2018年01月31日

スギ花粉が飛び始めたのかな?

結はリフォームも終わり1月29日から平常通り開けています。2000年に移転してきた時のような真っ白の壁紙、天井にもどりました。「明るくなったね」「広く感じる」と患者さんには好評です。
治療室の間にあった段差もなくしました。患者さんにはこちらも好評ですが、私やスタッフは、かつて段差があったところでは つい足を踏み込んでしまいます。身体が段差を覚えているようです。

☆スギ花粉が飛び始めたのかな?

鼻水がでてきた、くしゃみがあるといった声が聞こえてきました。スギ花粉が飛び始めたのかもしれません。もちろんすぐに治していますが。

☆花粉症の鍼灸治療、結(ゆい)では

花粉症の季節。花粉症には週に1回程度 鍼灸治療して あとは自宅で毎日 お灸をしてもらうようにしています。
お灸といっても痕のつかない痛くないマイルドなタイプ。うまくいくと、その季節が楽になるだけでなく、次の年の花粉症の発症がなくなるか、ほとんど気にならない程度に抑えられる場合もあります。
1ヶ月程度かけていったん症状をなくすことに成功したら、あとは症状が出るたびに治療していくというやり方も可能です。治療には段階があります。お薬を飲んでいらっしゃる場合は

第1段階
治療して花粉症の症状がなくなるか、非常に軽くなる。薬は飲み続けている。

第2段階
薬をやめても、花粉症の症状が再発しない。

第3段階
鍼灸治療の間隔を1週間以上あけても、花粉症の症状が再発しない段階で、控えていた外出を積極的に行うよう指導することもあります。自宅でのお灸は続けてもらいます。
私は積極的な外出を「天然の減感作療法」と呼んでいます。

「減感作療法」とは、アレルギー症状を起こす原因物質(花粉症の場合はスギ花粉など)のエキスを、長い時間をかけ少しずつ注射し、体を徐々に慣れさせていく西洋医学の治療法。 2〜3年と長期間にわたるため根気が必要ですが、成功すればそれ以降は薬なしの生活が期待できるという点で注目されています。

結では症状が出ないようになった身体で、外出してもらい、花粉に身体を慣れさせていきます。普通に暮らしてもらいます。「減感作療法」より短期間に同じ効果が上がっている感触をもっています。
以上のような具合になります。

第3段階までいって、しばらく花粉症の季節を過ごした人の中に、次の年の花粉症の再発がみられない人がいらっしゃいます。
どの程度で満足して治療を終了するかは患者さんの気持ちひとつです。話し合います。
◆花粉症 詳しくは以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

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posted by ゆい at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 花粉症

2018年01月21日

先週は肝陽上亢(かんようじょうこう)の週でした

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。来週はリフォームのため月曜 火曜しか開けません。ご注意ください。1月29日月曜からは平常通り開けます。

☆先週は肝陽上亢(かんようじょうこう)の週でした

先週は暖かい日が続きました。あたたかくなるのは多くの人には喜ばれますが、急に暖かくなると具合の悪くなる人もいらっしゃいます。
春にむけて木の芽がめぶく準備をするように、人の身体の気も動き始めます。人も植物も季節で変化していくのです。このとき気がスムーズに動けばいいのですが、うまくいかない人もいるのです。先週は頭痛やイライラのひどくなった患者さんを結構 治しました。

急に気温があがる日は、めまいや吐き気、耳鳴りなどもおきやすい日です。寝つきが悪くなりやすく、明け方の4時5時に目が覚めてしまう人もいます。顔は熱っぽいのに足はいつもより冷たく感じたりします。陽気が急に上がる症状を伝統的中医学では肝陽上亢(かんようじょうこう)といいます(肝臓は関係ありません)
足を触ってみて冷たくなっている人や足の冷えを感じる人は足湯をしてください。

☆寒のもどりで痛みやこりが

月曜から気温が下がる予報が出ています。先週から動き始めた身体の気が、今週 月曜からの寒さで滞ると今度は痛み、こりに変わります。雨で湿度が上がってくるとよけいにこります。こちらはゆっくり入浴したり、ストレッチしたりして気をめぐらせてあげてください。もちろん肝陽上亢にも痛み こりも鍼灸がよく効きます。

◆花粉症を鍼灸で予防、治療しませんか。詳しくは以下をご覧下さい。
http://hari.yuisuita.com/category/1461803.html

※ 1月は院内リフォームのため24日水曜から27日土曜を臨時休診させていただきます。臨時休診中も電話予約は受け付けております。
結は1989年に開院し、2000年に現在の建物に移転しています。17年たって内装も痛んできたので壁も天井も全面的に張り替えることにしました。一部の床の段差も直します。
専門誌 中医臨床12月号に耳管開放症と狭窄症の鍼灸治療という論文を書きました。専門家治療家 学生のみなさまどうぞお読みください。
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posted by ゆい at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2018年01月17日

阪神淡路大震災での鍼灸マッサージのボランティア

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。1月24日水曜からのリフォームにむけて、いろいろ整理していると古いファイルが出てきました。1995年1月17日 阪神淡路大震災の時の震災ボランティアのノートです。ノートをみながらいろいろと思い出しました。あれから23年たちました。

☆阪神淡路大震災での鍼灸マッサージのボランティア

当時は自然発生的にボランティアが生まれ、ボランティア元年と呼ばれました。全国から多数のボランティアが集まりました。
被災地では「オウム真理教」のポスターが多数 貼られていて、「なんだ 人の不幸につけこんで」と思ったことをおぼえています。その後3月20日に地下鉄サリン事件がおこります。神戸を拠点とする暴力団 山口組も炊き出しを行なっていました。混沌とした中にエネルギーがあふれていました。私はやることを探していたボランティアさんに次々と仕事をお願いし、協力してもらいました。
1月21日、29日と他団体といっしょにボランティアをした後、独自に鍼灸マッサージのボランティアツアーを呼びかけました。2月5日、26日、3月5日と西宮や神戸に臨時治療所を設置、全国からのべ142名の仲間が集まり670名の被災者の患者さんを治療しました。この時のメンバーを中心に結成したのが関西中医鍼灸研究会です。

当時 シャプラニール 市民による海外協力の会のメンバーとも付き合いがありました。シャプラニールは その頃 バングラディシュ中心に支援活動していましたが、その人たちは「神戸がバングラディシュになった」と言いながら続々と現地入りしていました。被災地に生まれた助け合いの雰囲気を「バングラディシュになった」と表現していたのです。

3月5日は県立兵庫高校・南駒栄テント村・本町公園テント村の3カ所に臨時治療所を設営しボランティア治療をしたのですが、その時は5名の視覚障害者の治療家も本町公園テント村で活動されました。私は兵庫高校にいて、直接 お会いすることもなかったのでノートをみるまで忘れていました。

☆いろんなやり方があっていい

お役所は視覚障害者の治療家を「危険だから」と断ってしまうかもしれません。危険度は現地で実際に活動する民間ボランティアの方がよく知っているし、回避方法も知っています。
災害の後は 「現地の受け入れ態勢ができるまで市民ボランティアを自粛しよう」という放送が流れたりしますが、間違いです。いろんなやり方があっていいのです。動きたい人、動ける人は動きましょう。窓口は社会福祉協議会等だけではありません。民間ボランティア団体も独自に動き始めているので、そこと連絡をとることもできます。
神戸では「ちびくろ救援ぐるうぷ」の村井雅清さんにお世話になりました。村井さんはその後も持続的に活動され、現在は被災地NGO恊働センターの顧問をされています。民間の災害ボランティアのプロが被災地の役人をサポートしています。
できるだけ早期に入り、被災者のニーズにこたえることは必要です。勝手にやっていいのです。私は「何をすればいいのですか」ではなく「これをしますが、よろしいですね」と満面の笑みで役人に頭を下げることにしています。
熊本地震の時は 熊本駅で「ボランティア志望者を 民間ボランティア団体につなぐボランティア」も立っていました。いろんなやり方があっていいのです。

当事の様子は以下からご覧ください。
http://www.yuisuita.com/hobby/
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※ 1月は院内リフォームのため24日水曜から27日土曜を臨時休診させていただきます。
結は1989年に開院し、2000年に現在の建物に移転しています。17年たって内装も痛んできたので壁も天井も全面的に張り替えることにしました。一部の床の段差も直します。

◆1月の関西中医鍼灸研究会のお知らせ

1月21日 13時から 風邪と花粉症の講義と実技 
詳しくは以下の関西中医鍼灸研究会のHPをご覧の上 事前申し込みをお願いします。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/top.htm
posted by ゆい at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年01月11日

第5回 国際灸法大会の動画

2017年9月に中国 杭州で開催された第5回 国際灸法大会に招待され講演しました。大会をまとめた動画が送られてきたので、ユーチューブで公開します。第6回 大会にはイギリスからモクサアフリカのメンバーが参加する予定です。

【视频】2017第五届国际灸法大会精彩花絮:全球最大规模艾灸学术盛典!: https://t.co/JdKTBvGtbg via

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posted by ゆい at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年01月03日

「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」「吐き気がある」「眠れない」が2週間4回で治りました

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。新年 あけましておめでとうございます。結(ゆい)は明日から開けます。今年もよろしくお願いいたします。

☆「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」「吐き気がある」「眠れない」が2週間4回で治りました

40代の男性が「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」という訴えで来院されました。風邪をひき ひどい咳と鼻水に苦しみました。風邪はなんとか治ったものの「頭の後ろが重い」という症状が数週間 続いています。咳は治りましたが、吐き気はまだあるそうです。なかなか眠れません。

じつは2年前にも頭痛と立ちくらみで来院されたことがある患者さんで、この時は1ヶ月 6回の治療で完治していました。今回も約20日間 5回の治療で完治しました。実際は2週間4回で治ったのですが、1週間 様子をみて再発のないことを確認し、再発防止の治療をして終わりました。

肺の気は粛降(しゅくこう)、身体の上から下にうまく降りてこそ正常なのですが、風邪の後に肺の気が弱ったためにうまく下に降りなくなり、吐き気が残ったようです。さまざまな経絡(けいらく) 臓腑(ぞうふ)の異常がおこり頭の後ろが重くなり、集中できなくなり、不眠にもなりました。
身体が弱ったことからくるさまざまの不調を治すのは、鍼灸の得意です。「頭の後ろが重い」「集中できない、仕事に身が入らない」「吐き気がある」「眠れない」といった訴えはまとめて不定愁訴とよばれたりするのですが、伝統的中医学はそれぞれに理由を考え、状態を正確に診断して証(しょう)と呼ばれる身体の現状把握をします。それから弁証(べんしょう)と呼ばれる推論を経て、治測(ちそく)という治療方針をたて経穴(つぼ)を選び、そこに鍼や灸をしていきます。
患者さんからは「これは何に効くツボですか」といわれ「肺に効きます」とか答えていますが、じつはわかりやすくするために単純化して回答しています。実際は複数のツボをいっしょに使うことで複合作用、相乗効果を狙うのがプロのやり方です。

◆アンケート回答

鍼灸治療後の効果について
※回答 非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は0である。

※コメント
内科のお医者さんに「何やろうねぇ?」と言われ不信感をいだき、以前 こちらを利用してよくなったことを思い出し、今回もワラをもつかむ思いで来ました。本当にどうしようもなく、仕事にもならなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。コメント以上

◆自筆のコメントは以下からどうぞ
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※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

※ 1月は院内リフォームのため24日水曜から27日土曜を臨時休診させていただきます。
結は1989年に開院し、2000年に現在の建物に移転しています。17年たって内装も痛んできたので壁も天井も全面的に張り替えることにしました。一部の床の段差も直します。

◆1月の関西中医鍼灸研究会のお知らせ

1月21日 13時から 風邪と花粉症の講義と実技 
詳しくは以下の関西中医鍼灸研究会のHPをご覧の上 事前申し込みをお願いします。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/top.htm
posted by ゆい at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり