月 東京で開催されました。その報告記事が専門誌 中医臨床 2018年12月発行 通巻155号に掲載されました。私はシンポジウムB「中医心身医学の活用」で演者として「うつ病・パニック障害等の治療と大阪北部地震後の治療経験から〜督脉と奇経を組み合わせた治療」を講演したのですが、それも記事になっていました。
今号は金子朝彦先生や篠原昭二先生の記事もあり豊富な内容です。浅川要先生が「新版東洋医学概論」教科書検討小委員会に質問状を出されているのですが、その文章も掲載されています。治療家と学生のみなさまは ぜひお読みください。
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posted by ゆい at 12:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記