2017年12月26日

専門誌『中医臨床』2017年12月号に「耳管開放症と耳管狭窄症の鍼灸治療」掲載

IMG_0928.JPG結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。耳管開放症、狭窄症の患者さんをたくさん治療してきましたが、このたびその治療経験から「標準治療」をまとめ専門誌で発表しました。医療関係者、鍼灸師の方々は是非 書店でお買い求め下さい。
『中医臨床』2017年12月号(通巻151号)に「耳管開放症と耳管狭窄症の鍼灸治療」として掲載されています。
じつは突発性難聴と急性低音障害型感音難聴についても書いたのですが、紙面の関係からこちらは掲載されていません。関西中医鍼灸研究会の「中医研通信」2018年1月号に掲載しました。
特集/聴覚障害の中医治療の中の小川恵子先生のインタビューも耳鼻科疾患の西医的な見方と漢方からの見方がコンパクトにまとめられていて、耳鼻科疾患を理解するのに役立つものになっています。

今号の『中医臨床』には私が9月に招待された国際灸法大会の報告「杭州 第5回国際灸法大会からみえた中国の灸法界」という記事も書きました。
以下 『中医臨床』編集部による紹介文の転載です。


 ■新刊その1
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   『中医臨床』2017年12月号(通巻151号)発刊!
   【特集/聴覚障害の中医治療】
   鍼灸と漢方をともに活かす
    http://www.chuui.co.jp/chuui/002718.php
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 【特集/聴覚障害の中医治療】
  難聴は障害部位によって,外耳や内耳の障害による伝音難聴と,
  内耳の感覚細胞から大脳まで音を感知する神経の障害による感音難聴,
  さらにその両方の障害を伴う混合性難聴の3つに大別される。
 漢方では,伝音難聴では反復性中耳炎の予防面で,感音難聴では突発性難聴・耳鳴など,
  また聴覚症状に随伴して起こることの多いメニエール病などに対して使われることが多い。
  耳局所だけでなく,患者の証に応じた全体を治療することで
  現代医学治療にない効果を発揮する点は,他領域と同じである。
また耳は五臓すべてと密接に関係していることも重要なポイントである。

  本特集では,金沢大学附属病院 漢方診療科の小川恵子先生にインタビューを行い,
 わが国における難聴に対する漢方治療の現状やご自身の臨床についてお話をうかがった。
  標準治療が確立されている耳科領域だが,漢方だからこそできる役割のあることが
明確に示された。また,耳疾患は鍼灸が奏効することの多い領域でもある。

  近年,特に耳管開放症の鍼灸治療に力を入れ,手応えを感じているという
藤井正道先生に,本症に対する治療経験をまとめていただいた。

  中国においても難聴の中医治療の経験が積み重ねられており,
  特に中医耳鼻喉科学の第一人者である南京の干祖望先生の経験に学ぶ意義は深い。
  その他,朱良春先生,李振華先生,秦亮甫先生,路志正先生といった
現代中医を代表する老中医の経験についても紹介した。転載 以上

◆結は2018年は1月4日から開けます。1月は院内リフォームのため24日水曜から27日土曜を臨時休診させていただきます。
結は1989年に開院し、2000年に現在の建物に移転しています。17年たって内装も痛んできたので壁も天井も全面的に張り替えることにしました。一部の床の段差も直します。
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2017年12月22日

モクサアフリカ 伊田屋さんの講演

関西中医鍼灸研究会世話人の藤井です。
関西中医鍼灸研究会のHPに12月の伊田屋さんの講演の記事を掲載しました。機関紙 中医研通信2018年1月号のモクサアフリカの部分を切り取ったものです。中医研通信2018年1月号は年内に読者のみなさんの元にお届けします。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuihari/171209Moxafrica.pdf
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posted by ゆい at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年12月13日

寒さが意外な悪さをします

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。急に寒くなりました。

☆寒さが意外な悪さをします

寒さのために体調を崩される患者さんがちらほらいらっしゃいます。寒くなると肩がこったり腰が痛くなりますが、それだけではありません。
寒さも自律神経の不調に関係します。ぶるっと寒さを感じると血管は収縮し、熱を外に逃がさないようにします。交感神経優位という状態になります。身体と精神を緊張させます。

寒い部屋の中で我慢していると、緊張状態が続きリラックスできなくなり、疲れもとれなくなります。日頃から緊張気味の人、がんばりすぎる傾向にある人が寒い中でがんばっているとよけいに具合悪くなります。自律神経の働きが乱れ、ホルモン分泌の具合が悪くなる場合もあります。

伝統的中医学では寒が気の流れを滞らせるといいます。耳の周りの経絡(けいらく)、気の流れが悪くなると 耳管開放症や狭窄症の症状が悪化します。軽くなっていたパニック障害がひどくなることもあります。うつ病の気分の落ち込みも悪化します。もちろん鍼灸はよく効きますが、部屋を暖房で暖めることも予防に役立つのです。

朝 寒い中で寝起きに首が痛い、昼ごろには治るという人には早朝からの暖房をお勧めしています。寝違い予防にも役立ちます。タイマーでエアコンをつけてもらいます。エアコンの音が気になる人には オイルヒーターをお勧めしています。
暖かい朝食は言うまでもありません。

結のHPの以下の記事も参考にしてください。結は年末は28日木曜までやっています。
☆寒さもストレス
http://www.yuisuita.com/acupuncture/cat_body/entry_882/

写真は 12月9日の関西中医鍼灸研究会のモクサアフリカ講演会に登場した もぐさでつくったサンタさん イギリスの国際NGO モクサアフリカに送られました。アフリカの結核患者の補助療法にお灸が使われています。モクサアフリカのHPは以下です。
https://www.moxafrica-japan.com/

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posted by ゆい at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害

2017年12月12日

電車の運転士さんはサングラスをつけてもいいのでは、ホームドアも必要です

結(ゆい)鍼灸院の藤井正道です。患者さんがよくなって自信をつけていくのをみるのは本当にいいものです。
ある電車の運転士さんを治療しています。彼が新人研修の時に治療を受け始めてからですから、もう6年になります。最初の頃は調子が悪く 頻繁に来られていたのですが、最近は2〜3ヶ月に一度のペースです。よくなったからです。
最初は不安感を訴えていた彼に、先日「もうだいぶん自信がついたん違う」と聞くと「はい」とはっきり答えてくれました。若い方が成長していく姿をみると本当にうれしくなります。

電車の運転士さんに サングラス着用は認められていません。夕日に向かって電車を運転していくのは本当にまぶしいそうです。乗客の大切な命を預かる運転士さんが安全運転に集中できるようぜひサングラスを認めていただきたいものです。

電車が人身事故のためによく止まります。ホームに入る時は 本当に神経を使うそうです。目の前で飛び込まれては、急ブレーキをかけても間に合いません。電車が止まるのは、利用客も大迷惑ですが、何より人が亡くなるのを見せられる運転士さんには大きなストレスです。ぜひしっかりしたホームドアを設置して運転士さんを守ってあげて欲しいのです。
円滑な電車の運行は利用客のストレスもなくし、経済活動にも貢献するでしょう。

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記