2017年01月17日

阪神大震災から22年がたちました。

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。阪神大震災から22年がたちました。
無念の思いで亡くなられた犠牲者方々のために、祈りを捧げます。

私は吹田の自宅で地震にあいました。本当にこわかった。
電車が止まっていたため、バイクで結(ゆい)鍼灸院まで通勤。当時の結(ゆい)は老朽化した木造モルタル家屋の1階でした。ぺしゃんこになっている鍼灸院の様子を想像し、「一から出直そう」と自分に言い聞かせながらバイクを走らせました。
幸い鍼灸院はたいした被害もなく、そのまま営業。ラジオから流れてくる報道は被害の大きさを伝えるものでした。いてもたってもいられなくなりボランティアを志願し、やがて組織することになりました。当時の様子は以下からどうぞ
http://www.yuisuita.com/hobby/post/index.php
http://www.yuisuita.com/hobby/

最近は被災地の受け入れ準備ができてからボランティアに行こうというような報道が目立ちますが、行政がボランティアをさばく意欲と能力がない言い訳にすぎません。まあ無理もありません。行政も日頃からギリギリの人数でやっているのですから。

自分でものを考えられる人間なら、被災地でやることはいくらでもあります。社会福祉協議会や行政が受け入れを拒否していても、民間ボランティア組織が受け入れていることは多いのです。インターネットで探してみてください。阪神大震災から22年、民間ボランテイア組織は、地震を初めて経験するお役所よりも、よほどプロの人材が育っています。

昨年の熊本地震の時は、熊本駅に人材派遣のようなボランティアがいたそうです。各所で活動している民間ボランテイアに、ボランティア志願者をつなぐボランティアです。こういったことはテレビでは報道されません。
緊急時に行政のできることには限りがあります。民間ボランティアの活動を制限せず、民間ボランティアに仕事を託すような相互信頼の姿勢が大切だと思っています。

写真は阪神大震災の少し前に購入したモンベルのムーンライトテントに入って遊ぶ20数年ほど前の息子です。熊本地震 鍼灸ボランテイア、チームオレンジが御船町の避難所前に設営した治療用テント 一番手前の黄緑のテントが息子が遊んでいたものです。よくもってくれています。
モンベルは震災のたびごとにアウトドア義援隊を結成し災害支援活動を行なっている企業です。ムーンライトテントとは月明かりの下でも簡単に設営できるテントという意味です。

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◆関西中医研のお知らせ

1月21日(土) 18時〜21時
冨田会員の講義と実技「トラウマ、不定愁訴に対する鍼灸治療、EFT」
《場所》大阪市立総合生涯学習センター(大阪駅前第2ビル5F)  第5研修室

◆被災地復興バスツアーの紹介

5月の熊本地震の時に呼びかけた鍼灸ボランテイア、チームオレンジに参加された大分の鍼灸師の方が、被災地復興バスツアーをやります。御朱印帳製作のためのクラウドファンディングは成功したそうです。詳しくは以下からどうぞ。

【モニターツアー募集&御朱印帳予約ページ】
https://peraichi.com/landing_pages/view/f2jf0

posted by ゆい at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月09日

適応障害と診断され、休職していた心因性失声症の男性が治った

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。今回は適応障害と診断された心因性失声症の若い男性のお話です。

☆適応障害と診断され、休職していた心因性失声症の男性が治った

患者さんは20代後半の若者です。
1ヶ月前から声がでなくなり休職中です。精神科で「適応障害」と診断されていました。
持参された診断書には「抑鬱感、不安感、失声、身体のだるさなどの症状が強く日常生活に支障をきたしており」と記載されていました。実家に戻って静養中です。お母さんが心配そうにつきそっていらっしゃいました。
1回目の治療後 身体のだるさは改善しましたが、まだ声は出ません。
2回めの治療の時に失声は回復。
4回めの治療終了時に、アンケートを書いていただきました。まだ4回目のため集中力が本人さんが満足いくところまで回復していないのでしょう。身体的につらいところはないという状態でしたが、治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は2であるとなっています。

1ヶ月に8回治療し集中力も回復して元気に職場復帰されました。結局2ヶ月で職場復帰に成功しました。

アンケートでは
◆非常によい効果があった。ほとんど完全に治り苦痛がない。

◆治療前の苦痛を10とすれば今の苦痛は2である。
という回答をいただき以下のようなコメントもいただきました。

◆コメント
鍼灸による治療は初めてであったが、痛みもほとんどなく、すぐに効果がでたので非常に満足しています。ありがとうございました。
コメント以上

◆自筆アンケートは以下から
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☆適応障害とは

適応障害は、ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります(厚労省のHPより引用)
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.html

※治療効果には個人差があります。みなさんが同じように治るわけではありません。
※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | うつ、パニック障害

2017年01月07日

熊本大分地震 被災地復興バスツアーの紹介

昨年4月の熊本地震の後、5月に行なった鍼灸ボランテイア、チームオレンジで活躍された大分市の眞名井鍼灸研究所の河内輝美さんが、2月と4月に被災地復興バスツアーをされます。河内さんは私が呼びかけたチームオレンジの後もAMDA(アムダ)や災害鍼灸マッサージプロジェクトの鍼灸ボランテイアに参加して活動されました。

詳しくは以下からどうぞ

【モニターツアー募集&御朱印帳予約ページ】
https://peraichi.com/landing_pages/view/f2jf0

◆御朱印帳を作製するクラウドファンディングにもご支援を

河内さんは 熊本・大分地震復興支援のための御朱印帳を作製する資金のためにクラウドファンディングで資金集めをしています。クラウドファンディングは目標額に到達しなかった場合には、支援が全てキャンセルになるシステムで終了日は1月10日(火)23:00です。以下からどうぞ
https://readyfor.jp/projects/okaeri-koufukuron

写真は鍼灸ボランテイア、チームオレンジで活躍した時の河内さんと今回、復興バスツアーに向けてバスガイド姿になった河内さんです。
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posted by ゆい at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年01月06日

国際灸法大会で講演します

結(ゆい)鍼灸院の藤井です。あけましておめでとうございます。今回は中国のお灸のお話です。国際灸法大会で講演することになりました。

☆中国でお灸が大流行中

知人の中国のお灸屋さんの情報によると、中国では今、お灸が流行っています。お灸屋さんは日本に留学していた人で、帰国後は日本のお灸メーカーの下請けを10数年やっています。ところが近年は日本向けよりも中国国内向けの売り上げが急増、逆転しているそうです。

自宅でお灸をするのが流行っていて、ネット直売も盛んです。お灸の専門サイトには5000もの業者がいて、いろんなお灸やお灸用品を売っています。
テレビでお灸を指導する「お灸名人」も何人かいて、「お灸名人」は自分のブランドを設立して、お灸を売っているそうです。タレントさんが自分の服飾ブランドを立ち上げるみたいな話です。
健康に関心を持つ人が増えてお灸の売り上げが爆発的に増えている中国、富裕層だけでなく健康にお金を使える中間層が増えているのでしょう。

☆国際灸法大会で講演します

世界中医薬学会総合会 艾灸保健推進委員会主催の国際灸法大会で講演することになりました。昨年の第4回大会は蘇州で開催され4700人が参加しています。今年は中国の杭州で9月に開催されます。6000人予定とのこと。G20杭州サミットが行われたあたりと聞いています。
昨年の動画を見てその派手さに驚きました。講演者が赤じゅうたんを歩いて入場する学会は初めてです。学会ですが、お灸やお灸用品の見本市でもあるからでしょう。日本からはオムロンが参加していたので、お灸だけでなく健康関連用品も出展しているようです。
動画は以下からどうぞ。
http://mp.weixin.qq.com/s/4R_oNIhMMym4WxfUEwjgnQ
http://mp.weixin.qq.com/s/5k9PG3gp8KHFwlliR02wbQ

経済成長の中、食生活も変化し肉の消費も増加、パソコンの前で座り続ける中国人が増えています。要するに現代日本人のような疾患が増えているのです。先行した日本での治療経験の情報が求められています。日本のお灸メーカーも乗り込んでいって、どんどん稼げはいいと思うのですが、残念ながら動きは鈍いようです。

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posted by ゆい at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記