2012年08月28日

月1回の片頭痛が治った

9月1日土曜は臨時休診です。ご注意ください。今回は頭痛が治った話です。

◆月1回の片頭痛が治った

持田(仮名)さんは30代の2人の子育て中のお母さんです。月に1度襲ってくるひどい片頭痛に悩まされていました。ふだんから肩こりもひどいのですが、片頭痛の時は突然のさむけから始まり、吐き気が出てきて実際にもどしたりもします。下痢にもなります。2回ほど治療したところ頭痛は出なくなり、肩こりもなくなりました。その後、軽い頭痛が一度出たものの治り、その後は1〜2週間に一度治療しながら快調に過ごされています。みなさま、どうぞ片頭痛をあきらめないでください。

持田さんの自筆のアンケートの写真はこちら
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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

◆9月22日土曜は祝日ですが平常通り診療します。
◆専門家、鍼灸学校学生の皆さんへ 日本中医学会学術総会のお誘い

9月1〜2日、東京で第2回日本中医学会学術総会が開催されます。詳しくは以下をご覧ください。
日本中医学会  http://jtcma.org/
事前申し込みは終了しておりますが、当日受付を行いますので、直接会場へご来場ください。昨年の学術総会では特別講演をさせていただきました。今年は9月2日午前の部のパネル・ディスカッション「日本に根付いてきた中医鍼灸」でパネラーとして出席します。
posted by ゆい at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 頭痛、肩こり

2012年08月16日

脊柱管狭さく症が治った

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。結(ゆい)は今日から平常通り開けています。今回は脊柱管狭さく症が治った話です。70代後半の患者さんですが、今ではすっかりよくなり自分で車を運転し週2回ゴルフを楽しまれています。

◆脊柱管狭さく症が治った

脊柱管狭さく症とは加齢とともに背骨の中の脊髄神経の通り道、脊柱管が狭くなってきて足がしびれて、少し距離で歩けなくなる病気です。足のしびれはしばらく休めば回復して、再び歩けるようになるのが特徴です。鍼灸でしびれはなくなり、長い距離も歩けるようになります。いったん治ってしまえばそうそう再発するものではありません。脊柱管が狭くなるのは元に戻せませんが、血流や神経の状態が回復すると考えられます。
坂下(仮名)さんは70代後半のお年寄りの男性です。最初は30mも歩けない状態。左の腰から足にかけてしびれて痛みます。
1ヶ月に8回治療したところ痛みはなくなりました。その後は週1回のペースで治療継続。2ヵ月後には普通にゴルフのコースを回れるようになりました。
脊柱管狭さく症は治ったのですが、本人いわく「元気にゴルフをするために」治療を続けています。
アンケートには「MRIで脊柱管狭さく症とわかり本格的に治療をしていただき最初は30mも歩けない状態でしたが今ではすっかりよくなりゴルフを週2回のペースで行っています。13000歩、歩いています。おかげで治療前のあの苦痛がうそのようになくなり毎日がうそのようです。」とコメントをいただきました。8月の炎天下、朝の9時から昼食休憩を入れながら昼の3時頃までゴルフをされています。その間、腰が痛くなったり脚がしびれたりすることは1度もないそうです。
坂下さんの自筆のアンケートの写真は以下から。
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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。

◆休診の予定等
9月1日土曜は臨時休診です。9月22日土曜は祝日ですが平常通り診療します。
posted by ゆい at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 腰痛

2012年08月03日

すぐに治った少女の捻挫

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。今回は捻挫のお話です。

◆すぐに治った少女の捻挫

鍼灸は捻挫の治療も得意です。とくに子供の捻挫は治りが早い。1〜2回で治っていきます。先日10代前半の少女がお母さんに連れられて来院されました。昨日、階段で足を踏み外して転倒してしまい、左足首をひねってしまったという訴えです。足を引きずりながら歩いています。鍼をするとすぐに回復、普通に歩き始めました。翌日はクラブ活動のバスケットボールも再開されたそうです。じつはこの少女、4ヶ月前も来院されています。バスケ中にジャンプした後、着地に失敗、同じ左足首をひねっています。この時は痛みのために左足を地面につくことができず右足でケンケンするように来院されたのが印象的でした。この時も1回で治り、すぐに足がつけるようになりました。
少々腫れが残っていても痛みはなくなり、普通に動けるようになります。腫れがひくのも早くなります。腫れているから痛いというのは思い込みでしかありません。じつは痛みは脳の記憶の面もあります。脳の記憶の情報は鍼の適切な刺激ですっと書き換えることができるのです。みなさんもせっぱ詰まった時はどうぞ鍼灸においでください。
写真のアンケートはお母さんに回答してもらいました。
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※治療例は個人情報保護の観点から、患者さんの年齢、状況を大勢に影響ない範囲で少し変えている場合があります。ご了承ください。
posted by ゆい at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年08月01日

日本中医学会学術総会のお誘い

結(ゆい)針灸院、関西中医鍼灸研究会の藤井です。今回は学会の案内です。専門家、鍼灸学校学生向けです。

◆日本中医学会学術総会のお誘い

9月1〜2日、東京で日本中医学会学術総会が開催されます。詳しくは以下をご覧ください。
http://www.jtcma.org/index.html
昨年の学術総会では特別講演をさせていただきました。今年は9月2日午前の部のパネル・ディスカッションでパネラーとして出席します。

☆パネル・ディスカッション「日本に根付いてきた中医鍼灸」の紹介
1970〜1980年台に日本にもたらされた弁証論治に基づく現代中医鍼灸はあくまで中国で生まれたものであり、日本の風土や社会状況に合わせて定着するには、それなりの時間が必要であった。それから20年以上の時を経た現在、時・地・人の随機制宜を踏まえた中医鍼灸の研究や臨床を行っているグループが日本各地に存在するようになってきている。今回の大会では、そうした地道な活動を続けてきた中で得られた問題や経験を出し合い、日本における「中医鍼灸」の今後のあるべき姿を討論する。以上

どうぞ上記のHPから参加申し込みをお願いします。9月1日18時からの懇親会には私も出席します。みなさん、語り合いましょう。
posted by ゆい at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記