2016年03月07日

評価された鍼灸の役割「来るべき大規模災害にどう備える」

昨日 吹田の千里金蘭大学で「来るべき大規模災害にどう備える」という市民講座が開催されました。文科省の研究班が主催したもの。驚いたのは講演者の多くに鍼灸がかなり評価されていたこと。私が阪神大震災の時に鍼灸ボランティアを組織していた頃とは大違いです。
昨年の関東東北豪雨災害ではDMATから参加要請もありました。DMATは国の災害派遣の医療チームです。
こういった流れを作り出してきたのは東日本大震災や関東東北豪雨災害でも活躍していた災害鍼灸マッサージプロジェクトの鍼灸師たちです。
じつはこの講座参加の一番の目的は災害鍼灸マッサージプロジェクト代表 三輪正敬先生にお会いすることでした。東京から来られていて講座の後、いっしょに食事しました。私が東日本大震災の時、塩釜チームのリーダーをした時に電話やメールで何回も会話しましたが実は直接お会いするのは今回が初めて。災害ボランティアの分野で鍼灸業界をひっぱっていく若きリーダーに大いに期待します。

講演者の一人、阪大の精神科医 林紀行先生は、福知山線の脱線事故の被災者やご家族をTFT思考場療法を用いて治療されている先生。私の行なっている思考鍼でのトラウマ治療を紹介させていただきました。
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posted by ゆい at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記