ストレス脳とは脳の使いすぎなのが原因でストレスに過敏に反応し、オーバーヒート気味の脳のこと。ひどい肩こりや頭痛、腰痛に隠れていることもあります。自律神経失調症やパニック障害、うつ病や双極性障害なども含まれます。
日本大学医学部・脳神経外科学系 酒谷 薫教授とストレス脳を改善する鍼灸治療の共同研究をすることになりました。
酒谷 薫 先生は2012年5月15日放送のたけしの「みんなの家庭の医学」に出演、ストレス脳についてわかりやすく解説されています。解説は以下から
http://kenko.asahi.co.jp/broadcast_dtl.php?broadcastId=84
近赤外分光法、near‐infrared spectro-scopy(NIRS)、光で脳機能を測定する技術を用いて、脳のストレス状態を計ります。一定期間の鍼灸治療の後、再度計測、治療で脳の血流がどう変化したかを調べる研究です。研究の一環として鍼灸治療に関係ない方の計測をする場合もあります。
鍼灸治療をするとたしかに患者さんはよくなっていきます。けれどどの程度よくなっていったかは患者さんの感覚、楽になった感じに頼るしかありませんでした。ストレスを判断するのは、脳の前頭葉です。NIRS(ニルス)は脳のストレス状態がどう変化していったのかを光を使って客観的に画像で計測することができます。ストレス改善、ストレス性の病気改善の客観的指標となる可能性があります。
光を額にあてるだけですから安全です。痛くもかゆくもありません。レントゲンの被爆のような危険もありません。
◆ストレス脳の診断してみませんか。研究のためですから検査料はいただきません。
7月15日日曜 午後2時30分〜6時頃まで日本大学脳神経外科の竹村先生がNIRS(ニルス)の機器を使い当院でストレス脳の診断を行います。ご希望の方はお申し込みください。竹村先生は酒谷先生の研究室の方、NIRS(ニルス)研究のベテランです。
15日に来れない方も、お申し込みください。15日以降は当院に設置されたNIRS(ニルス)の機器を使い院長藤井やスタッフが随時、検査していきます。日時は後日、直接連絡の上ご都合に合わせて決めていきます。当面、検査するのは以下の方とさせていただきます。
1.結(ゆい)針灸院に過去にかかったことのある患者さん。現在、治療を受けている人も含みます。
2.結(ゆい)針灸院に1ヶ月以内にかかる予定のある方。
3.関西中医鍼灸研究会の会員の方。
☆Eメール mogusa@yuisuita.jp
までメールで申し込んでください。15日日曜を希望の方はその旨、明記ください。ただしご希望多数の場合はご希望に添えない場合もございます。その場合、後日検査します。
☆電話06-4307-3810まで申し込みのお電話ください。15日日曜を希望の方はその旨おっしゃってください。
